東京市浅草区馬道町一丁目十八番地
其角の系統。晋柳崕の門。和歌も柳崕に学びたしなむ。
麗や悠然として鳥の舞う 「麗」とか「悠然」とか概念的ですが、それが新しかったのかもしれません。 夏断して無念の時ぞ生仏 鳴やみて淋しうしたり蟋蟀 雰囲気がありますが、考えればあたりまえとしか言いようがありません。 ささ鳴や雨のひと日も油断なき 教訓調です。
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