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セガスタ9月号
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2000/9/25(月) わけわかんないけど多忙?

TGSが終わってゲーム業界仲間のみなさんからの楽しげなメールが行き交う月曜日、僕はネットイベントに関わるD-DIRECTの特別コーナーの問題点洗い出しと対応、そして目の前に迫った@baraiの最終準備作業への突入とバタバタとした1日を送った。

最後の夏休み旅行の予定も仕事でダメになってちょっとブルー。こうなったら10月終わりか11月あたりに南の島へ行ってやる!(笑)

えっと、D-DIRECTのネットイベント期間限定物販で、いくつか連絡事項です。「チャンネル5アナログ盤」が大好評で売り切れましたが、なんとか追加入荷のメドが立ちましたので、数日中に販売再開できそうです。

「ファンタシースターオンライン」「サンバDEアミーゴ ver.2000」「ソニックチームVM」がそろって大人気ですが、こちらは売り切れになることはありません。せっかくの機会なのでバンバン予約してくださいねっ!
なお、「ファンタシースターオンライン」に関してはさまざまなお問い合わせをいただいておりますが、2〜3日中に、たくさんいただいている質問に対する回答をいたしますので、ちょっと待っててね。

各開発会社がデザインしたウィンブレやテレカもぜひぜひヨロシク!

2000/9/24(日) 再び、幕張へ!

午前3時に寝たばかりだというのに午前5時過ぎに落雷のスゴイ音で目が覚める。
なんかその後もしばらくものすごい雷が続いて、「ゴゴゴゴーーッ……」って地響きのような音がして、なんとなくそのまま眠れずに朝を迎える。

目が覚めてしまったので仕方がないと思い、午前5時ってのを幸いにサイバークラブの状況をチェックしたり、ホームページ作りをしたりして9時ごろまで過ごす。が、やはり眠くなって12時まで寝て(笑)、起きてシャワー浴びて幕張に向かう。

途中、横浜でまたもやDVDを買ったりしながらね……(笑)。
みなさんからお薦めってメールをいただいた「ラヂオの時間」「海の上のピアニスト」、雑誌でちょっと誉められてて気になった「リビング・デッド・ガール」、昔好きだったよしみで「13日の金曜日 ジェイソンの命日」、そして「スリーピー・ホロウ」と。
観てもないのにいきなり買っていいのか? とか思いつつも「明日は給料日だし、ま、いいか」な〜んて買ってしまう自分……。

今日、幕張に行ったのは「ファミ通DC」がTGSの会場横でトークイベントをやってるのに参加するため。毎回TGSのセガブースに来てくれるみんなと少しだけでも今回も会えたらって思って、片道2時間かけて行ったのでした。

でも、行ってみると、やっぱ年に1回か2回しか会えないみんなとたくさん会えたから、「来て良かったな〜」って思いつつ、でも、相変わらず答えにくい質問されちゃって困ってしまう竹崎なのであった。が、来週もめげずに東京ジョイポリスへ行くぞ!
来てくれたみんな、ありがとう。
この場を提供してくれた「ファミ通DC」のみなさん、ありがとう。

2000/9/23(土) みんなの集まる円卓

なんだかんだで朝帰りとなった僕は、とりあえず数時間仮眠をとって、気になるネットイベントにアクセスして状況を知ろうとするのだが、僕の契約プロバイダーも重くなっていて、サイバークラブも重くなっていてどうにもこうにもチェックできない状況に。
やっぱネットイベントって難しい〜!(その後はネットが軽い時間を狙って見ることにするのだが……)

寝不足で疲れながらもネットの状態も悪く、外は土砂降りの雨。
こんな時は自宅でちょっとアンニュイな映画かな〜(またかいっ!)って、LDの「ミセス・パーカー」を出してくる。
これは、アラン・ルドルフ監督の1994年の作品で、以前セガスタで書いた僕の好きな「モダーンズ」より後で「アフター・グロウ」より前の作品。文学的な香りは「モダーンズ」に近く、ちょっと僕の個人的嗜好に近い映画である。

「ミセス・パーカー」は1920年代のニューヨーク文化とその中心で生きた文化人達の姿を描く物語。
この「ジャズ・エイジ」と呼ばれた時代に、アルゴンキン・ホテルでは、作家・批評家・ジャーナリスト・役者・音楽家などなどの文化人達が毎日昼食時に集まっては円卓を囲んでいろいろな文化や作品や人生について語り合っていた。

そんな円卓の中のひとり、詩人で作家で批評家のドロシー・パーカーという女性を主人公に、彼女の生き様とその時代の空気をこの映画は切り取って見せる。
彼女は外目には強い凛とした女性であったが、精神的にはいつも孤独や不安にさいなまれ、酒とタバコに溺れ、本当に好きな男といっしょになれないことから無理矢理次々と恋をしようともがきながら生きていく。

映画としては感動的な物語でもわかりやすい物語でもないが、この時代の雰囲気をなんとなく感じられるのは楽しい。……というか興味深い。

それに、僕はこの円卓を囲んでみんなで集まっていろいろ議論するってちょっといいなぁって思う。
もともと仕事で知り合った仲間と仕事半分交流半分でみんなで集まってお酒を飲んで食事しながら、いろいろ議論するのって好きだから、僕もこの円卓に参加してみたかったなぁなんて思ったりするのだった。

さらに、「ナビィの恋」という中江裕司監督が1999年に撮った沖縄を舞台としたおばあちゃんとおじいちゃんの恋の映画を観る。

これはもう、「なんて素敵な純愛物語なんでしょう!」って映画で、登場人物がいちいち愛らしくて素晴らしくて心がスッとする作品。
19歳のときの悲恋の想いをずっと胸に抱いて生きてきたおばあちゃんと、彼女を暖かく見守り支えてきたおじいちゃんの夫婦があまりに素敵で、おばあちゃんは可愛くて、おじいちゃんは本当に心優しい。

そんな姿を非常に美しく心情豊かに描いたこの作品は、ぜひみんなにも観てほしいなぁ……って思わせる力を持った作品なのでありました。

すっかり心が洗われた僕は、ここんとこずっと考えてた個人ホームページのi-mode移植作業を午前3時までやって、眠りにつくのだった。(10月中には立ち上げます。)

2000/9/22(金) 出展してないTGSは

そんなこんなで朝までにはネットワークイベントも無事に(?)始まり、自宅のPCでソニックチーム秋祭りとか見て回ったりして、ちょっと楽しんでみたり。
一番乗りで秋祭りBBSに発言しようとして、BBSの登録してなかったために書き込めず悔しい想いをしたりして(笑)。
何やってんだよ、このセガ社員は……(俺のこと)。

最初はどうなることかと思ったけど、ネットを使った24時間どんな場所からでも参加できるイベントって悪くないなぁって、あらためて思う。いかんせん、もうちょっと告知が行き届いてもっと盛り上がりがあったら良かったんだけど……。

な〜んて書いてたら、その後、アクセスが殺到してネットが重くなったり(さすがに重くなるとツライよね)、ソニックチームのサーバーは人気が集中しすぎて落ちたり、D-DIRECTの特設ページもなかなか立ち上がらなかったりといろんなことが起こってしまい、現時点でのネットワークイベントの怖さも思い知ることに……。厳し〜ッ!(苦笑)

さて、発売日も2000年12月21日に決まった(これで、21世紀をネットワークゲームしながら迎えられるってわけだ)「ファンタシースターオンライン」ですが、予告通りD-DIRECTで先行予約を開始しました。
ずっとナイショで進めてきた予約特典の内容ですが、予約者全員に製品版発売より先行して「ファンタシースターオンライン ネットワークトライアル版」というソフトをプレゼントして、製品版に先駆けて「ファンタシースターオンライン」を楽しんでもらおうという企画です。

ご存じの通り「ファンタシースターオンライン」っていうのは家庭用ゲームで全世界をつなぐ初の試みにトライするソフト。それだけに予約をしてくれる方は、「この新しいゲームを誰よりも早く体験してみたい!」と思っているはず。
僕らとしては、そんな期待を実現することが最高の予約特典になるんじゃないかと考えたんですね。しかも、先行するネットワークトライアルによって本当に大勢の人がネットワークにつないだときに何が起こるか、どこにみなさんが不満を持たれるかを知ることができ、その意見を製品版に反映させることで、いわばみなさんに開発の途中に参加していただくわけです。

また、同時に12月14日発売の「サンバDEアミーゴ ver.2000」の先行予約も受け付けています。こちらは「ファンタシースターオンライン」のような奇抜な企画が思い浮かばなかったので、マウスパッドと時計というダブル特典付きになってます。
こちらも、普通、5800円のソフトを売るのでは考えられない予算をかけてやってますので、この機会をお見逃しなく。ま、お祭りのときくらいは販促費使ってもいいよね!(笑)

とまぁ、いろいろ書きましたが、今日はそんな中、TGSに出かけました。橘ドットコムの会でよくご一緒するロボットの倉澤さんがカプコンステージに出ると言うことで、会員は12時前にステージに集合ってわけで(笑)。
「鬼武者」のCGは本当にスゴイんだけど、これを作ってるのが倉澤さんなのだから、まったく恐れ入ります。

ステージが終わった後みんなで昼食をとって、午後はトゥナイト2の橘さんと倉澤さんとTGS会場をひととおり回って、いろんな方に挨拶してそのままつるんで飲みに行ってしまうのでした……(笑)。

出展者じゃなくてTGSに来るとなんて楽なことか。
他社イベントに来たときと同じような気楽な気持ちで見学して、それでもドリームキャストタイトルは仕入れのこととか考えて観察したりするのでした。

そういえば、SCEIの佐伯さんにも久しぶりに会ったなぁ。
ゆっくり話せなかったのがちょっと残念(笑)。

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