アイスランド 2007 | トルコ 1980 | モーリタニア 1989 | スロベニア 2001 |
カバワタフキマダラアブラムシ Euceraphis punctipenni (アブラムシ科) |
アリマキの一種 Aphis aphis (アブラムシ科) |
ワタアブラムシ Aphis gossypii (アブラムシ科) |
モモアカアブラムシ Myzus persicae (アブラムシ科) |
ポルトガル 2020 |
ブドウネアブラムシ Daktulosphaira vitifoliae (ネアブラムシ科) |
アブラムシ類は、ほとんどの野菜につく害虫で、葉や茎から植物体の汁を吸って生活しています。葉が黄色く変色したり奇形になり、順調な生育が妨げられます。主要な野菜につくアブラムシは約30種が確認されていますが、同じ種でも季節や生活環境によって姿や色が変わることがあります。春から秋の間は、葉に羽のない(無翅)型のアブラムシが集まっています。株から株へと移動する能力は低いのですが、わずかな期間で子供を増やすことができます。数が増えすぎて生活しづらくなると、羽のある(有翅)型のアブラムシが生まれてきます。有翅アブラムシは風に乗って長い距離を移動することができ、適当な場所にたどり着くと再び無翅アブラムシの子供を増やしていきます。