中央アフリカ 2014 | 中央アフリカ 2014 |
クセナカンサス Xenacanthus sp. (クセナカンサス科) |
オルサカンサス Orthacanthus sp. (オルサカンサス科) |
板鰓亜綱というのは、体の側面や下に何列もの鰓が並んだ、サメやエイの仲間です。この仲間は古生代デボン紀初頭に姿を現しました。古生代デボン紀に、クセナカンサス目に属するもう一つの原始ザメの仲間が出現していました。頭部に一本の棘があり背びれ基底が長く尻びれは2基で、雄には交尾器があるなどクルドセラケ類とは異なっていました。クセナカンサス類は、クルドセラケ類が滅亡した後も淡水域で生きながらえましたが、三畳紀に入って滅亡してしまいました。