17歳の瞳に映る世界 | |
エリザ・ヒットマン監督/2020年作品 | |
エリザ・ヒットマン監督「17歳の瞳に映る世界」を観た。 原題の「Never Rarely Sometimes Always」つまり「一度もない/めったにない/時々/いつも」は、劇中でも登場する、中絶手術を受ける前の女性にカウンセラーがその背景を正しく理解するために質問する答えの4択。 17歳のオータムは、ある日、予期せず自身の妊娠を知る。自分の住むペンシルベニアでは未成年者は両親の同意がなければ中絶手術を受けることができないため、従妹であり親友でもあるスカイラーと共に、親の同意を必要としないニューヨークを目指す。 従妹の思いやり、2人の愛情、行き違い、未知の世界を旅する不安、混乱、ときに優しさ… 中絶のための旅路を、彼女らの心に寄り添いながら静かに繊細に描く佳作。 | |
僕のお気に入り度 静かな良作ですが、あまり繰り返し見る映画ではないかな。 |