一杯水避難小屋泊三ツドッケ&酉谷山登頂報告
(03年11月7〜8日)
<03'11.7 歩行記録>
東日原駐車場(15:35)〜ヨコスズ尾根倉沢分岐(16:25)〜一杯水避難小屋(17:00)
<03'11.8 歩行記録>
一杯水避難小屋(6:55)〜三ツドッケ山頂(7:15)〜ハンギョウ尾根分岐(7:30)〜
花戸岩(7:40-50)〜ゴンバ尾根分岐(8:10)〜矢岳方面分岐(8:35)〜酉谷山分岐(8:45)〜
酉谷山(8:55-9:10)〜酉谷避難小屋(9:15-35)〜旧酉谷小屋(10:00)〜
三又(10:30)〜林道(10:50)〜日原鍾乳洞(12:05)〜東日原駐車場(12:30)
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7日は病院でMRI検査があったのだが、予定よりだいぶ早く終わったので奥多摩の別荘に行ってみることにした。 今回選んだのはアクセスが最も良さそうな一杯水避難小屋である。
車を飛ばして日原方面に向かうが、東日原の駐車場に着いた時には既に15時半を廻っていた。 急いで身支度をしてヨコスズ尾根の登山道を登りだす。 照明装備はあるが、できれば明るいうちに小屋まで辿り着きたいのでとにかく急いで登っていく。 しかしながらテントを含めた宿泊装備一式に水1.5リットルと2日分の食料が詰まったザックはかなりの重量があり、それを背負っての登りは非常にシンドかった。 それでも何とか明るい時間帯の17時に一杯水避難小屋に到着できたのはラッキーであった。
到着後、まずは寝床を準備して夕食の鍋焼きうどんを調理する。 100円で買った安物であったがなかなか美味かった。 続いて食後のコーヒーを入れる。 山小屋でのコーヒーはやっぱり良いもんである。
夕食後、暇なので小屋内にある薪ストーブを使ってみた。 一時的に小屋内はだいぶ暖まったがその分煙も充満してしまい、窓を全開にして換気したら余計に寒くなってしまった。 煙を追い出してから窓を閉めて21時頃に寝床に着いた。
他の宿泊者はおらず寂しい一夜となったが、不思議な夢を見て夜中に起き出してみると、小屋の周りでは鹿たちが運動会を開催していてかなり賑やかな夜となっていた。 さらに天候も回復して空には満天の星が輝いていたのである。

一杯水避難小屋前にて |
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三ツドッケ山頂 |
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三ツドッケ->鷹ノ巣山方面 |
8日は昨夜の天候が嘘のような快晴となった。 まずは世話になった避難小屋をきれいに掃除した後、一杯水の水場の様子を見に行ったが一滴の水もない状態であった。 これからの季節に入山するなら、この水場は全く当てにならないだろう。
小屋に戻り、6時55分に本日の行動開始。 まずは小屋入口横にある三ツドッケ登山道を登っていく。 道は予想に反して良く手入れされており、思っていたよりずっと楽に歩くことができた。
最初は三ツドッケ最初のピークまでの急登である。 ピーク上は展望もなくどこがピークなのかも良く分からない状態であるが、しばらく進むと第2のピークの急登が始まる。 この第2ピークが三ツドッケの主峰であり、山頂こそ展望は無いが、すぐ横に眺めの良い岩場があり、南側の鷹ノ巣山、雲取山等の眺めが素晴らしい。
さらに進んで次の第3ピークは特に顕著なピークは無く、そのまま薮状の道を進むと長沢背稜の主道に合流した。

花戸岩->鷹ノ巣山方面 |
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花戸岩->雲取山方面 |
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ゴンバ尾根の分岐点 |
長沢背稜の山道を辿ると懐かしいハンギョウ尾根分岐となり、その少し先は眺めの良い花戸岩である。 花戸岩は岸壁の上の展望地で、南側の鷹ノ巣山や雲取山方面、そして眼下の小川谷の眺めが素晴らしい所である。 ただ足元は切れ落ちているので、眺めに夢中になって転落などしないように要注意だ。
花戸岩からはほぼフラットな気持ちよい稜線歩きが続く。 途中、明瞭なゴンバ尾根の分岐と注意していなければほとんど気づかないような矢岳方面への分岐がある。 矢岳方面への分岐点には導標の類は何も無く、木に巻かれたテープだけが頼りになる。 この分岐を過ぎればやがて前方に酉谷避難小屋の屋根が見えてきて、酉谷山への分岐路もまもなくである。

酉谷山への分岐点 |
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酉谷山山頂にて |
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酉谷避難小屋 |
酉谷山への分岐点は避難小屋の直ぐ上であるが、とりあえず小屋は後まわしにして荷物を持ったまま酉谷山を目指す。 良く整備された道を10分ほど登れば酉谷山山頂に到着だ。 山頂部は南側がかなり伐採されており、ゴミも増えてしまったが眺めは良くなったようである。
山頂で小休止後、酉谷避難小屋に戻った。 酉谷避難小屋は別荘のように立派で綺麗な小屋である。 定員は5〜6人と小さな小屋であるが、トイレも清潔だし緊急の寝具も装備もある。 そして何より小屋前に水場があるというのが最高に嬉しい立地条件である。 次回は是非ともこの小屋に泊まってみたいと思った。

酉谷避難小屋からの眺め |
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旧酉谷小屋 |
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三又にて |
酉谷避難小屋からはかなりの急降下となる。 道はすぐに涸れた沢を下るようになり、岩がゴロゴロして非常に歩きにくい道が続いている。 我慢しながら下っていくとやがて沢の右岸にきれいに積まれた石垣に沿った道となり、まもなく水流が現れ始めた。
水流が現れた沢沿いをさらに下ると、まもなく朽ちかけて今にも崩れそうな小屋が建つ場所に到着した。 ここが旧酉谷小屋であるが、今ではとても使用できる状態ではない。 その先、沢が狭まり2段になって落ちる5m程の滝を過ぎると左岸から支沢が合流し、さらにその先の道沿いには岩屋があった。 結構広いが下がゴツゴツで水滴も落ちているため使用は難しそうであった。
岩屋の先で右岸から支沢が合流すると、山道は本流右岸を高く巻くようになってくる。 高さがあり所々で滑りやすい箇所もあるので要注意である。 途中で小沢を渡った後、次第に高度を下げてくるとやがて滝谷と割谷がほぼ両岸から合流する三又に到着である。
三又からは林道まで緩く登る道となる。 途中、高度のあるザレ状トラバースが何箇所かあったりするので注意が必要であるが、しっかり歩けば特に問題になるような所は無いと思われる。
林道に出てからは、後はその長い林道をダラダラと下るだけである。 途中、犬麦谷の橋付近とカロー谷出合手前部分で大規模な土砂崩れ箇所があり修復作業中であった。 一般の車は当分、通れそうもないように思われた。 そんな林道も日原鍾乳洞付近まで下ると観光客が増え、紅葉を狙ってカメラを構える人々をたくさん追い越しながら東日原へと急いだのであった。
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