TAKEZAKI.NET／映画の話

アメリカン・スウィートハート
ジョー・ロス監督／2001年作品
あらすじ「アメリカン・スウィートハート」としてみんなの憧れだった売れっ子俳優グェン＆エディー夫妻は、妻グェンの浮気をきっかけに崩壊寸前、人気急落……。そんな二人が主演する映画を公開直前のプロデューサーは何が何でもこの映画をヒットさせるため、やり手宣伝マンのリーに全てを託す。彼は、スターである姉の付き人をしているキキの協力を得ながら、あの手この手で二人の復縁と話題づくりを狙う……。でも、そのキキは、以前から姉の夫エディーに密かに恋心を抱いていたのである。主な出演者ジュリア・ロバーツ / キャサリン・ゼタ・ジョーンズ / ジョン・キューザック / ビリー・クリスタル	感想　傲慢なスター女優の付き人キキ役を演じるジュリア・ロバーツがとっても可愛い。姉の陰に隠れ、仕事と食べることに依存して生きてきたキキが恋をし、ダイエットして美しくなってもまだ全然自分に自信を持てず引っ込み思案でいるしぐさを大女優が可憐に演じている……。こんなに可愛く見えるなんてスゴイ演技力だ!!(ビックリ) 　映画全体も肩肘張らず気軽に楽しむには十分な手堅い仕上がり。なんかちょっとラブコメディが見たいな～って気分のときにオススメします。劇中劇もヘンで結構可笑しいし、ね！　ただ、スターの舞台裏という面白い設定を活かしきったかというと……ちょっと疑問(笑)。ひとつ物語的にわかんないところを挙げるなら、「キキが何故あんなにエディーに惚れてるのか？」ってこと。この映画で描かれているエディーじゃ、まるで"だめんず"だよ、キキ(苦笑)。あと、この映画で一番ビックリしたのは映画監督役を演じたクリストファー・ウォーケン！　映画が終ってエンドロールでその名前が出るまで彼が演じていると気付かなかった!!(＜単に僕がニブいだけかもしれませんね…)
	僕のお気に入り度スゴイ映画じゃないけど、軽い映画を見たいときに繰り返し見そうな映画。ＤＶＤは買いますよ。