2000/7/2(日) 新幹線に落雷!
せっかく京都に来たので、今日は亘編集長に少しだけ街(いや、都って感じかな)を案内してもらう。
うだるような暑さのなか四条あたりを散歩して、さば寿司がとても美味しいと評判の「いづう」というお店で昼食。
店主のお話だと、さばの季節は1〜3月で、今の時期は解凍したものを使っているため本来の美味しさは味わえないんですってことだったが、それでも十分に美味しくて、いつか季節に合わせて再び来店せねばなるまいと思った(笑)。
その後、八坂神社を経由して高台寺を訪れる。
かんかん照りの空にやにわに黒い雲が拡がりはじめたのを見て、ひとまず高台寺の書院で茶をいただきながら休憩をとることにし、ほどなく降り始めた激しい通り雨の間、風流な建物の中から高台寺の庭園を眺めつつ雨をやりすごす。
こうやって見ていると、建物から見える景色についても綿密に計算され尽くして建物が設計されていることがわかり、日本古来の建築の「美」についてあらためて感心させられた。
早めの夕食は、いつも行列ができる親子丼の店・ぎおん下河原「ひさご」にて、その有名な親子丼を食べてみる。
下味のきいた鶏肉をふんわりとやわらかく覆う卵が非常に美味で、多少お腹がはっていた僕だったのに、つるりと全部食べてしまった。
こうして美味しいものを食べ、京都の情緒を楽しんだ後、亘編集長と共に東京へ。
名古屋をすぎたあたりから空は一面かき曇り、雷がとどろきはじめた。
やがて、目の前がピカッと光ったと思ったら、瞬時にして車内は真っ暗、新幹線はゆるゆるとスピードダウン。
車内アナウンスによると、雷がこの新幹線に落ちて、一時停電になったらしい。でも、ブレーカーが落ちたときと同じで十数分程度で電気は戻り、多少遅れは出たものの無事に東京まで戻って来ました。
今日は日本文化の美しさをあらためて感じたり、新幹線に落雷したりと、なかなか貴重な体験をした1日。
たまにはこういう1日もいいもんだな〜(笑)。
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