アイデンティティー
ジェームズ・マンゴールド監督/2003年作品


あらすじ

嵐の夜、一軒のモーテルに閉じこめられた11人。極限状態の中、一人、また一人と惨殺されていく。残された誰もがお互いに対して疑心暗鬼になる中、彼らにはある共通点があることが判明する。それは……。

主な出演者
ジョン・キューザック / レイ・リオッタ / プルイット・テイラー・ヴィンス


感想

 いわゆる謎解きサスペンスもの。オチを知ったらおしまいな映画なんだけど、そこまでの物語の持って行き方や画面にあふれる緊張感が見事としかいいようのない作品。演出や役者の演技も素晴らしく、ワクワクドキドキしながら映画を見続けることができる。それだけにいざ最後になって「おおっ、なるほど!」って誉める人と「なんだよ!」と怒る人がいて、結果、賛否両論になるのだろうけど、それでもこの映画はかなりの傑作だと僕は思う。
僕のお気に入り度
映画館で一回見たけど、結局DVDも買ってしまいました。オチがわかっててももう一度見たい。そして、誰かに見せたい。そんな映画です。



(C) Tadashi_Takezaki 2004