秋尾敏の世界俳紀行『地球の季節』に戻る
カルモナはセビリャ近郊の街
漆喰の剥落石の街残暑
残虐王ペドロ一世の屋敷 跡を利用して建てられた パラドル(国民宿舎)
石の壁石の道どこまでも残暑
同上
残虐王が探していたのは丘の上の秋
パラドルの脇に残る遺跡
カルモナの遺跡の鳩はいつも遠くに
パラドルから見渡す農地
見はるかすことを権力というのだ秋風よ
カルモナの街並み
石壁を風曲がり行き夏果てぬ
秋立つも四十数度石の街