ニューカレドニアの昆虫切手

ニューカレドニアは南太平洋上にあり、日本の四国と同程度の面積のグランドテールとイル・デ・パン、ウベア、リフー、マレの5島とその他の小島から成り、メラネシア人やポリネシア人が昔から住んでいました。1774年にイギリス人クックがグランドテール島を発見しニューカレドニアと名付けました。その後、フランス人ラ・ベルーズが訪れ、多くの宣教師も訪れ、1853年にナポレオン3世が仏領であると宣言しました。1887年までフランスの政治犯の流刑地でした。1946年に仏領の植民地からフランス海外領土に認められ、フランス共和国の一部でありながらニッケル鉱業と観光業を主産業として自治権を保持しています。
このニューカレドニアから、1977年に昆虫切手2種が発行されました。
2005年に、甲虫切手3種が発行されました。すべてハムシで統一された生態的な切手です。

New Caledonia ニューカレドニア
1977.2.21 昆虫切手
キリギリスの一種
Pseudophyllanax imperialis
(キリギリス科)
カミキリムシの一種(成虫と幼虫)
Agrianome fairmairei
(カミキリムシ科)


1997.6.25 昆虫切手
キンカメムシの一種
Tectoris diopthalmus
(キンカメムシ科)
セミの一種
Kanaka gigas
(セミ科)
コウモリガの一種
Aenetus cohici
(コウモリガ科)


2005.12.8 甲虫切手
ハムシの一種
Bohumiljania caledonica
(ハムシ科)
ハムシの一種
Bohumiljania humboldti
(ハムシ科)
ハムシの一種
Cazeresia montana
(ハムシ科)


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