海沢谷の滝々と大岳山を巡る山旅報告


(05年4月17日)


<05'4.17 歩行記録>

海沢園地(5:25)〜三ツ釜の滝(5:30)〜ネジレの滝(5:40)〜大滝(5:50-6:00)〜岩茸石の滝上(6:30)〜不動滝上(6:50)〜
枠木沢出合(7:10-35)〜若宮沢出合(8:00)〜白糸滝下段下(8:05)〜白糸滝中段下(8:30-35)〜白糸滝上段下(8:45-55)〜
標高980m支沢分岐点(9:05)〜稜線登山道(9:30)〜馬頭刈尾根分岐(9:40)〜海沢道分岐(9:50)〜大岳山(9:55-10:10)〜
海沢本谷(10:35)〜若宮沢出合(10:40)〜大滝道分岐(11:00)〜三ツ釜の滝(11:10)〜海沢園地(11:15)

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 本日は近場にありながら今まで一度も足を踏み入れたことが無かった海沢谷の大滝上部を探索してみました。 大滝と不動滝の高巻きは怖かったけど、なかなか楽しい沢登りができました。 さらに支流である朽木沢の無名滝と若宮沢の白糸滝まで見ることができました。(^^v
 大岳山の山頂からは、春霞のためか富士山の姿は殆ど確認できませんでしたけど、その分たくさんの滝を見ることができたので満足な1日となりました。

三ツ釜の滝
三ツ釜の滝
ooooo ネジレの滝
ネジレの滝
ooooo 大滝
大滝
ooooo 不動滝
不動滝

 海沢園地に車を停めて、まずは遊歩道を三ツ釜の滝へと向かいます。 5分と経たずに三ツ釜の滝に到着ですが、今日は水量もまあまあで見事な姿でした。 ここから急な鉄階段を登って上部の釜を眺めながら次のネジレの滝に向かいます。 少し歩いてから再び急な鉄階段を下れば間もなくネジレの滝です。
 ネジレの滝は薄暗くて、いつも写真を撮るのに苦労する滝です。 とりあえず証拠写真だけそそくさと撮影して次の大滝へと向かいます。 大滝へは、ネジレの滝から少し下流に下ったあたりから右岸の斜面をよじ登ると旧海沢探勝路の踏み跡があるので、それを利用します。 辿り着いた大滝は相変わらず見事な姿でした。

 さて大滝の高巻きですが、あぶさん情報にて右岸のルンゼを登ることは分かっていたのですが、いざ登ってみると思っていた以上に急だったので、途中からさらなる大高巻きルートに逃避します。 おかげでここでかなりの時間とパワーを費やしてしまいました。
 何とか大滝の上に辿り着くと、すぐ上には不動滝の姿が見えました。 この不動滝を正面から見るには沢床に下降する必要がありますが、適当な下降ポイントが見当たらないので、正面観賞は諦め岩茸石の滝上へと向かう旧山道の踏み跡を利用して先に進みます。 この踏み跡途中からちょっと見下ろす感じで不動滝が良く見えました。

 しかしこの踏み跡も岩茸石の滝上まで辿るのはちょっと危なそうだったので、再び大高巻きを行ってしまいました。 少し登ると作業用のケーブルレールが設置されていたので、そのすぐ下あたりをトラバース気味に進むと、ちょうど岩茸石の滝上に出ることが出来ました。
 ここには古い道標があって、かろうじて大岳山という文字が認識できました。 道標に従い踏み跡をさらに辿って不動滝落ち口目指して崖を下っていきます。 上から見るとちょっと怖かったですが、結局フリーで下まで下ることが出来ました。 不動滝落ち口まで来ると、上部はかなり穏やかな渓相となっていました。

枠木沢無名滝
枠木沢無名滝
ooooo 白糸滝下段
若宮沢白糸滝下段
ooooo 白糸滝中段
若宮沢白糸滝中段
ooooo 白糸滝上段
若宮沢白糸滝上段

 不動滝上部はしばらく穏やかでしたが、やがてやっかいなゴルジュが現れました。 濡れたくはないので、ここは左岸を大きく巻いて越えていきます。 途中から覗き込むとゴルジュの中には5mほどの滝がいくつかかかっているのが見えました。
 その先もちょっとしたゴルジュがありましたが、特に問題になるような所もなく、快調に登っていくとやがて枠木沢の出合に到着しました。
 ここで枠木沢にあるという10m程の滝を往復して見てくることにします。 滝は出合から意外と近いところにあって簡単に辿り着きました。 落差こそ10m弱くらいですが、形は立派で、周囲の景観がなかなか素晴らしい滝でした。

 出合まで戻って、今度は本流を登っていくと、間もなく左岸から山葵田となった若宮沢が合流してきます。 この若宮沢出合付近では、登山道は本流の右岸に付けられていますが、今回はこの若宮沢を登っていきます。 しばらく登って山葵田が途切れると右手から落下する白糸滝が見えてきました。
 水量が少なくて見栄えはしませんが、コケの間をサラサラと流れ落ちる落差20mくらいの綺麗な滝でした。 しかし注意してその上部を見てみると、なんとさらに落差のありそうな白い流れが木立の間からチラチラと見えています。

 これはもっと上まで登ってみるしかないなと判断し、即行動に移りました。 一度滝から離れてしまいますが、上部に続いている踏み跡がありましたので、それをどんどん登っていきます。 やがてこの踏み跡は滝の上部の方向に向かいだしましたので、しめしめとばかりに適当なところから滝の中断を目指して下っていくと、やや不安定な斜面を経由してなんとか中断の滝の下に出ることが出来ました。 この中段はナメ状ですが、30mくらいの落差がありそうな滝でした。
 滝を観賞後、再び踏み跡まで戻ってから、さらに上部へと続く踏み跡を辿って登っていくとさらにもう一段の滝が現れました。 この滝下までは踏み跡からすぐ近くなので簡単に行くことができました。 この滝は15mほどの段瀑状で、結局、白糸滝は大きく3段で総落差は50〜60mある滝だという事が判りました。

 白糸滝上部には、驚いたことに再び立派な山葵田が現れました。 この山葵田はかなり奥まで続いていましたが、脇をどんどん登っていくとやがて途切れ、右岸からは小さな支沢の合流する地点に到着しました。 ここは標高980m地点と判断できましたので、支沢と本流の間の尾根に取り付きます。 踏ん張りの効かない急斜面がしばらく続いて苦しいところですが、距離はさほどなく30分弱で稜線上の立派な登山道に合流することが出来ました。

登山道脇の花達(1)
登山道脇の花達(1)
oooooo 登山道脇の花達(2)
登山道脇の花達(2)
oooooo 登山道脇の花達(3)
登山道脇の花達(3)

 登山道に合流してしまえばもう安心です。 まずは大岳山に登り富士山を眺めようと思いましたが、春霞のせいで富士山は殆ど見えませんでした。 まあ、だからという訳ではありませんが、登りで予定以上の時間とパワーを費やしたこともありましたので、当初の予定であった鍋割山は見送って海沢探勝路にて海沢園地まで戻りました。 途中にたくさん咲いていた小さな花達がとても綺麗でした。

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