ガボン 1996 | ガボン 1996 | ラオス 1993 |
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アレンガラゴ Galago alleni (ロリス科) |
ポト Perodicticus potto (ロリス科) |
ホソロリスの一種 Loris grasilis (ロリス科) |
ラオス 1993 | ラオス 1993 | ラオス 1993 |
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セレベスメガネザル Tarsius spectrum (メガネザル科) |
フィリピンヒヨケザル Cynocephalus volans (ヒヨケザル科) |
フクロテナガザル Symphalangus syndactylus (テナガザル科) |
マダガスカル 1961 | マダガスカル 1961 | マダガスカル 1961 |
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ハイイロキツネザル Hapalemur griseus (キツネザル科) |
エリマキキツネザル Varecia variegata (キツネザル科) |
マングースキツネザル Eulemur mongoz (キツネザル科) |
マダガスカル 1961 | マダガスカル 1961 | マダガスカル 1961 |
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カンムリシファカ Propithecus diadema (キツネザル科) |
インドリ Indri brevicaudatus (キツネザル科) |
ヴェローシファカ Propithecus verreauxi (キツネザル科) |
パラグァイ 1972 | 日本 2015 | フィリピン 1979 | パラグァイ 1969 |
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ヨザル Aotus trivirgatus (オマキザル科) |
ニホンザル Macaca fuscata (オナガザル科) |
カニクイザル Macaca fascicularis philippinensis (オナガザル科) |
フサオマキザル Cebus apella (オマキザル科) |
ウガンダ 1991 | 中華人民共和国 2000 | 日本 1982 | トンガ領ニウアフォアウ 1989 |
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サバンナモンキー Cercopithecus aethiops (オナガザル科) |
ゴールデンモンキー Rhinopithecus roxellana (オナガザル科) |
ニシローランドゴリラ Gorilla gorilla (ショウジョウ科) |
原始人類 Homo sapiens (ヒト科) |
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ゴールデンライオンタマリン Leontopithecus rosalia (キヌザル科) (霊長目) |
ワオキツネザル Lemur Catta (キツネザル科) (霊長目) |
ヴェローシファカ Propithecus verrauxi (キツネザル科) (霊長目) |
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メガネザル Tapius spectrum (メガネザル科) (霊長目) |
タイワンザル Macaca cyclopis (オナガザル科) (霊長目) |
サバンナヒヒ Papio hamadryas (オナガザル科) (霊長目) |
キンシコウ Rhinopithecus roxellana (オナガザル科) (霊長目) |
マンドリル Mandrillus sphinx (オナガザル科) (霊長目) |
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オランウータン Pongo pygmaeus (ショウジョウ科) (霊長目) |
オランウータン(子供) Pongo pygmaeus (ショウジョウ科) (霊長目) |
アウストラロピテクス・ボイセイ Australopithecus boisei (ヒト科) (霊長目) |
アウストラロピテクス・アファレンシス Australopithecus Afarensis (ヒト科) (霊長目) |
霊長目の特徴は、(1)手足に5本の指を持っています。(2)足の裏を踵まで地面に着けて歩き、樹上性でもあります。(3)目は大きく視覚が発達し、両方の目が並んで前方を向いています。色彩の識別も優れています。大脳の発達も特徴の一つと言えます。(4)寿命も比較的長く、最長は40年にも及びます。
ゴリラは霊長目の中で最大でがっしりと力強い、重量感のある体格をしています。体重は巨大な雄の成獣では200kgにも達します。
ヒヨケザルは樹上に生息するネコ程の大きさの動物です。体格は細身で、四肢は比較的長く、前脚と後脚がほぼ同じ長さをしています。頭部は小さく、両目が顔の正面に位置しており遠近感を捉える能力に優れています。これらの特徴は木々の間を滑空するのに適したものです。ヒヨケザルの最大の特徴は、首から手足、そして尾の先端にかけて、飛膜と呼ばれる膜を持つことです。この飛膜を広げることで100m以上滑空し、森林の樹から樹へと移動します。ただしコウモリのように羽ばたくことはありません。飛膜を持つ動物としては、齧歯目のムササビ、モモンガや有袋目のフクロモモンガなどが知られていますが飛膜は前肢と後肢の間にあるだけで、首から尾に亘るヒヨケザルのものほど発達した飛膜を持つ動物は他にいません。ヒヨケザルは臆病な動物で夜行性でもあるため生態は殆ど知られていません。草食性で発達した胃を持つため木の葉を消化することができます。