ボリビアの昆虫切手

ボリビアは、日本の約3倍の面積を持つ南米大陸の内陸国です。13世紀にインカ帝国の一部に組み入れられ、1532年以降スペインの植民地となりましたが、1820年代に入りペルーと共にスペイン軍を破り、1825年にペルーから分離して独立を達成しました。しかし、1879年からの対チリとの戦争に敗れ太平洋岸の領地を奪われ、1930年代のパラグアイとの戦争にも敗北し一部領土を失っています。1952年からの左翼政権時代を経て、1964年以降も左右両派による軍事クーデターが相次ぎ、1982年まで軍政が続きました。1982年の民政復帰後も、左翼政権、中道右派政権が繰り返されています。
ボリビアから2001年に6種の昆虫切手が昆虫切手が発行されました。ヘラクレスオオツノカブトやシワバネクワガタやテナガカミキリなど、南米特産の昆虫が取り上げられています。

Bolivia ボリビア
2001.8.30 絶滅に瀕した昆虫切手
Scott:1149 Scott:1150 Scott:1151
キリギリスの一種
Saltamolites sp.
(キリギリス科)
オオカマキリ
Paratenodera aridifolia
(カマキリ科)
ナンベイオオヨロイバッタ
Tropidacris latreillei
(バッタ科)
Scott:1152 Scott:1153 Scott:1154
ヘラクレスオオツノカブト
Dynastes hercules ♂
(コガネムシ科)
テナガカミキリ
Acrocinus longimanus
(カミキリムシ科)
フェイスタメルシワバネクワガタ
Sphaenognathus feisthameli
(クワガタムシ科)


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