ガーナには、15世紀以来ポルトガル人を中心にヨーロッパ人が遣ってきて金や象牙などの奴隷貿易を行い、19世紀には英国の植民地となりました。1949年に建国の父「エンクルマ」が独立運動を本格化させ57年トーゴランドを合併して独立を達成し60年にはエンクルマを大統領とする共和制に移行しました。しかし1966年の軍事クーデターでエンクルマ大統領は失脚し、その後もクーデターが相次いだ。1992年に大統領選が行われローリングズが大統領に就任し、以来複数の政党による選挙が行われ民主化が定着しました。
このガーナから1991年に昆虫切手8種と小型シート1種が発行されました。アフリカ特産の昆虫が生態的に描かれています。
2002年に昆虫切手6種と小型シート1種が発行されました。幼虫はアリジゴク(英語ではAnt-lion)として知られているウスバカゲロウが初めて切手に登場しました。
Republic of Ghana ガーナ共和国
1991.10.25 昆虫切手
オサモドキゴミムシの一種 Anthia anthia (ゴミムシ科) |
オンブバッタの一種 Zonocerus zonocerus (オンブバッタ科) |
アフリカケラ Gryllotalpa africana (ケラ科) |
ゾウムシの一種 Gen. et sp. Indet. (ゾウムシ科) |
エゾイトトンボの一種 Coenagrion coenagrion (イトトンボ科) |
メクラカメムシの一種 Sahlbergelia sahlbergelia (メクラカメムシ科) |
サシガメの一種 Gen. at sp. Indet. (サシガメ科) |
オオズハンミョウの一種 Megacephala megacephala (ハンミョウ科) |
クサカゲロウの一種 Lacetus lacetus (クサカゲロウ科) |
2002.8.26 昆虫切手
トゲムネバッタの一種 Phymateus viridipes (バッタ科) |
ウスバカゲロウの一種 Tomatares citrinus (ウスバカゲロウ科) |
コシブトハナバチの一種 Amegilla acraensis (コシブトハナバチ科) |
タランドスオオツヤクワガタ Mesotopus tarandus (クワガタムシ科) |
ヒトツメカマキリ Pseudocreobotra wahibergi ♂ (カマキリ科) |
カミキリムシの一種 Phosphorus jansoni (カミキリムシ科) |
ヒトツメカマキリ Pseudocreobotra wahibergi ♀ (カマキリ科) |