奥日光柳沢川流域の滝探勝報告


(04年7月26日)


<04'7.26 歩行記録>

赤沼駐車場(4:40)〜[チャリ]〜あざみ橋(5:10)〜2段堰堤下(5:45-50)〜
赤岩沢出合(6:05-25)〜柳沢川2俣(7:15)〜奥の2俣(7:35)〜天女の滝(7:45-8:00)〜
奥の2俣(8:10)〜2俣(8:20)〜赤岩沢出合(9:05)〜2段堰堤下(9:25)〜
あざみ橋(10:00-05)〜[チャリ]〜赤沼駐車場(10:45)

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 前日の奥鬼怒探索に引き続いて連チャンで奥日光柳沢川上流の探索を行ってきました。 ここは「日光四十八滝を歩く」で紹介されてから非常に興味があった所ですが、さらに雪田翁さんのカラー写真レポで天女(が空に舞い上がるかのような)滝に行きたいという欲求は爆発寸前状態でありました。
 雷雨を警戒しての早朝探索ではありましたが、満足度は期待以上でした。

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 前日、奥鬼怒から山王林道を越えて奥日光に入り、お気に入りの湯元駐車場で車中泊した後、早朝に赤沼駐車場に移動します。 すでに数台の車が待機状態でしたが、どうやら早朝の小田代原あたりを撮影目的としたカメラマンが多かったようです。

 さて、前回は菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜まで登山道を利用して入ったのですが、今回は秋に予定されているオフミの下見も兼ねて赤沼駐車場から柳沢林道経由あざみ橋までチャリを利用してみました。 この柳沢林道ですが、入口から弓張峠までは緩い登り、弓張峠からあざみ橋までは急な下りとなっていて、チャリ利用に関しては往路は比較的楽勝ですが、復路の峠まではかなりキツいです。

赤岩の滝
赤岩の滝
oooooo 柳沢川最初の滝
柳沢川最初の滝
oooooo 水量多い支沢の滝
水量多い支沢の滝

 今は使われることもないあざみ橋の駐車場にチャリを置いて、ここから林道をひたすら歩きます。 2段堰堤下まで林道を利用して長い距離を歩くことになりますが、昨日の筋肉痛をほぐすのにはちょうど良い運動でした。
 2段堰堤下からは山道になりますが、前回(98年7月)訪問時に比べると踏み跡は明瞭になっていた気がしました。 きっと赤岩の滝が世の中に知れ渡ってきた結果なのだろうと思います。

 赤岩沢出合からは、ひとまず赤岩の滝に向かいます。 前回のルートは覚えていませんでしたが、今回、踏み跡につられて進んだら手前のナメ状滝を左岸から大きく巻いてしまい、赤岩の滝への下降にちょっと手間取りました。 このナメ状滝は右岸から簡単に登れるので嫌な踏み跡が付けられているなあと感じます。 ちなみに赤岩の滝については今さら言うまでもない素晴らしさでした。

2俣手前の2段滝
2俣手前の2段滝
ooooo ナメ床続く2俣
ナメ床続く2俣
ooooo 右俣の赤ナメ
右俣の赤ナメ

 赤岩の滝鑑賞後は出合に戻って柳沢川本流へと進みます。 まもなく左岸より水量少ない支沢が入り、さらに進むと最初の3m程の滝が現れました。 右側を登って越えると正面に非常に水量の豊富な滝が現れますが、これは左岸支沢の滝でした。

 さらに本流を先に進むと邪魔くさい倒木や小滝がいくつか現れますが、適当に登っていくとやがて2段で6m程の滝が現れます。 この滝を越えると沢はナメ床となり、そのまま2俣の出合へと続いていました。 この付近のナメの流れは非常に素晴らしいものがありました。

 2俣から右俣に入っても赤っぽいナメがしばらく続きます。 ナメ滝好き派にはたまらない場所と言えるでしょう。 こんな沢を快適に登っていくと、やがて前衛にきれいなナメを従えたちょっと立派な10m2段ナメ状滝が現れます。 ここは下段を左岸のブッシュを利用して登り、流れを渡って上段を登りました。

10m2段ナメ状滝
10m2段ナメ状滝
oooooo 8mナメ状滝
8mナメ状滝
oooooo 奥の2俣の出合滝
奥の2俣の出合滝

 続いてすぐに似たような8mナメ状滝が現れました。 なかなか素晴らしい滝でここは左岸の階段状を快適に登ると正面にまたまた立派な滝が現れます。 この滝は実は奥の2俣で分かれる右俣の沢にかかる滝ですが、左俣より水量が多いので事前調査をしていないと誤って入り込みそうな滝です。

 さて、奥の2俣から左俣に入るとすぐに特徴ある黒岩滝が目の前に現れます。 上段は垂直に落下し、中断より末広がりのナメ状滝で水を落とす風情のある滝でした。 この滝は右岸泥斜面を少し登ってからトラバースして急な笹薮をさらに登り、再び小トラバースしてから落口近くに下降します。 最後の下降部分は手がかりが少なく、誤ったら黒岩滝落口から落下しかねないので要注意です。

黒岩滝
黒岩滝
oooooo 天女の滝(1)
天女の滝(1)
oooooo 天女の滝(2)
天女の滝(2)

 さて黒岩滝を苦労して越えるとそのご褒美とばかりに素晴らしい滝が目の前に現れます。 「日光四十八滝を歩く」で紹介されている天女が空に舞い上がるかのような滝ですが、まさにその通りの滝でした。 正式な滝名は不明ですのでひとまず「天女の滝」と呼ばせてもらおうと思いますが、とにかくここまで苦労して登ってきただけの価値は十分にある滝です。

 体を斜めに寝転ばせながら滝を眺めるのにちょうど良い岩が正面にあり、ここでしばらく滝見をしながら至福の時を満喫しました。 さらに思い立ってすぐ後ろの岩を少し登ってみると、ちょっと雰囲気の違う天女の姿も見ることができました。 そして振り返れば奥日光の山々の姿も眺められ、もう最高のロケーションに大満足でした。

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