八ヶ岳河原木場沢より天狗岳山行報告


(08年8月9日)


<08'8.9 歩行記録>

桜平(4:40)〜遊歩道入口(5:00)〜2の滝(5:15)〜醤油樽の滝(5:30-40)〜醤油樽の滝落口(6:10)〜倒木の4mナメ滝(6:25)〜
10m2段ナメ滝(6:40)〜2段ナメ滝上(7:00)〜4mハング滝(7:15)〜2俣(7:35)〜稜線(8:35)〜西天狗岳(9:05-30)〜
東天狗岳(9:45-55)〜根石岳(10:15)〜箕冠山(10:25)〜オーレン小屋(10:50)〜夏沢鉱泉(11:15)〜桜平(11:35)

サーバ容量制限による画像リンク切れがある場合はご容赦下さい。m(_o_)m
-----------------------------------------------

 今日は八ヶ岳の沢第二弾として鳴岩川の河原木場沢にチャレンジしてみました。 この沢には八ヶ岳最大の醤油樽の滝があり、以前から気になっていた沢でした。 醤油樽の滝の大高巻きと、10m2段ナメ滝の草付き登りが大変でしたが、全体的にはナメが綺麗な沢で、前回の立場川とは違って詰めも薮コギなく稜線に抜けられました。 源頭部の草原風景なども素晴らしかったです。

------------------------------------------------------------

 桜平には早朝4時半に到着しましたが、駐車場は既に満杯状態でした。 何とか一台だけのスペースを見つけて停車できましたが、八ヶ岳恐るべしです。 桜平からは林道を戻って醤油樽の滝の遊歩道入口まで歩きますが、さすがに桜平から逆方向に歩を進めるハイカーは他にはいなかった様です。
 遊歩道は良く整備されていて安心して歩けます。 そのためか1の滝には気付かずにいつの間にか2の滝に到着していました。 2の滝は6〜7mくらいの直瀑で左側に設置された梯子を登って超えます。 その上はきれいなナメと小滝がいくつかありましたが特に難しい所もなく、遊歩道を適当に使いながら沢を登っていきました。 やがて周囲が大岩壁となり、右岸の岩壁下に付けられた山道を登っていくと正面に醤油樽の滝の大きな姿が見えてきました。

醤油樽の滝(正面より)
醤油樽の滝(正面より)
oooooo 醤油樽の滝(真下より)
醤油樽の滝(真下より)
oooooo 倒木の4mナメ滝
倒木の4mナメ滝

 まずは鉄梯子を下って滝下まで行ってみます。 いろいろと事前情報はあったのですが、滝下から見る醤油樽の滝は本当に不思議な姿でした。 しばらく観賞した後、梯子を登り返して岩壁の基部付近まで戻ってから大高巻きの開始です。 踏み跡はあまり明瞭ではないので、とにかく落口を目指して慎重にルートを確認しながら登りました。 結果としてはロープ等全く不要で醤油樽の滝の落口にジャスト下降することができましたが、落口付近はナメ状となっており、少し間違えるとそのまま滝下まで落下しかねないので要注意です。
 醤油樽の滝上はしばらく綺麗なナメが続き快適に遡行していけます。 先日の立場川とはまた一味違った八ヶ岳特有の渓相はなかなか素晴らしいものでした。 そんな沢を楽しみながら15分ほど登るとガイドにも載っていた倒木の4mナメ滝に到着。 ここは左右どちらも登れそうでしたが、今回は右岸を登って越えました。

綺麗なナメが続く
綺麗なナメが続く
oooooo 10m2段ナメ滝
10m2段ナメ滝
oooooo 4mハング滝
4mハング滝

 滝上はさらに綺麗なナメが続いていましたが、10分ほど登ると前方に大きな崩壊地が見えてきて、その下の沢がかなり埋まっていました。 どうやらガイドにあった10mナメ滝は半分ほど埋まってしまったみたいでした。 とりあえず倒木ずたいに滝下まで行き、ちょうど良いスタンスがある水流右側を直登して越えると、目の前には大きな10m2段ナメ滝が登場します。
 10m2段ナメ滝は予想以上に立派な滝でした。 ここは左側の草付きを登りますが、かなり不安定で苦労させられます。 特に上段は草付きから落口への抜けが悪そうなので、そのまま直上して潅木の茂みに逃げました。 もしかしたら大きく右岸を高巻くルートがあったかもしれません。

2俣から見る光景
2俣から見る光景
oooooo 源頭部の草原
源頭部の草原
oooooo 稜線への最後の詰め
稜線への最後の詰め

 滝上はしばらく穏やかな流れとなり、周囲に咲く花を眺めながらのんびり登っていくとやがて4mのハング滝に到着。 ここは左岸から巻き気味に超えました。 この上にはもう滝と呼べるようなものはなく、水量もかなり減ってきましたので適当なところで水汲みをします。 さらに登ると沢が2俣状となり、水流のある左の沢は大きく曲がってその先は荒涼とした大ルンゼとなっていました。 地形図を見ると水流のない右の沢を最後まで詰め上げるのが正しいルートと思われたので、2俣は右の沢に入りました。
 その後しばらくは沢形に沿って忠実に登っていきます。 沢はいつしか綺麗な草原となり、その後はガレ状となって稜線直下まで続いていました。 そして立場川のようなハイマツの薮コギなどは一切なく、いつのまにか稜線上の登山道に合流していたのでした。

稜線より赤岳方面を望む
稜線より赤岳方面を望む
oooooo 西天狗岳山頂にて
西天狗岳山頂にて
oooooo 東天狗岳->西天狗岳
東天狗岳->西天狗岳

 さてここから先は桜平まで一般ルートの登山道です。 静かだった沢の中とは一変して、天狗岳では多くのハイカーが山頂でくつろいでいました。 そんな訳でゆっくりもできず、おまけに遠くで雷の音も聞こえだしたので急いで下りにかかります。 箕冠山から先は未知のルートでしたが、桜平までは急な部分もなく快適でした。 辿り着いた桜平では、朝よりさらに増えた車の数にビックリしました。

------------------------------------------------------------

(滝の先頭ページに戻る)  (山の先頭ページに戻る)