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セガスタ6月号
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2000/6/30(金) 第2回ドリームライブラリがスタート!

「第2回こそは余裕をもって臨もう」と思っていたドリームライブラリがまたもやギリギリな進行に……。やはりネットワークの企画ってなかなか思うようにはいかないもんだ。
ここまではなるべく早くみんなに届けないとってギリギリなスケジュールでやってきたんだけど、万全の準備を終えてからまだ余裕を持って臨めるくらいの姿勢でやってかないとネットならではのトラブルを回避するのは難しいですね〜。

でも、前回同様18時を目標にし、ちょっと遅れたものの19時ごろにはなんとか立ち上がる。来月はもっと余裕を持とう。
でも、良いラインナップを組みたいと思ったら、なかなかギリギリまで話がまとまんなかったりするんですよね。

ドリームライブラリのホームページ自体も、もっといろいろ楽しげなものにしたいと思います。D-DIRECTのリニューアル準備がほぼ終わったので、今度はこっちを……。

とりあえず、みなさん、ドリームライブラリでも遊んでくださいね〜!

2000/6/29(木) D-DIRECTリニューアルのポイント

というわけでリニューアル内容を発表し、来週月曜の開店のために一時お休みに入ったD-DIRECTなのだが、早速みなさんから寄せられた疑問に少しだけお答えしますね。

(1)ドリームキャストソフトの値引き販売について

これは、基本的に一律10%OFFという値段設定を考えています。
3月以来、D-DIRECTを「ひとつのお店として」きちんとやっていく前提で何度もみなさんから意見や要望をいただきましたが、ほとんど全員から指摘を受けたのがソフトの値段のことでした。
一般のお店では割引価格で売られているのに、メーカー直販のD-DIRECTが定価で売っているのは「売る気がないとしか思えない」という耳が痛い指摘ですね。D-DIRECTもひとつのお店だと言うなら、他の店と同じようにお客様に提供する値段のことも考えるべきだということで、これはしかりごもっともだと。
ただ、メーカー直販だからといって2割3割当たり前で値段を下げるのも行き過ぎてますし、送料を負担していただいてもちょこっとみなさんがお得になる、しかもお店で実際に売られている値段に近いところでという考えから10%OFFという基準を決めました。
「送料払ったら定価とあんまり変わんないじゃん!」ってご指摘もあるかと思いますが、そこはネットでポンと予約しただけで発売日に確実にご自宅までお届けするっていう便利さこそがサービスなのだとご理解いただければ……。

(2)D-DIRECTオリジナル商品の販売について

これも同じく、「セガが直接やってるお店なのに他と同じものしか売ってなければ面白くない」「ここでしか買えないものを販売してください!」という指摘をめちゃめちゃたくさんいただいたことから検討してきた課題でした。
ただ、なんでもかんでもD-DIRECT専売にすれば良いってことではなく、広く売っていきたいものはやはり店頭に並ぶべきだと思います。
じゃあ、どんなものだったら専売に向いているのか?
その答えが今回の「ドリームキャスト:スーパーブラックモデル」とかお金をかけたビジュアルメモリ(笑)です。
メッセサンオーに遊びに行ったとき、稲越店長はなんとドリームキャストを持っていないことが判明。「どうして買わないの?」って聞いたら、「色が嫌いなんですよ〜。
歴代のセガハードのように黒かったりするとすぐに買うんだけどさぁ」って話があって。
で、何人かに話を聞いてみると、やはり同じようなニーズはチラホラとあるんですよね。
じゃ、パチンコ店向けに作った黒い本体R−7の部品をうまく活用して(イチから作るとまた大変なので)100台くらいなら作れないかな〜って企画を進めていきました。
さすがに「128BITっていう金文字をフタに書く」という企画はボツりましたが(笑)。
一方、ビジュアルメモリのオリジナルデザイン版も似たような話で、大きなニーズはなくても小さなニーズがある商品なら個数を限定さえすれば(確実に売り切る数であれば)作ることができるのでは? ってところから発想しています。
流行の携帯電話のようなカラーのVMがあるといいよねって僕らは簡単に思うけど、その塗装をすると通常のVMを製造するのに加えて300円コスト高になるからあきらめましょうっていうのが今までの話。でも、僕個人ならば、携帯電話でもシステム手帳でも多少高くてもデザインの良いものが欲しいわけです。
300円コストがあがるなら、300円加えた売値を設定すれば成立する、でもそのニーズは決して「マス」ではない。ならば、数を決めて製造して、在庫を一括できちんと管理できるD-DIRECTに並べて、僕のようにそれを欲しい人にだけ買ってもらえれば実現可能な場合だってあるわけです。
そういったわりきりをしたことで、はじめて今回のような商品を作ることができました。みなさんにとって、これが望んでいたものだといいんですけれど……。

(3)配達時間帯指定の実現

D-DIRECTのもっとも優れたサービス「自宅に届く」というポイントは、逆に「自宅で届くのを待たねばならない」という”諸刃の剣”的な弱点にもなっていました。
最近ではそれを解決するためにコンビニでの受け取りとかいったサービスが出てきて、実際にD-DIRECTでもそういった方向性を模索し交渉中なんですが、その前に確実にやることがあるだろう、と。
それが正確な「時間指定配送」の実現でした。
今回のリニューアルで、予約したソフトは、希望の日の希望の時間に配達がされるようになり、これまでに比べて遙かに”待っていただく時間”を短縮できると思います。
このために、4月から運送業者を変え、今まで以上に配達の部分にお金をかけるようシステムを構築してきました。注文した荷物の追跡も当然できますので、ずいぶん待つ身に優しくなるんじゃないかなぁ。
実は、今回いちばんやりたかったのはここでした。

というわけで、今日はこんなところで。

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