オックスフォード    秋尾敏の世界俳紀行『地球の季節』に戻る


 哲学が犇めく街の夏休み

 ベル鳴ってベッドが硬い朝曇

 日盛や罅のガラスで切手商

 石塀に自転車凭れたる晩夏

 新涼の俳句が積まれ石の家


 
 HAIJINが饒舌になる残暑光

 

 教会が鋭くて雲遠巻きに

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