写真展「多摩川の滝24選」報告


(98年7月11日)


 舞字社発行の写真集「東京の滝」でおなじみである小澤洋三氏の写真展「多摩川の滝24選」におじゃましてきた。開催場所はJR立川駅北口フロム中武6Fギャラリーフロムである。
 小澤氏とは、私が「東京の滝」を見て感銘を受けその気持ちを手紙に書いて送ったことからその後、手紙での情報交換を幾度かやりとりさせていただいたのだが、お会いするのは初めてでとても楽しみであった。

 会場には多摩川流域から選りすぐった24の名瀑が展示され、中には今まで全く知らなかった滝や興味はあったもののその姿が見られなかったものが多数展示されていて興味は尽きることがない感じであった。
 知らなかったものでは大岳山直下の徳兵衛滝(40m)があった。こんなところにこれ程の落差のある滝があるとは思いもしなかった。小澤氏によれば滝までのアクセスはかなり困難(まむしも多いらしい)ということであったが是非とも訪れてみたい滝である。
 それから今まで興味のあった滝として日原カロー谷の賀廊の大滝(30m)と入川谷の速滝(20m)があった。どちらも非常に関心を持っていた滝だが、その姿を初めて見て訪問意欲をさらに駆り立てられた気がした。
 さらに小澤氏が推薦されていた丹波川流域の滝沢の大滝(40m)や峰谷長久保沢(雨降谷)の隠れ大滝にも是非行ってみたいと思う。

 最後になるが小澤氏との話の中で、滝そのものはもちろんだが滝行の中での動物、花、森との出会いも大切にされているという事を聞き、私がモットーとしている滝を単なる物として見るのではなく、自然の中の一部として見るという事で意見が一致したと勝手に思い勝手に感激したのであった。(^^;

 余談ではあるが、賀廊の大滝の前を遮っていた木を、最近になって誰かが滝を見やすくするため(?)に切ってしまったらしい。小澤氏によればそのことにより逆に雰囲気が悪くなり写真にならなくなってしまったということである。
 こんなことは滝を愛する者は絶対に犯してはならない行為である。人工化された滝は一気にその興味を失ってしまう。私がここを訪問する時までに少しでも復活していてくれることを祈るのみである。

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会場風景1
会場風景1
会場風景2
会場風景2
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会場風景3
会場風景3
会場風景4
会場風景4
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会場風景5
賀廊の大滝と小室の大ナメ滝
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