生川大持沢より大持山探勝報告


(10年9月11日)


<10'9.11 歩行記録>

一ノ鳥居(5:15)〜大持沢入口(5:25)〜石門滝(6:10)〜核心部下(6:50)〜2俣(7:05)〜
最奥三俣(7:10)〜小尾根上(7:25)〜大持山(7:55-8:00)〜妻坂峠(8:30)〜一ノ鳥居(8:55)

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 大持山にはもう何度も登っていますが、沢からの登頂となると今まで冠岩沢からだけでした。 そこで今回はずっと気になっていた反対側の大持沢に初めてチャレンジしてみました。(^^;

 生川の一ノ鳥居にはいつの間にか立派な駐車場ができていました。 早朝なのでまだ一台も停まっていない駐車場に車を停めてスタートです。 林道を少し登れば大持沢の橋があり、その先で林道の分岐を左に入ると再び大持沢を渡る橋がありますが、ここが大持沢の入口となります。 最初は沢沿い左岸の山道を利用しますが、山道が右岸に渡って少し登ったあたりから入渓しました。 最初は小滝が連続する所で、右手にロープもぶらさがっていましたが、特にそれを利用することもなく簡単に越えていけました。

 少し登ると既に機能を失っている山道の桟道があり、その先で再び小滝の連続。 山道が再度右岸に移って小滝群を通過すると右岸より水量比1対6で支沢が流入してきます。 ここまで入口から30分ちょっとくらいでした。 そしてその先で間もなく現れたのが石門滝です。 滝は2mほどなのですが、両岸が大岩で滝もハングしているため直登はできません。 ここはそのすぐ上のナメ状3m滝といっしょに左側から巻いて越えました。
 さらに10分ほど登ると4m2段滝が現れます。 ここは簡単に越えていくと次は形の良い3m滝。 この辺りはなかなか良い雰囲気の渓相でした。 しかし3m滝を左側を巻いて越えるとその上はしばらく平凡な流れとなりました。

2m石門滝
2m石門滝
oooooo 4m2段滝
4m2段滝
oooooo 3m滝
3m滝

 平凡な沢をさらに20分ほど登ると斜ナメ状の3m滝が現れました。 滝は小さいのですが、両岸は切り立っていて高巻きはかなり大変そうです。 直登するには滝壺に入らなければなりませんが、上手い具合に滝壺はさほど深くなく流木も詰まっていたので膝下くらいまで濡らしただけで通過することができました。 ここからさらに10分ほど登れば大持沢の核心部に到着です。

 核心部は下から3m、2m、7mと3つの滝で構成されていました。 最初の3m滝は直登は無理で、右側の泥ルンゼを少し登ってから巻いて越えます。 そして次の2m滝を左手水流沿いから登れば大持沢最大落差の7m滝に到着です。 滝は2条になって落下していて、右手の水流の上には大岩がど〜んと乗っかっていました。 そしてその大岩の下を良く見ると奥の方から光が差し込んでいるのが確認できました。 先人の記録ではこの穴を利用して登れるようでしたが、穴まで登るには最初に3mほどのヌメった岩を登らなければなりません。 今回は装備も時間も無いので諦めましたが、いつか再訪する機会があれば是非チャレンジしてみたい滝です。

斜ナメ状3m滝
斜ナメ状3m滝
oooooo 核心部全景
核心部全景
oooooo 右洞窟の7m滝
右洞穴の7m滝

 7m滝を左から巻いて越えると、その上は水流も減ってもう滝らしきものも無くなり、すぐに2俣に到着です。 2俣からは右側の沢を詰める予定でしたが、水量比5対1と極端に水量が少なかったために左の沢を詰めることにしました。 しかし左の沢も2俣を過ぎてわずかで水流は無くなってしまいました。

 少し登ると小屋跡があり、ここらで水流が復活しましたが、それもつかの間ですぐに無くなり、やがて三俣状の分岐点に到着です。 ここは一番右手の沢に入り、踏み跡を拾いつつ途中から植林帯の中を登っていくと潰れた小屋かけのある小尾根に出ました。 その先は尾根を忠実に辿って登るだけです。 稜線の一般登山道に出たのは大持山山頂のわずか北側50mくらいの所でした。

苔むした2俣
苔むした2俣
oooooo 大持山山頂
大持山山頂
oooooo 妻坂峠
妻坂峠

 大持山からは一般ルートなので気も楽でしたが、それでも妻坂峠までの急降下はかなりキツかったです。 妻坂峠で3人のハイカーに出会いましたが、結局今日出会ったのはこの3名だけでした。
 大持沢は大きな滝も無く沢登りの対象としては殆ど認識されていない様ですが、静かな奥武蔵の沢歩きという点では二重丸の沢だと思います。 全体的に苔むした沢の渓相はなかなか良い感じでした。 次は隣の小持沢にもチャレンジしてみたいと思います。

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