チリ 1948 | エクアドル 1992 | 日本 2010 | モナコ 1970 |
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オタリア Otaria byronia (アシカ科) |
ガラパゴスアシカ Zalophus californianus wollebacki (アシカ科) |
ゴマフアザラシ(幼体) Phoca largha (アザラシ科) |
ゴマフアザラシ Phoca largha (アザラシ科) |
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トド Eumetopias jubatus (アシカ科) (鰭脚目) |
オーストラリアアシカ Neophoca cinerea (アシカ科) (鰭脚目) |
セイウチ Odobenus rosmarus (セイウチ科) (鰭脚目) |
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ゼニガタアザラシ Phoca vitulina (アザラシ科) (鰭脚目) |
ゴマフアザラシ Phoca largha (アザラシ科) (鰭脚目) |
ミナミゾウアザラシ Mirounga leonina (アザラシ科) (鰭脚目) |
アゴヒゲアザラシ Erignathus barbatus (アザラシ科) (鰭脚目) |
アシカ、オットセイ、アザラシはいずれも分類学上は鰭脚目という項目に入ります。ヒレのような脚を持っているから鰭脚目です。同じ鰭脚でも、この3種類の動物の間には大きな違いがあります。アシカとオットセイは同じアシカ科ですが、アザラシはアザラシ科で分類上も別の種族に属しています。
第1の違いは耳で、アシカの仲間の耳殻は外に出ているに対して、アザラシ類の耳は内側にあり、耳殻は無いです。脚の機能も違い、アザラシ類の脚は基本的には海で泳ぐためのもので、後方に向いている後ろ脚は水から上がってしまえば何の役にも立ちません。アザラシは前脚だけで地上を這っていきます。しかし、水中ではこの脚が威力を発揮します。指の間についている水かきでスイスイと泳ぎます。一方、アシカ類の脚は、もともと地上で体を支える役目を持っていて、不格好ながらも4本の脚で歩けます。