妖怪大戦争
黒田義之監督/1968年作品


あらすじ

江戸時代、バビロニアの古都から4000年の眠りから覚めた「吸血妖怪ダイモン」が日本にやってくる。そして、ダイモンは伊豆の代官・磯部兵庫を襲い、その身体に乗り移る。吸血鬼化した代官は次々と人々を襲うが、あるとき、その正体を「河童」が見破り、日本中の「妖怪」達を集めて、「吸血妖怪ダイモン」に戦いを挑むことになる。西洋と日本の妖怪、勝つのはどっちだ!?

主な出演者
神田隆 / 木村玄 / 川崎あかね / 橋本力


感想

 DVDの新作で「妖怪大戦争」を発見して、懐かしさのあまり買ってくる。 これは相当古い映画で、僕が子供の頃に観た映画だ。 ひとことで言えば、長年封印されていた西洋の吸血妖怪が復活し、日本にやってきて次々と人間の生き血を吸っているのに対し、日本の妖怪が力を合わせてそれに立ち向かうというお話。 すごく昔の映画なので特撮なんぞもしょぼいが、しょぼいなりに良くできていて今観ても気をそがない完成度は立派。お話も単純なのだが、つまらないわけではなく、最後までちゃんとテンションを保つ。 昔懐かしい感覚を抜きで観るとちょっとツライかなぁと思うが、素朴な魅力に溢れてて、意外と楽しめた映画でした。
僕のお気に入り度
そんな風に書きながらも、わざわざ買うほどの映画かというと疑問。でも、子供の頃の思い出として持っていても悪くないかな。



(C) Tadashi_Takezaki 2002