北の国から’02遺言
あれから4年。草太の牧場を受け継いだ牧場の経営に失敗した純と正吉は富良野から姿を消した。
「あれからの四年間に起こった事を、何から話したらいいのだろう。
お兄ちゃんならうまく伝えてくれるかもしれない」
蛍の語りから始まる
残された蛍と快は富良野にアパートを借り暮らし、蛍は看護婦として富良野の病院に勤めながら快を育てる。
五郎は相変わらず、麓郷でゴミを集め廃棄物だけで雪子の住む家を作たりしながらも
孫の快と遊ぶのが何よりの楽しみと言う日々を送っている
16歳になった大介が雪子の元を訪ねて来た。ケイタイばかりカチャカチャやっていて
口も聞こうともしない大介に雪子も困惑する
ある日五郎のもとに中畑和夫が娘すみえを連れて来た
結婚相手の正彦が五郎の廃棄物の家をいたく気に入り自分たちの新居も同じように
廃棄物で建ててくれと頼む電気は糞で作るバイオ発電にすると言う。
そんな時、純と付き合っていたシュウが五郎を訪ねて来た
何年ぶりかで訪れたシュウ「なつかし お父さんの体の焚き火の匂い」
五郎「悪いな。3日ほど風呂に入ってないんだ」
シュウが風呂を焚いてくれると言う風呂に入る五郎
、シュウがポツリともう来れないと言う「神戸にお嫁さんに行くことが決まったの」
純に手紙を渡したいから居場所を教えてと言うシュウに五郎は「もう忘れろ」
「渡したいならおらが送ってやる。テラスの上にでも置いときなさい」
純に別れの手紙を残し去っていくシュウ
その頃純は各地を稼ぎの良い仕事を求め転々としていた
知床の羅臼と言う町で漁師の拓ちゃんの使ってない番屋をたたで借り
ごみ収集の仕事をしていたが借金の返済はサボったままだった
純は偶然小学校の時の恩師涼子先生と出会い涼子先生の教え子だった
高村結に恋をするが結は人妻だった事は純は知らず付き合っていた。
やがて寅二と拓ちゃんに結は人妻である事を告げられる
拓「いつかもその嫁にチョッカイを出した若い漁師が仲間もろとも半殺しにされて流氷の海に叩き込まれた」
寅二「あんとき一人死んだんじゃなかったけ」
純の手がブルブル震える
しかも厄介な義理の父親と暮らしている事をしる
その頃富良野では体に不調を感じる五郎が梅干療法を成田新吉を教わり試したが
結局病院で精密検査を受ける事に。
一方中畑和夫の妻みずえの癌が再発する
五郎が建てかけて止まっている家を娘すみえ新居として至急建てるように頼み込む中畑和夫
中畑和夫「時間無いんだ急いで建てなねえと間にい合わなくなっちまう」
どこまで事情を知ってるのか知り合いがみんな毎日手伝い来ている
新居の建築が黙々すすんでいる
飲み屋で酒を飲んでいる五郎と新吉
遺言を書く事を新吉に勧められ遺言のベテラン山下先生を紹介してもらう
教える代わりに山下も廃棄物で作る家の建て方をおしえてくれと言う
そんな中トドが羅臼から五郎を訪ねてくる
建築現場に現れるトド五郎の仕事ぶりを関心している見ていると手伝いの物と間違われ
仕事の手伝いをさせられるトド、みんなが仕事が終る中一人黙々と物陰でアスファルトを張っている
五郎が気が付き「もう帰ってもいいですよ今日は。ご苦労さん」
五郎はてっきり働きに来た人かと思い謝る五郎
トド「あんた、凄い人だ」とにかく感心する