原トンボ目

コモロ諸島 1999アメリカ合衆国 1997
メガネウラ・モニイ
Meganeura monyi
(メガネウラ科)
メガネウロプシス・アメリカーナ
Meganeuropsis americara
(メガネウラ科)


トンボ目の化石は古生代二畳紀初期から発見されていますが、トンボ目に最も近縁と考えられている原トンボ目は、トンボ目より古い古生代石炭紀後半から三畳紀前期まで生存していました。トンボ目に似ていますが、翅には縁紋も結節もまた三角室もありません。つまり、翅脈が単純で特殊化の程度が低いのです。また、腹部はトンボの様に細くなってはいません。この目にはかって地球上に現れた最大の昆虫として有名な、翅の開帳が70cmのメガネウラ・モニイMeganeura monyi(フランス)や翅の開帳が75cmに及ぶメガネウロプシス・アメリカーナMeganeuropsis americara(アメリカ)などが含まれています。

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