神宮川笹ノ沢より水晶ナギ経由雨乞岳登頂報告


(18年10月8日)


<18'10.8 歩行記録>

濁川林道ゲート(5:50)〜F2(6:15)〜F3(6:30)〜F5(6:40)〜フィックスロープ2段滝(7:20)〜
左岸奥に20m滝支沢(7:35)〜白砂の流れ(7:45)〜2俣状(8:05)〜戻り巻きの大岩滝(8:15)〜
左岸30m滝支沢(8:40)〜12m直瀑(8:50)〜左岸ピーク(9:20)〜黒津沢出合(9:25-50)〜
水晶ナギ下(10:35)〜水晶ナギ上(11:05)〜水晶ナギ分岐(11:20)〜雨乞岳(12:00)〜
水晶ナギ分岐(12:20)〜ホクギノ平(12:55)〜鞍部(13:20)〜林道ゲート(14:15)

サーバ容量制限による画像リンク切れがある場合はご容赦下さい。m(_o_)m
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 昨年の濁川鞍掛沢より鞍掛山分岐経由日向山に続く神宮川周辺冒険シリーズ第二弾として笹ノ沢からの水晶ナギ、雨乞岳ルートにチャレンジしてみました。 最近まともな沢登りは殆どやっていなかったこともあって今回のルートはかなり不安であり、おまけに先日の台風の影響もあってか沢の水量は非常に多くて入渓するなり挫折しそうになりましたが、何とか予定通りのルートを踏破できました。 初めての笹ノ沢、そして下から見上げた水晶ナギは共に素晴らしかったです♪

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F2 幅広15m滝
F2 幅広15m滝
oooooo F3 25滝
F3 25滝
oooooo F4 5m滝
F4 5m滝

 林道終点に到着して対岸から合流する笹ノ沢F1を見ると凄い水量の豪瀑となっていました。 当初はこのF1から登る予定でしたが、濁川の本流を渡るのも大変そうだったので、堰堤上部を渡ってF2からの入渓としました。 水量は前回の1.5倍はありそうな感じで滝の姿としては素晴らしかったのですが、遡行を考えると今後の行程がかなり不安になりました。

 さてこのF2は殆どの人が左を登っている様でしたが、水量が多くてズブ濡れになりそうだったため、右のズリズリ斜面を登って巻き気味に越えました。 F2を越えればすぐその先、小滝の奥にF3の25m豪瀑が見えてきます。 今回のF3は水量に圧倒される姿になっていました!

F5 35m多段滝
F5 35m多段滝
oooooo 2条滝
2条滝
oooooo ワイヤーのある滝
ワイヤーのある滝

 F3を左岸の良く踏まれた踏跡から高巻くとF4の5m滝ですが、そのまま左岸を高巻いていくと間もなくF5の多段滝に到着です。 一番下からだと2段目までしか見えていませんが、それでもなかなかの素晴らしい滝でした。 F5は上段の滝を眺めながら左岸を高巻きで越えました。

 F5の先は2条滝、そしてもうひとつ滝を越えると右岸に大岩、そして流心にワイヤーロープのある滝に到着。 ここはロープを使えば簡単に登れそうでしたが、その先が面倒臭そうだったので左岸を高巻きしました。 続いて右岸から小沢が出合うとその先はフィックスロープのある2段滝となります。 ここはロープがあるので難なく通過できましたが、ロープが無かったらかなり難易度が高くなる滝だと思われます。

フィックスロープ2段滝
フィックスロープ2段滝
oooooo 砂の河原
砂の河原
oooooo 左岸支沢20m滝
左岸支沢20m滝

 続いて砂の河原となり、その先で左岸から支沢が出合います。 少し登ってから振り返ると、この支沢の奥に20m程の大きな滝がかかっているのが確認できました。 さらに進むと次はこの沢の名所とも言えそうな「白砂の流れ」となります。 とても癒される綺麗な流れの中にはイワナもたくさん泳いでいました。

 その先、横向きの滝を左の階段状を登って越え、次の2段滝を巻いて越えると左岸から支沢が出合う2俣状となりました。 地形的には2俣ですが水量は本流が圧倒的に多いので「2俣状」と表現しています。

白砂の流れ
白砂の流れ
oooooo 横向きの滝
横向きの滝
oooooo 2俣状の支沢出合
2俣状の支沢出合

 2俣状から10分ほど登ると大岩にせき止められたような滝が現れました。 ここはどうしようもなさそうだったので、かなり戻ってから左岸の高巻きに入ります。 それなりに長い高巻きを終えると前方に左岸から出合う支沢の大滝が見えてきました。 この支沢の滝は今回の遡行ルートの中で一番の落差があり、今回は水量も多かったので見応えがありました。

 そこからさらに5分ほど進むと12m直瀑が現れました。 ここは手前に岸壁があり沢が左に折れ曲がっているので直前まで見えない滝です。 この滝の越え方についてはネットでも様々なルートが紹介されていましたが、今回は時間的な制約もあり、出来る限り安全確実に行きたかったので、左岸を小尾根まで登って小ピークを越した鞍部から下降するルートを選択。 尾根までの登りはかなりの急こう配で注意を要しますが、その先は簡単であっさりと黒津沢出合に到着することができました。

戻り巻きの大岩滝
戻り巻きの大岩滝
oooooo 左岸支沢30m滝
左岸支沢30m滝
oooooo 12m直瀑
12m直瀑

高巻き途中ピーク
高巻き途中ピーク
oooooo 黒津沢出合
黒津沢出合
oooooo エンジン平
エンジン平

 黒津沢出合で小休止後、笹ノ沢の詰めとなる水晶ナギへと向かいます。 この辺りのルートはネットでも全く記録が無くドキドキワクワクで登り始めましたが、そのうち一升瓶のかけらやワイヤーロープの残骸などが現れ始めて人間臭さがプンプンしてきました。 そしてさらに登るとちょっと開けた平地に出て、そこには巨大なエンジンの残骸がいくつも転がっていました。 こんな山奥でいったい何の作業を行っていたんだろう? と不思議でなりませんでした。

水晶ナギ
水晶ナギ
oooooo 水晶ナギ
水晶ナギ
oooooo 水晶ナギ
水晶ナギ

 エンジンの残骸が散らばる広場を過ぎると間もなく水晶ナギに到着です。 踏跡など全く無い砂の急斜面は見た目は綺麗ですが、登るとなるとズリズリと滑り落ちて大変な場所でした。 しかし壮大な白砂の斜面は素晴らしいの一語に尽きました。 昨年、初めて上部からこの眺めを見た時、いつかは最下部から見上げてみたいと強く思ったのですが、それを1年後に実現できて感無量でした。

水晶ナギ俯瞰
水晶ナギ俯瞰
oooooo 雨乞岳
雨乞岳
oooooo ホクギノ平
ホクギノ平

 さて水晶ナギを楽しんだ後は既知のルートとなり一安心です。 しかし疲労も相当あり分岐点ではかなり迷いましたが、雨乞岳に登るのもこれがおそらく最後になるだろうと思い空身で山頂まで往復しました。 山頂には賑やかな先客が居ましたので速攻で下山してしまいましたが、今回の登頂は良い思い出になると思います。

 帰路、ホクギノ平からは濁川林道ゲートまでの既知のショートカットルートを下降します。 今回は途中のピークをさらにショートカットするルートを発見したこともあって、予定よりだいぶ早く林道ゲートに戻ることができました。(^^v

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