日川曲り沢より大谷ヶ丸探訪報告


(14年9月6日)


<14'9.6 歩行記録>

曲り沢林道終点(5:35)〜15m美ナメ滝(5:50-55)〜支沢桟道(6:10)〜3m直瀑(6:15)〜70mナメ(6:55)〜巨木の倒木(7:20)〜
CS滝(7:25)〜2俣(7:40)〜奥2俣(8:00)〜稜線(8:15)〜大谷ヶ丸(8:40-55)〜コンドウ丸(9:20)〜曲り沢峠(9:35)〜曲り沢林道終点(10:20)

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 先日歩いた大月の麻生沢に続く「癒し系」第2段として今回は日川曲り沢を登ってきました。 曲り沢は麻生沢と同様に大きな滝もなく綺麗なナメが随所に現れるまさに癒し系の沢でした。 また麻生沢のように倒木で難儀するような箇所も殆ど無く、静かで快適な遡行(沢歩き)を楽しむことができました。

 スタートは曲り沢林道の終点と予定していましたが、普通車ではとてもそこまで行けるような林道状態ではなく、かなり手前のスペースに車を止めて林道終点まで10分ほど歩きました。 沢に降りると正面に左岸から入る支沢(この支沢は曲り沢峠に突き上げている)が目に入るのでそちらに入りそうになりますが、曲り沢本流はドラム缶橋のような橋の下を流れていますので、橋を渡ってすぐ左に入ります。 そしてしばらくは左岸の山道を辿り、2mほどの滝の上で山道が沢を横切る辺りで入渓としました。

15m美ナメ滝
15m美ナメ滝
oooooo 支沢桟道
支沢桟道
oooooo 3m直瀑
3m直瀑

 穏やかな流れの曲り沢を10分ほど歩くと前方に綺麗なナメ滝が見えてきました。 ネット上の記録にも出ていた落差10m、長さ15mほどの素晴らしいナメ状の滝で、曲り沢の中では一番の景観と言って良い滝だと思います。
 さらに10分強歩くと左岸から水量比8対1くらいの支沢が入ってきて、この沢を渡る桟道がまだ残っていました。 良く見るとハッキリした踏み跡の山道が支沢に沿って続いている様でした。 この山道は地形図に記載されているものと思われ、実はこの時点で下降はこの山道を利用しようと思っていたのですが、結局、尾根上からの入口を発見できず未遂となってしまいました。

階段状3mナメ滝
階段状3mナメ滝
oooooo 小滝連続帯
小滝連続帯
oooooo 30mナメ
70mナメ

 支沢の桟道からさらに5分強登ると長さ15mほどのきれいなナメが現れ、そのナメの一番奥には3mほどの立派な直瀑が落ちていました。 落差こそ小さい滝ではありますが、この滝は曲り沢の中で一番格好の良い滝かもしれません。
 続いて左右から支沢が入り、その先で左岸から水量の多い支沢が水量比5対1で入ると本流には階段状3mナメ滝が現れます。 3m直瀑から20分くらいの所でした。 さらに5分弱進むと今度は5mほどのクネクネした滝が現れます。 この滝を気持ち良く直登して越えるとその先には小滝が連続するなかなか良い景観の流れが待っていました。 これぞまさに「癒し系」という感じでした。

 その先、右岸より2本の支沢が連続して入り、さらに進めば長さ70mくらいの綺麗なナメが現れます。 このすぐ上にも30mくらいのナメが連続しており、ここもなかなか素晴らしい景観でした。 続いて右岸から支沢が水量比5対1で入り、さらにすぐ上で再び右岸からの支沢が水量比4対1で入ってくると、その先でまたまた綺麗なナメ状3m滝が現れ、「癒し系」を満喫できる沢歩きが続きます。

ナメ状3m滝
ナメ状3m滝
oooooo 巨木の倒木
巨木の倒木
oooooo ナメ状2m滝
ナメ状2m滝

 さて次に現れたのは滝ではなく、巨大な倒木でした。 今年の大雪のものかは不明ですが、かなり古い巨木の様だったので、以前からここにあったものかもしれません。 一見、通過は困難かと思いましたが、接近してみると下を簡単に潜り抜けられることが判りました。
 巨木の倒木の上にはナメ状2m滝、そしてCS滝と現れますが、滝らしい滝はこれで終了で、倒木から約20分ほどで水量比1対1の2俣に到着です。 左俣はナメ状の流れが続いていましたが、右俣は石が詰まったような出合でした。 でも右俣は少し入ると沢が開け、ちょっとしたビバーク適地となっていました。 今回はこの右俣へと進みます。

CS滝
CS滝
oooooo 2俣
2俣
oooooo 奥2俣
奥2俣

 2俣から少し荒れたような感じとなった沢を20分ほど流れに忠実に歩くと水量比1対1の奥の2俣に到着です。 ここはどちらに進むべきか悩みましたが、右俣の方が何となくスッキリしてそうな感じがあったので大きな巨石が入口にある右俣へと進みました。 その右俣はすぐにナメ状の流れとなりましたが、それも間もなく終わり、その後は沢型を忠実に辿ります。 結局、藪漕ぎは皆無で奥の2俣から15分ほどで稜線の登山道に出ることができました。

 天気も良く時間も早かったので予定通りに大谷ヶ丸を往復します。 大谷ヶ丸は約7年ぶりでしたが、山頂の様子はほとんど変わっていませんでした。 ただ前回は11月の訪問で樹間から眺めも得られたのですが、今回はそれがのぞめず残念ではありました。

右俣の巨石
右俣の巨石
oooooo 大谷ヶ丸山頂
大谷ヶ丸山頂
oooooo 曲り沢峠
曲り沢峠

 さて山頂での小休止後は今回のもうひとつの楽しみである下降ルートが待っています。 ただ前述のように地形図の山道は外してしまったので、曲り沢峠からの登山道(?)利用となりました。 この登山道ですが、曲り沢峠の下降点には「曲沢ルートは道が荒れています。通行には注意して下さい。」と書かれた看板が立っていました。
 普通はこのような看板があれば、荒れてはいるけど道はそこそこあるものですが、このルートに限ってはその考えは大外れでした。 今回は道が無いことを前提に入っていたから特に問題もありませんでしたけど、その逆だったら大変なことになっていたかもしれません。 まあ、こんなルートを好き好んで歩く人にはちょうど良いかもしれません。

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