ナミビア 2003 | 南アフリカ 2008 |
カカトアルキ Mantophasma zephyra (マントファスマ科) |
カカトアルキ Mantophasma zephyra (マントファスマ科) |
2002年に、ナミビア共和国のプラントバーグ地域と南アフリカ共和国のナマカランド地域で新しい目の昆虫「マントファスマ」が発見されました。新しい目の昆虫の発見は1914年のガロアムシ目の発見以来88年ぶりの事で、昆虫界の大ニュースとして各種メディアで広く取上げられました。
マントファスマは、顔はカマキリに体はナナフシに似ている事から、カマキリとナナフシのラテン語名をつなげてマントファスマと呼ばれています。また、昆虫は普通足先のツメを地面に着けて歩きますが、マントファスマはつま先を上げて踵でユーモラスに歩く事からカカトアルキという和名が付けられました。