セガ竹崎のセガスタ!日誌
現在のセガ竹崎(5分に1回更新)

「セガスタ日誌」は、セガ社員・竹崎が最新のSEGAゲーム情報から身のまわりで起こったゲームに関係ない出来事までバラエティ豊かな内容を日記風にお送りするコーナーです。


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竹崎のコラムや自作短編小説はこちらに掲載!

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2002/06/01(土)
僕の毎日
いろんな本を読んで、いろんなサイトを見て、セガ公式サイトやD-DIRECTの未来を考えている。生活の中のいろいろな瞬間や、世の中にあるさまざまなサービスに触れるたびに自分が何を感じるか、他人だと何を感じるか……ということを考える。

そんないろいろな場面で感じたことや考えたことをどういった形で自分の仕事に反映するか? そんな想いは"呪い"のようにいつも自分につきまとう。

でも、そんな仕事ができることがまた、楽しいんだよなぁ〜!! ちくしょう。


2002/06/02(日)
はねる髪
伸びた後ろ髪が襟に当たってはねるので、髪を切りに行った(笑)。

待ち時間に雑誌を読んでいたら、最近「アドカード」(カフェなどで無料で配布されている宣伝用ポストカード)に代わって「アドコースター」が登場した話が。なるほど、同じように紙に印刷するモノならコースターもアリだなと思って携帯にメモる。そんな僕を店のスタッフが「何してるんですか?」とのぞき込む。

午後、映画館で見損ねた「オー・ブラザー!」をDVDで見る。結構わけわかんないとこあるけど(良い意味で)、HAPPYで面白い出来に満足。ミニシアター系の良い映画は休日に行くと混んでて入場できないことが多いので、最近はDVDをホームシアターで…というパターンに陥りがち(笑)。

休みもいろいろやることあるな。部屋の片付けは静かに進行中です〜。


2002/06/03(月)
奥の手は人の手(笑)
先週末に「セガ公式サイト」でE3で公開された映像を公開したところ、アクセスが集中してどうにもこうにもならなくなってしまったことはお伝えしましたが、サーバーや回線の強化にすぐに着手することはできないので、今すぐできる対策を……その名も「アクセス分散」(爆)。

そんなわけで、ゲームスポット様のご協力をいただきまして、ゲームスポットの方でも順次「E3映像」を公開していただくことになりました。「セガ公式サイト」がbusyでデータが落とせないときは、ぜひゲームスポットもチェックしてくださいね〜。H副編集長、ありがとう(涙)。

さて、D-DIRECTのチーム(今春から「Eコマースチーム」という名前になりました)では、今日から微妙に新体制。より効率良くクオリティの高い仕事ができるように、今後2ヶ月かけて業務や人の再配置に取り組んでいきます。……そして、その先にはまたまたD-DIRECTの大幅リニューアルも検討中!

D-DIRECTのリニューアル検討と同時に「セガ公式サイト」の見なおしもやってまして(役割が違うだけで、どちらも同じセガサイトだからね)、両方合わせて『セガのホームページを通じてセガのお客様のために提供できるサービスは何か』『どのようにサイトを構築することが一番お客様にとって便利なのか』というあたりを徹底的に考えています。あまり過大な投資をしなくていい範囲で、ですけどね(笑)。


2002/06/04(火)
面白いことをいろいろやろう!
朝、コンビニに入った瞬間、店内の冷房が妙に清々しく心地よい。あ、これって"夏の感触"だ。今年は夏が早い。

さて、1ヶ月ほど前の日記で6/13発売のPS2用ソフト「LE MANS 24 HOURS」関連の馬鹿馬鹿しくて素敵な企画を思いついた話を書きましたが、これが現実になりました! ふとした思いつきからスタートし、スタッフみんなで実現に向けて準備して、ついに昨夜外部に向けてリリースしたその内容は……。

今月6月15,16日にフランスで開催される「第70回ル・マン24時間耐久レース」とまったく同日同時刻に、セガ本社においてセガ社員が「LE MANS 24 HOURS」のウリのひとつである「24時間プレイモード」で24時間レースに挑む! しかも現実のレースにならってドライバーは1チーム3名。ドライバー交代はピットイン時のみだッ!!

ベタですんません(笑)。しかーし! あえてゲームのウリである24時間モードに社員自ら挑戦してその面白さ(過酷さ?)を世に知らしめるのも良いではないか!! ……いや、良いんじゃないのかなぁ〜と思ったのでございます。

今回のウリは、「予算を超える体力と情熱!」「マスコミの皆様、26時間いつでも取材対応いたします!!」「一般の皆様にはセガ公式サイトで24時間リアルタイムレポートします!!」。てなわけで、「LE MANS 24 HOURS」の面白さを少しでも世に伝えたいという志を持つ社員で運営するこの企画、ぜひ応援してくださいね(笑)。

6月7日12時〜6月14日12時の間、セガ公式サイトにて、勝利予想でプレゼントが当たる企画も実施しますので、みなさん、ふるってご参加ください!!


2002/06/05(水)
どきばぐ!
「ウェブサイトを使ってできるサービス&プロモーション」という観点でいろいろ考えてきたことが、なんとなく自分の中でまとまってきたので、具体的なプランニングに移行中。やることいっぱいあって楽しいかも(笑)。

今日は久しぶりに柴田亜美先生と会いましたよ〜。お食事しながら日本酒をガンガン飲んだ先生はすっかり酔っていらっしゃいました(微笑)。最近は連載も増えて大変そうですが、今日お元気な姿を見てちょっと安心しました。ま、僕が心配しなくても大丈夫なんですけどね。

現在、たくさんの方に「トライアル」に参加していただいているゲームキューブ版「ファンタシースターオンライン エピソード1&2」の発売日が2002年8月8日に決定しました!


2002/06/06(木)
フレンズのDVD買わなきゃ…
今日は元上司・岡村さんが副社長の会社に仕事の話で行ってきました。なにか面白くて両方の会社にとってプラスになる仕事ができるといいですねぇ。

夜は「PlayStation Awards 2002」へ。セガからも「VF4」と「サカつく2002」が50万本以上のヒットということで表彰されました。ソフトメーカーとしてやっている以上、こういった場所ではガンガン表彰されるようにならないといかんのだなぁ……とか思いながらステージを見る。

イベント終了後は、業界関係者で怪しい(?)お食事会。食事は美味いが、話の中身はちょっとハードね……(笑)。

さて、今日も「セガ公式サイト」に面白い記事が追加されました。セガ懐かしの名作を振り返る「名作アルバム」の第3回は「フリッキー」。当時、デザインを担当した川崎さんが明かす衝撃の事実の数々にはセガファンもビックリ!? あと、写真とテキストによる「E3レポート」も追加!

D-DIRECTでは、今週はDCから2作「KOF2000」「ファーストKiss★物語2」が予約開始。「サッカーゲーム特集」も始めましたよ〜。あと、ついに「オマケ付 ROOMANIA#203」のオマケのデザインが公開されました!! これは欲しいかも……。


2002/06/07(金)
午前3時の壁
予告どおり「セガ、ル・マン24時間耐久レースに参戦!?」ホームページがオープンしましたよ〜。いよいよ来週末に迫った24時間耐久レース、果たしてどんな結果になるのか。いや、勝負の行方ではなく、このイベントそのものがどうなるのかな〜???って(笑)。

先にDC版「ル・マン」が出て以来、独自で24時間レース企画をやっていただいている方もおられるようなので、今年はそんなみなさんとも間接的に勝負ですね!! まぁ、無理せず楽しくやりましょう。

深夜、いつも客として通っているレストランにて、店が落ちついて仕事をあがったシェフの方と一緒にお酒を飲みました。シェフと客という関係では何度も顔を合わせているふたりですが、同じテーブルに座ってゆったりとお酒を交わすのは初めてで、非常に楽しかった……のですが、シェフの仕事終わりを待つ間にもお酒を飲んでいた竹崎は、朝ふつうに起きていたこともあって午前3時前には眠くなってしまい、お先に失礼してしまいました。せっかくの機会なのに、なんだか申し訳なかったなぁ。


2002/06/08(土)
なんて優雅な休日
今日はもともと予定があって1日スケジュールを確保していたのですが、それが飛んじゃったので、いきなり優雅な休日に……(笑)。

朝からゆったり気分で掃除&洗濯&アイロンがけを済ませてしまい、14時ごろに近所のオープンエアのカフェで本(<この本がインターネットビジネスの本で、ちょっとお洒落じゃない…)など読みながら、ちょっと遅めの昼食。今日はすごく良い天気だったけど風があるので、日陰にいればかなり気持ちよい。「う〜ん、まさに休日の午後!」と、風景や太陽や風を満喫。

その後、ワインショップへ行って、お店の方のおすすめワインをグラスで飲ませてもらいながらいろいろ話をしてワイン選び。高いワインは僕のターゲット外なので(笑)、安くて美味しいワインを探す。

夜、DVDで「フレンズ」第4シーズンを見ていたら友達から連絡があって、ウチで映画を見ることに。3人でワインを飲みながらスタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」を見る。やっぱキューブリック作品は"空間の芸術"だから、大スクリーンで見るに限るな〜。

2人が帰った後、仕事メールをチェックして、さらに「フレンズ」を見つづける。第4シーズンは、ちょっとパワーダウンしてるかも……。


2002/06/09(日)
自分の国という意識
日本中がワールドカップで盛り上がっている今日。一応、時代の流れに取り残されないように、僕らもお祭りに参加することにしました。

友達の誕生日会をかねてみんなで集まり、夕方からお誕生日を祝って、20時からは「ロシア戦」観戦。みんなが1週間悩みまくって準備したケーキやプレゼントで第1部を盛り上げ、適当にお酒が入ったところで第2部「日本代表応援」です。

いちおう場を盛り上げるために用意したユニフォームやTシャツを着て応援していたのですが、ホントに日本が強かったから「すごいなーっ!」と感動しました。

僕は近くなのでタクシーで帰ったのですが、電車で帰った人によると渋谷や新宿などの街角でも、電車の中でも大変な盛り上がりだったそうで……。こういった団結とか盛り上がりの中で、また日本そのものが元気になるといいよね。


2002/06/10(月)
D-DIRECTは人手不足
今週から取り扱い開始の商品が多くて、D-DIRECTはドタバタ。久保店長とキング今井さんが必死にホームページを作成しています。

今週、D-DIRECTにはちょっと変わった商品が入荷します。その商品は……「CX-1」。知ってますか? かつて販売されたTVとドリームキャストが一体になっている機械です。ドリームキャスト本体もすっかりなくなってしまった今日この頃ですが、なぜか「CX-1」が発見されまして、D-DIRECTで販売することになりました。

う〜む。この調子でメガドライブ「テトリス」でも発掘されないかな(<発掘されませんっ!!)。

今日は「歴代ハード携帯ストラップ」の金属パーツのサンプルが出来あがってきて、なかなか素晴らしい完成度に感激したり、週末の「ル・マン24時間耐久レース」でドライバー社員が着用するツナギが出来てきて笑ったり……なかなか楽しい1日でした。


2002/06/11(火)
ちょっとやってみたいかも
今日は「Xbox Conference 2002 Summer」が行われ、僕は午後の「流通&ソフトメーカーの回」に参加してきました。

セガ関連の発表だけ報告しますと、アミューズメントヴィジョンがXboxのオンラインゲーミングサービス機能を最大限に活かしたオンラインバトルゲーム「スパイクアウト エクストリーム(仮称)」の制作を発表。

そして、Xboxのオンラインゲーミングサービス「Xbox Live」の「スタータキット」(今秋発売予定/6800円)に、Xboxボイスコミュニケータ、12カ月分の「Xbox Live」使用料などに加えて、Xbox版「ファンタシースターオンライン」が同梱されることが発表されたこと。

会場では、実際にボイスコミュニケータで話をしながら「ファンタシースターオンライン」をプレイするデモが行われて、かなりの評判でしたよ(笑)。確かにテキストを打ちながらプレイするのとはちょっと違うよね。仲良し友達と遊ぶなら断然この方がラクかも……。

そんなこんなで。今日は他にも大事なミーティングが多かったので、ちょっと疲れました〜。けど、明日もがんばろう。


2002/06/12(水)
ツチノコじゃないけど
でっかい話もちっちゃい話もいろいろ揃った今日この頃。いろいろありすぎますが、まずは今週のD-DIRECT関連を……。

明日からいよいよゲームキューブ「ファンタシースターオンライン エピソード1&2」の通常予約受付開始。先行でネットワークトライアルをお申し込みいただいた方を含め、予約者全員に「メモリーカード用シール」をプレゼントします。これは、トライアルに参加されている方からいただいた「メモリーカードを見分けるのにシールがあれば便利」というご意見を反映したもので、何枚かのシールがセットになったものを考えています。

あと、D-DIRECT限定取り扱い商品「オマケ付 ROOMANIA#203」の予算をギリギリまで調整して、オマケを増やしました!! すでにご報告していた「オリジナルTシャツ」「チビネジフィギア」に加え、「特製トートバッグ」がついちゃいます。うーむ……商品名も「豪華オマケ付 ROOMANIA#203」にしょーかな?(笑) 予約特典「ネジタイヘイ部屋クラフト図」のデザインもできて、だんだんPS2版「ROOMANIA#203」も面白くなってきたぞ〜っ!!

で、これは金曜日からの受付になりますが、ドリームキャスト内臓TV「CX-1」という幻の商品をD-DIRECTで仕入れ販売します。価格もかなりお買い得になってますので、ぜひご注目くださいね!


2002/06/13(木)
とんでもほうはん
今日は朝9時からずぅぅ〜っと会議・来客・取材等々が続く、ハードな1日でした(笑)。でも、終わったから、いいや(爆)。いろいろ新しい話もあるので、アタマ使っていろいろ考えます。

今日は話のネタがないので映画「模倣犯」のことを少しだけ。

「なんじゃこりゃぁ〜っ!?」

唯一誉められる点は、「この映画を見てから原作を読んでも、なんら原作の面白さが損なわれることがないこと」。つまり、原作の良さをひとかけらも映画にできなかった珍しい作品。

「あの原作を映画にすることは難しいからねぇ……」とか言ってられるレベルを遥かに超えたトンデモ映画に、茫然自失。


2002/06/14(金)
日本は決勝リーグへ
今日も日本はW杯でものすごい盛り上がりでしたね〜。僕も夕方ちょっと渋谷にいたんですが、身動きできない程の人・人・人…で驚きました。

仕事のほうは今日も会議アリ、取材アリ……充実の1日。明日が「ル・マン24時間耐久レース」なので、その準備も進んでいます。

今日発売のゲーム誌では、E3前後のドタバタの中で発表された「グランドヒート」が記事になっています。これは、海外で発売されて大ヒットしてるレースゲーム。PS2、Xbox、GCと3機種で出ているこのゲームを、日本ではセガが販売しようってのが今回の計画です。

なぜセガがこの「グランドヒート」を売るのかというと、単純に「面白いから」。最近の車ゲームはリアル志向で操作が難しいゲームが多いのですが、たまには簡単操作でスカッと爽やかな爆走ゲームがあってもいいんじゃない? ってことで、まさにそっち系の「グランド・ヒート」をセガで売り出すことになったのです。「クレイジータクシー」も売ってる会社ですし(笑)。

とはいっても、レースゲームなだけにその面白さは文字や写真だけじゃ伝わりにくい。なんでもかんでも24時間レースするわけにはいきませんが(苦笑)、「グランドヒート」の面白さをみなさんにお伝えできるよう、これからいろいろ工夫していきたいと思ってます。


2002/06/15(土)
24時間耐久レース、スタート
ついに今夜23時から「セガ ル・マン24時間耐久レース」がスタートする。レースに備えて昼寝をしておかねば…(<僕はレーサーではないのだが)…と思っていたのだが、オーダーしていたLD用の棚が思いがけず早く届いたため、つい棚の設置&LDの収納をはじめてしまい、気がつくと夕方。

全身汗だくで疲れ切った体を熱いシャワーで洗い流し、さらに追加すべき棚を東急ハンズにオーダーしに行ってから、差し入れ買って会社へ。

セガ本社のホールを使った手作りイベント会場は、スタッフの頑張りでなかなかそれらしい作りになっている。う〜ん、素晴らしい! ドライバーは青のツナギにヘルメット。そうそう、"遊び"はとことんやんなきゃいかんよね!

そんな感じで23時、大スクリーンでは実際のフランス、ル・マンでのレースの生中継映像を流しながら、「TEAM SEGA」の最初のドライバーがスタートしたのであった!!(笑)

……と、ここまで書いてセガスタをアップしようと思ったら、サーバーが重くてアップできない。ま、まさかそんなにたくさんの方が「セガ ル・マン24時間耐久レース」を見てくれているの!?


2002/06/16(日)
無事、完走!
引き続き、「セガ ル・マン24時間耐久レース」が続く日曜日。相変わらず「セガ公式サイト」にはアクセスが多いみたいで、重くなってます。なかなかアクセスできない方、ごめんなさい……。

さて、レースの方はもっと悲惨なことになるんじゃないかと心配していたのですが、意外とみんな元気で、だんだん文化祭準備で徹夜してるようなノリに……(笑)。交代で仮眠をとったり、差し入れを食べたり、生中継のカメラを使ってひとコマCMしたりしながら、和気あいあいと24時間を闘い続けました。

いよいよ23時、フランスで行われている本物のレースのベスト3の記録に食い込もうと必死の「TEAM SEGA」でしたが、力およばず、本物のレースの結果なら4位と5位に入る成績で24時間を完走(TEAM SEGA の370周は、本物の3位チームと1周差)。クラッカーを鳴らしてゴールを祝いました(笑)。

なにはともあれ、トラブルもなく、みんな元気に24時間レースを耐久できたので良かった良かった。日本全国で同時刻に24時間レースに挑まれた方もお疲れ様でした。

……と、余韻を噛み締めていたいところですが、休むまもなく大道具小道具の撤去作業が続きます。


2002/06/17(月)
懲りない面々
セガサターンリュックの製品も完成し、今週の配達を待つばかり。歴代ハード携帯ストラップも完成形が見えてきた。そんな中、D-DIRECTスタッフは次なるオリジナルグッズ企画を鋭意検討中だ。

前回みなさんにお答えいただいたアンケート結果を片手に、コスト&クオリティ&商品価値のバランスを考え、次々と企画を考えてはボツにしていく。そうやって生き残った企画だけが近日、またみなさんの目に届くことになるでしょう……。

さて、昨日の夜中まで24時間イベントをやっていた割にはほとんどのスタッフが出社した今日、みんな「眠いー」「疲れた…」「熱が出た〜」なんて言いながら夕方にはへばってきていた。そこで、夜になって仕事のキリがいいところで「プチ打ち上げをやろう!」と、会社の近くの焼肉屋に繰り出し、最後の元気で盛り上がった。

驚くべきは、今回24時間走ったドライバー(社員)がみんな「リアルのレースに負けたのが悔しい」「来年こそ勝つ!」「来年はオートマをやめてスピートを上げる」などと、今回の企画に懲りるどころか来年もチャレンジする気持ちになっていることだった(笑)。いや〜、やっぱセガって元気な会社だわ。


2002/06/18(火)
映画好きの戯言
今日もちと大きな話があったりしたんだけど、書けない話ばっかなんで、全然関係ない話を書きます。

前にもちょっと書いたけど、映画館のサービスについて。

よく休みに映画館に行くんだけど、まず映画館で映画を見るって決めたら劇場と上映時間を調べないといけない。自分で見たい映画を自分の好きな時間に見ることは当たり前のようにできず、上映時間に合わせて劇場に行く。

で、劇場に出かけていったところ「満員で入れません」「立ち見になっております」ということが普通に起こる。これもこれで仕方がない…かもしれない。

人気のある映画を確実に見ようと思ったら、上映時間より1時間とか早めに劇場に行って、階段等に立ったまま並ばされて、ヘトヘトになってようやく座席に辿り着き、そこからさらにコマーシャルや予告編をたくさん見せられる。

たったひとつの映画を見るために、僕らはどうしてこんなにも労力と時間を費やさねばならないのだろう? その割には映画の代金って高くないか?

そういった問題点を少し解決した劇場もある。シネコンは前日からチケット発券が可能で、座席指定で、座席数分しかチケットを売らない。一部劇場では「プラス数百円」で座席予約ができたりする。

だけど、根本的には当然劇場側が配慮すべき部分をいまだ配慮していないというのが現状だと感じる。「プラス数百円」がなくても座席予約ができておかしくないと思うし、前売り券を買った人でも座席予約できてしかりだと思う(たいていの座席予約は前売り券が使えない)。

最近、またヒット作が続いているから、当面はお客様を立たせようと待たせようと大丈夫なのかもしれない。だけど、こういう調子がいいときにこそ直すべき点をきちんと直しておかないと落ちるときには一気に落ちるんじゃないかな。

僕みたいに"普通じゃない"くらい劇場で映画を見る人間ですら、映画館に行くたびにストレスを感じ、入れなかった時などは「もう、この映画は劇場で見るのやめた。DVD出てからホームシアターでいいや!」と思う回数が増えてきている。

これからの時代、お客様に余分な負荷をかける商品(または、サービス)は、お客様から敬遠されていくと思う。解決できないものは仕方がないが、解決できる部分は早急に手を打つべき。これは映画だけじゃなく、僕らの仕事でも同じなのだけど……ね。


2002/06/19(水)
ディープ・ブルー・コンタクト
「このゲーム、見た目は面白くなさそうだけど、遊んでみるとすごく面白いんです」ってプレゼンされるゲームがある。実に、よくある。

そんなゲームを、遊んでみなくても面白そうに見せるのが宣伝とか広報の仕事だったりするのだけど、どんなに工夫して画面写真をとっても普通にしか見えなくて、動画で見せてもイマイチ面白く見えず、ゲーム内容をどう文面に起こしても際だって面白そうに読めない……。「でも、やったら面白いんです」……果たしてこのゲームは売れるだろうか?

そのゲームがホントに人に勧めたくなるほど面白かったら、「これは面白いよ!」ってクチコミが拡がって、じわじわと売れていくかもしれない。でも、実際にゲームを発売して、そんなクチコミが起こらなかった場合、やはりそのゲームには「クチコミで拡がるほどのパワーがなかった」のだと思う。

自分がゲームを買うとき、何をもって6800円なり5800円なりを出すことに決めるか考えてみよう。

好きなシリーズ。好きなクリエイターが作っている。タイトルが面白そう。テーマが面白そう。キャラクターイラストがいい。雑誌記事を読んだらゲーム内容が面白そうだった。雑誌での評価が高い。友達に薦められた。店でパッケージが目を引いた。売上ランキングで上位の売れセンである。etc.

ヒットする作品にはヒットする要素がある。それは流行による一過性のものかもしれないし、普遍的なものかもしれない。でも、"心に引っかかる要素"が何もなければ、誰も手に取らないし、TVや雑誌でも取り上げられにくい。

昔、「ディープ・ブルー・コンタクト」というゲームが開発されていて、タイトルだけ聞いていた時にはイルカが出てくるゲームか潜水艦のゲームかなって話していた。果たして、発売に向けたミーティングの際にこのゲームが映画「遊星からの物体X」みたいなホラーアドベンチャーだとわかって驚いたものだ。

その際には開発側とマーケティング側がタイトルや売り方で真っ向からぶつかったのであるが、最終的にこのソフトは「ディープ・フィアー」というタイトルで、ゲーム中には出てこない"女性が水中に引きずり込まれて恐怖に顔をゆがめている"恐ろしげなビジュアルとホラー映画ばりに作った予告編で売り出して、それなりの成功を収めた。

これは、もともとのゲームに"わかりやすい売れる要素"があったからできたのだと思う。誰にでも伝えられる"ウリ"があるかないか。そこがお客様をキャッチできるか否か、最初の分かれ道なのだ。

"わかりやすい売れる要素"がなければ絶対売れないと投げるつもりはない。それでも売るために、伝えるために最大限の努力をするのが僕らの仕事だ。せっかく作ったゲームを、少しでもたくさんの人に遊んで欲しいと思う気持ちは、作る側も売る側もまったく同じ。

だから、ゲームを作る人も、パッケージを作る人も、広告を作る人も、広報を担当する人も、営業をする人も、みんながもう少しずつ「このゲームをたくさんの人に手にとってもらうためには何をしなければならないか」を考えながら取り組んでいかなければならないのだと思う。自戒もこめて……。


2002/06/20(木)
そろそろボーナス商戦!?
今日からD-DIRECTではGBA「サカつく」が予約開始。これでついにいつでもどこでも「サカつく」ができるようになるんだねぇ〜。なんか感慨深い。あと、PC「パワースマッシュ」も予約開始。PS2「メモリアルソング」は3大特典で。カプコン新作やベスト版も続々入荷してます!

今日は昼休みにちょっとした余興をやりまして、なかなか楽しい1日でした(笑)。


2002/06/21(金)
思いっきりネタバレ
「セガ ル・マン24時間レース」をさすがに24時間は見てられなかったよ〜。でも、竹崎さんカメラに映った?

な〜んてメールをいただいたりしていますが、「セガ公式サイト」では本日、24時間動いていた中継カメラの連続静止画像1万枚以上から多少動きのある画像を厳選して「ライブカメラダイジェスト」をアップしました。ま、中継画像なのですごく面白いというわけではないですが(笑)、24時間の流れと雰囲気は伝わると思います。結構、みんな細かい1コマ宣伝してるし……(笑)。

最近の雑誌では「スターウォーズ エピソード2」の、ほとんど映画の終わりまでストーリーが書かれている記事が目立つ。今回は「隠さず見せる」宣伝方針らしいけど、これはさすがに……。「エピソード2」を観に行く人は、うかつに雑誌記事を読まない方が映画を楽しめますよ! ホントに。


2002/06/22(土)
空を飛ぶ! 目が燃える!
先週土曜日「セガ ル・マン24時間耐久レース」に向かう前に注文した(笑)棚が届いた。LD収納用に試しで買った棚が良かったので、一気に追加注文したものだ。

キッチンの荷物をどけ、棚を部屋の奥の壁際一面にセットし、そこに、ダンボール箱で30箱もあったレーザーディスクを整理しながら収納していく。実は、結構大変な作業なのです(苦笑)。

朝から夕方までノンストップで作業して、LDどころか20年近く聴いていないアナログレコードまで全て収納することに成功した僕は、キッチンの充実に必要なものを買いに出かけ、勢いで映画「少林サッカー」を観てきたのでした〜。

「少林サッカー」は、安っぽくいところもあってヘンな映画だけど、とにかくものすごいパワーに溢れていて、強烈なギャグ漫画の最盛期を一気に見せられるような勢いがあるスゴイ映画だった……。めちゃめちゃだけど、素晴らしい。

こんな映画だったら本当は日本の方がもっと上手く作れそうな気がするのだが、日本は中途半端に洗練されている分、こういった映画が作れないのかなぁ……とか思ったりして。

とはいえ、とにかく「少林サッカー」は、一見の価値アリです。ただし、ギャグがわかる人限定……ですかね?(笑)


2002/06/23(日)
思い出のターンテーブル
昨日でついにLD棚の設置が終わったので、今日はキッチン全体のレイアウト見直し作業をしました。

キッチンの壁は4つ。一辺はシンクやガス台になってて、一辺はほとんど窓。次の一辺はLDラックで埋まって、最後の一辺はドアとレンジ台と本棚。

そうやってぐるっと囲まれた空間に(ちょっと狭いけど)ソファやテーブルを置いて、友達が来た時にみんなでご飯を食べたりお酒を飲んだりできるようにするっていうのが一応のコンセプト。

好きなお酒を"気軽に低コストで"飲みたい時は誰かの家で飲むに限る(笑)。というわけで自宅のキッチンをそれに相応しい空間にできないかチャレンジしているのですが、照明を間接照明にしても、ローソク灯しても、狭いのだけはなんともならん……(苦笑)。

いろいろやってみたのですがうまくいかず、ついに思考停止状態になったので気分転換にアナログレコードプレイヤーを買ってきました。昨日、昔買ったレコードを久々に並べたので、キッチンで音楽を聴くのにアナログレコードを活かすのもいいかな……とか思いまして。

で、部屋を片付けながら20年前とかに買ったレコードを次々と聴いていたのですが、これがもう懐かしいのなんのって……。高校生や大学生の頃の僕は、欲しいものをすぐ買えるような余裕がなかったので、お金を貯めて本当に欲しいレコードだけ買って、それを何度も何度も繰り返して聴いてたんだよね(笑)。

だから、ひとつひとつに対する思い入れって凄くて、当時の思い出もいっぱいなんですよ〜。なんか、泣けそうになった。CDの方が便利だけど、大きなレコード盤が回ってるのもまた味わい深いものです……。


2002/06/24(月)
動画に対処
土日の部屋片付けの影響で全身筋肉痛の情けない月曜日。月曜からヘロヘロでどないいすんねん……。

この前、「E3映像特集」にアクセスが集中して全然映像が見られなくなってしまった件でみなさんに大変ご迷惑をおかけしたので、なるべく早く対処をしたく、Webコミュニケーションチームの藤井さんにいろいろ調べてもらって(費用対効果が最も大きい方法さがし)、ひとまず今の僕たちにできるベストの対策を考えました。

遠からず、「セガ公式サイト」の映像配信に関して従来とは違った形のトライをやってみますので、もうちょっと待っててね。

それにしても、最近は映像や音声が楽しめるサイトが当たり前になりつつあるけど、みんなはブロードバンドに対応してきてるのかな? アナログ回線では、動画は厳しいよね……。やっぱ、今は(可能なコンテンツは)動画と静止画の両方を用意してユーザー側に選んでもらう時期なのかな。


2002/06/25(火)
留守番電話
家に帰ると、珍しく留守電のランプが点滅している。普段、インターネット用にしか使わず、ほとんど誰にも番号を教えていない電話に留守電なんて珍しいなぁ…と、再生ボタンを押したら……

「今日のサッカーの試合、8時から10チャンネル。じゃあね!」

……もう24時なんだけど。それにしてもこいつは誰だ!? 聴いたことのない女性の声。なんか嫌だなぁ。前にこの番号を使ってた人への間違い電話か……?

そんな話はさておき、今日は会議、打合わせ、来客…と、なかなか目まぐるしくて素敵な1日でした(笑)。いろいろあって……いろいろあった方が楽しいけど。来週もいろいろあるので楽しみです。

そうそう、昨夜で「フレンズ」(アメリカの人気TVドラマのDVD)の4thシーズンを見終わりました。前に「ちょっとパワーダウン」とか書いたけど、通しで見ると、なかなか面白い展開をしていて楽しめました。オーソドックスだけど気軽に楽しめる作りは簡単そうで難しい。そういった意味で「フレンズ」ってなかなかやるな…と思ったのでした。

最近自宅で仕事のBGMは、宇多田ヒカル「DEEP RIVER」、南佳孝「BLUE NUDE」、林原めぐみ「feel well」。どれも素晴らしいアルバムです(お上手抜きで!!)。


2002/06/26(水)
凍り付く瞬間
「ROOMANIA#203」のDD限定オマケ付の企画を会議で提案したとき、一緒に提案していたのが「SWITCH」のオマケ付バーション。何せ9年ぶりの復活だから、メガCDでこのゲームを好きだった人に、もう一度楽しんでもらえるオマケを考えようと提案したのだった。

時が過ぎ、「オマケ付ROOMANIA#203」の商品仕様がほぼFIXした頃、チーム会で「SWITCH」のオマケについて話し合うことになった。スタッフから出てきた案は「SWITCHに登場するキャラがデザインされた缶バッジのセット」。これはこれで可愛い&楽しくて良いが、昔メガCDでさんざん「SWITCH」を遊んだ自分の感覚とはちょっと違う気が……。

実は、最初に「オマケ付」企画を提案した時から僕の頭の中にはあるグッズの企画があったのだった(スタッフに言わなかっただけで)。そこで、「いや、実は最近いろいろ見ててふと思いついたアイデアがあったんだけど……」(<ホントはずっと前から考えていた)と、会議で切り出し、「家の壁に照明とかのスイッチがあるじゃない。あのスイッチのカバーを『SWITCH』の柄で作るの。その名も『SWITCHスイッチカバー』!!」

すると恐ろしいほどにその場が「シーン……」としてしまい、「ゲゲゲッ、はずした……」と、僕の目の前は真っ暗になった。しかし、ここで負けるわけにはいかない。「だって、SWITCHは、スイッチを押すことでいろんなギャグが出てきてゲームが進行するわけだから、それがわかりやすく伝わってちょっと可笑しいオマケこそあるべき姿で……すみません、予算が許せばバッジだけじゃなくてスイッチカバーも作らせてほしいなぁ……」

ジャジャーン! そしてついに念願の「スイッチスイッチカバー」が制作決定なのだ。ふっふっふっ……。


2002/06/27(木)
ヒント
自分で「何を作ったら売れるのか」とか「この商品をどう伝えたら売れるのか」なーんてことを考えるようになってから心がけていることがある。それは、自分が何かを買うとき、何を理由にそれを買ったのか確認すること。

例えば、昨日の夜、僕は会社帰りにコンビニに寄って発泡酒を買った。発泡酒はいろいろあるけど、選んだのは「キリン アラスカ」と「キリン淡麗グリーンラベル」。では、何故この2種類を選んだのか?

「キリン アラスカ」は、涼しげな青い缶に氷を連想させる四角のデザインが効いていて「なんか涼しげでキーンと冷たそう」なイメージを抱いたから。一方の「キリン淡麗グリーンラベル」もやっぱパッケージで、「糖質70%オフ」という缶に書かれたキャッチコピー&黄緑色が効果的に使われた爽やかそうなデザイン。

実は僕は「キリン淡麗」がなんとなく美味しくなさそうで嫌いなのだけど、「グリーンラベル」になると、名前・キャッチコピー・パッケージ含めて好感を持ってしまうわけだ。しかも「糖質70%オフ」という言葉は、「ビールというものは一般的に飲めば太るというイメージがありますが、グリーンラベルだと大丈夫そうでしょう?」っていう、この商品によってのみ得られる「消費者の利益」をキッチリとアピールしている。その商品によって消費者が得る利益をきちんと説明できることは、購買動機に大きくつながる。

ゲームに限らず、人が何かを買うときには、必ず人はその商品を"選択"している。そこには必ず"選択した理由"があり、あらゆる機会にその"選択した理由"を検証していく癖をつけることが、自分が何かを「売りたい」と思った時に成すべきことのヒントになると思う。な〜んて、ものものしく書いてるけど、普通にマーケティングとかやってる人には実は当然のことですよね!(笑) 失礼しました〜っ!!


2002/06/28(金)
ヒッチコックの影
そんなわけで、D-DIRECTのみの「オマケ付SWITCH」およびソフト単品はD-DIRECTで好評予約受付中。DCタイトル「ever 17」「パンドラの夢」も特典付で予約開始しました。あと、D-DIRECT専売の「ヴァンパイアクロニクル」等を作ってくれたカプコン船水さん・須藤さん達の新作PS2「auto modellista」もD-DIRECTで取り扱ってますので、よろしくね。

お、そうそう。今日発表になった8月15日発売のPS2「VIRTUA COP Re-Birth」も、早速D-DIRECTで予約を受け付けてるよ!

お次は、セガの9月までの新作ラインナップFIXのおしらせ!

●Xbox「segaGT2002」2002/9/12発売 6800円
●PS「ミニモニ。シャカっとタンバリン!だぴょん!」2002/9/19発売
 ソフト単品4800円 アスキータンバリンコントローラ同梱版9800円
●PS2,GC,Xbox「GRAND HEAT」2002/9/19発売 6800円
●PS2「Ferrari F355 Challenge」2002/9/26発売 6800円
●PS2「カルドセプト セカンド エキスパンション」2002/9/26発売 6800円

9月は久々に新作が多いのだ。多分、皆様方からは「新作がほとんど出ない時期が続いたと思ったら、またまとめてドッと出す。もう少し出す時期を考えてほしい」なんて言われると思うのですが(株主総会でもご指摘いただいたし)、今回はやむなし……なのです。うーむ。

話題はガラッと変わって、ついにヒッチコックのDVDシリーズが発売になります。すべてLDで持ってるけど、ホントに大好きな監督なので、これは迷わず「買い」なのです(苦笑)。みなさんもチャンスがあったらビリー・ワイルダー(コメディ系多し)やヒッチコック(サスペンス系多し)の映画を見てくださいね!!


2002/06/29(土)
ワインでサッカー
またかって感じなんですが、今日も昼間はキッチンを細かく片付けてまして、夜にはいつもの仲間をお迎えし、ウチでご飯食べてワイン飲んでW杯の3位決定戦を鑑賞しました。

「うーん、この部屋はキッチンなのかリビングなのか書斎なのかわからん」「この前まで箱が積んであったのが棚に変わって、中身が移しかえられただけじゃないの?」と、もっともなご指摘をいただきつつ、美味しいワインを飲みました。試合もなかなか良かったね。

僕の自宅に関するコンセプトは「お酒を飲む部屋」「映画を見る部屋」「寝る部屋」を用意すること。でも、狭いので、そのへんが一部ゴチャゴチャになってたり、書斎にあたる部分が分散して存在したり……まぁ、いつか大きな家に住めることがあったらミニ映画館とミニ図書館を作るってことで(笑)。


2002/06/30(日)
B級(?)映画3本立て
朝から目が覚めたんだけど、なんとなく体が辛い。背中が痛いし、肩も凝ってるし、気分もすぐれない……ので、今日は家から一歩も出ずに休むことに決定。いや、二日酔いじゃないよ(笑)。「なるべく眠る」「なるべく食べない」「精神的にゆったりする」今日はこれでいくぞ!

というわけで、今日はDVDで3作も映画を見たのだ。安くなったので買ってきた「彼女は最高」「ヤング・フランケンシュタイン」そして、「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」。

「彼女は最高」は、特になんてことない(でも、悪くない)都会の日常的な映画でした。キャメロン・ディアスとジェニファー・アニストンを見ようと思って買ったんだけど(苦笑)。特に、「フレンズ」以外ではお目にかからないジェニファー・アニストンの演技を見てみたくて……。

「ヤング・フランケンシュタイン」は、1975年に作られた、「フランケンシュタイン」のパロディー映画。白黒で、元の映画にできるだけ忠実に作られたなかなか完成度が高い作品。今見てギャグが笑えるかというとちょっとパンチが足りないんだけど、雰囲気作りなどが良いのでOKかなぁ。

「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」は、一転して2000年製作の映画。ヴァンパイア役のウィレム・デフォーがいろんな「男優賞」を獲っていたのと、これもやはり吸血鬼映画ってことで興味を持っていた。ストーリーの軸は「吸血鬼映画に出ていたのは本物の吸血鬼だった」ってな感じ。で、実は、映画作りに対する執念と狂気を描いた映画でした。面白かったけど、「おおっ」って感じでもなかったかな。

映画の合間は、個人ホームページのトラブル対応に追われていました……。ホームページ運営は難しいです、ホント。




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