モーリタニアの動物切手

モーリタニアは日本の約3倍の国土を持つが大半はサハラ砂漠で陸地面積に占める耕地面積の割合は1%です。北アフリカの先住民ベルベル人が10世紀頃から遊牧を始め、17世紀以降はヨーロッパ人の進出が本格化し、1903年にはフランスの保護領が確定しました。1958年にフランス共同体内の自治国となり、1960年に独立しました。ただし、1978年にクーデターが発生してから90年代まで軍政下にありました。1992年に複数政党制による大統領選挙が行われ、以降民主化が定着しつつあります。
このモーリタニアから1969年に爬虫類を描いた切手5種が発行されました。その後1977年に動物切手5種が発行されました。翌1978年にも動物切手6種が発行されました。

Mauritania モーリタニア・イスラム共和国
1969.5.5 爬虫類切手
オニオオトカゲ
Varanus griseus
(オオトカゲ科)
ヨコバイクサリヘビ
Aspis cerastes
(クサリヘビ科)
クロクビコブラ
Naja nigricollis
(コブラ科)
アフリカニシキヘビ
Python sebae
(ボア科)
ナイルワニ
Crocodylus niloticus
(クロコダイル科)


1977.3.14 動物切手
ヤルカンドノウサギ
Lepus yarkandensis
(ウサギ科)
キンイロジャッカル
Canis aureus
(イヌ科)
イボイノシシ
Phacochoerus africanus
(イノシシ科)
ライオン
Panthera leo
(ネコ科)
アフリカゾウ
Loxodonta africana
(ゾウ科)


1978.2.28 動物切手
セーブルアンテロープ
Hippotragus niger
(ウシ科)
トムソンガゼル
Gazella thomsonii
(ウシ科)
アフリカマナティー
Trichechus senegalensis
(マナティー科)
タテガミヒツジ
Ammotragus lervia
(ウシ科)
アフリカゾウ
Loxodonta africana
(ゾウ科)
ダチョウ
Struthio camelus
(ダチョウ科)


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