イタリアの昆虫切手

イタリアは地中海に突き出た長靴状のイタリア半島とシチリアなど70の島からなる国で、ローマ近郊にはバチカン市国も抱えます。紀元前27年に帝政ローマが成立。395年に東西に分裂し、476年には西ローマ帝国が滅亡しました。以後、東ゴート族が侵入し、フランコ王国、神聖ローマ帝国の支配を経て、12世紀以降は小都市国家乱立時代を迎えました。15世紀から16世紀にかけてはルネサンス文化が興隆しました。19世紀に入って独立・統一機運が高まり、1861年に王国が誕生し、オーストリアとの戦争を経た1870年に統一が実現しました。ムッソリーニ内閣の誕生は1922年です。1937年に日独と防共協定を結び、第二次大戦では枢軸側で戦いましたが、1943年のクーデターで崩壊しました。連合国側への無条件降伏を経て、1946年の国民投票で王政廃止を採択し、1948年に共和国として発足しました。
このイタリアから1953年にミツバチを描いた切手1種が発行されました。
2002年にヨーロッパミヤマクワガタを描いた切手1種と花を描いた切手2種から成る切手3種が発行されました。

Italy イタリア
1953.4.30 昆虫切手
セイヨウミツバチ
Apis mellifera
(ミツバチ科)


2002.10.11 昆虫切手
ヨーロッパミヤマクワガタ
Lucanus cervus ♂
(クワガタムシ科)


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