なつかしの単車「RS」

 

バイクブームが入るか入らないか日が月始めた頃、YAMAHAからRZ250が、出たときは衝撃的だった。そのころ、新しく2スト250を開発するメーカーなどいないなかでの、スーパー250。なにしろ、250ccで35馬力のエンジンなんだから驚いた。

ホンダも対抗馬(RZキラー)としてこのRSを市場投入したけど、ちょっと毛色の違う250だった。
なにしろ、エンジンはオフロードのXLベースの単気筒、パワーも非力。でも、そのデザインと運動性能はRZにひけをとらないとバイク雑誌はみんな言っていたような気がする。
単気筒なのに、デュアルマフラー!なんだこりゃ〜、ロードスポーツなのにキックしかない。ステップをたたまないとキックできない。(そのご、変わったかもしれない)

ちなみに、このRS最高速は140キロも出なかったと思う。(RZは150キロ以上でたのにね・・・)それでも、峠に行けば、ヒラヒラと大排気量車を蹴散らしてぶっちぎれた強者だった。こんなに、コンセプトのハッキリした単車は当時は無かった。
もう、4〜5年早く私が生まれていたら絶対新車で買ったと思ういい単車なのだ。

ホンダの市販車のなかでも、名車っていえるんじゃないかな?2代目RSがでてから、パットしなくなったけど、ホントは個性的な初代デザインのまま長く生産続けてほしかったです。

そのご、RZの正式対抗馬として、250cc35馬力エンジンを引っ提げたVTがでてからますます陰が薄くなってしまったのだ。
 
 

性能: 排気量248cc 出力25馬力  トルク2.1kg/m 全長2055mm 重量125Kg

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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