滝川曲沢より和名倉山探勝報告


(04年4月24日)


<04'4.24 歩行記録>

国道脇駐車スペース(5:05)〜吊橋(5:15)〜山道分岐点(5:45)〜
曲沢小屋跡(6:15-35)〜2俣(7:15)〜奥2俣(8:10)〜登山道(8:50-55)〜
川又分岐(9:20)〜二瀬分岐(9:30)〜和名倉山(9:40-10:10)〜二瀬分岐(10:20)〜
川又分岐(10:30)〜曲沢下降点(10:50)〜奥2俣(11:25)〜2俣(12:20)〜
曲沢小屋跡(13:00-20)〜山道分岐(13:40)〜吊橋(14:05)〜国道(14:20)

サーバ容量制限による画像リンク切れがある場合はご容赦下さい。m(_o_)m
-----------------------------------------------

 和名倉山への登路として以前から気になっていた滝川支流の沢の中から曲沢を選んで登ってみました。 中流部からの遡行でしたが特に大きな滝もなく、なかなか味わい深い和名倉山14回目の登頂を果たすことができました。

------------------------------------------------------------

 国道140号線、通称「彩甲斐街道」を秩父から雁坂トンネル方面へと向かいます。 川又を過ぎてしばらく走ると、滝川峡トンネルを通過した後で橋を三つ渡りますが、その3番目の橋となる「やまあざみ橋」を渡るとすぐ右側に7〜8台可能な駐車スペースがありますので車はここにデポします。
 道路脇には温度計がありましたが、気温は3℃を表示していました。 沢に入るにはちょっと寒いかなと思いましたが、気合を入れて出発します。 滝川への下降ルートはこの駐車スペースからわずかに国道を登った左側です。

 国道140号線から滝川へ下降する山道はかなりしっかりした道でした。 途中で立派な林道に合流しますが、林道を右に行くとすぐまた左下に山道が続いています。 右上に小さな滝を見ながらさらに下っていくと、やがて滝川にかかる吊橋に到着しました。
 吊橋はかなり老朽化していますが、一歩ずつ慎重に渡ればなんとか利用は可能です。 この付近の滝川の流れは穏やかですので、心配な場合は滝川を渡渉した方が良いかもしれません。

 さて山道の方は吊橋を渡ると急登が始まります。 途中ちょっと危なっかしい箇所もあるので注意しながら登っていきます。
 やがて斜面をトラバースするような水平な道となりますが、所々で崩壊したザレトラバースがありますので慎重に進みます。 小さな沢を過ぎ、さらに進むと滝川の釣橋小屋方面へと下っていく山道が分岐します。 ここはそのまま水平に続く山道を辿りますが、すぐに緩い下りになって分岐点から2〜3分で沢小屋沢に到着しました。

曲沢の小屋跡
曲沢の小屋跡
ooo 4m2段滝
4m2段滝
ooo 6m大岩の滝
6m大岩の滝

 沢小屋沢を過ぎても道は相変わらず水平に続いています。 やがて右下に沢の流れる音が聞こえてくると間もなく曲沢の流れに辿り着きました。 左上を見ると何やら小屋のようなものがありましたので、登ってみると殆ど潰れかけた小屋跡でした。 小屋の横から踏み跡を辿って沢に降り、いよいよ遡行開始です。

 遡行を始めるとすぐにきれいな4m程の滝が現れました。 ここは左岸を巻いて越えます。 遡行に関しては全体的に特に困難な部分はありませんでしたが、今日は寒かったこともあって水に浸かるのをためらってしまったため、かなり無理をして通過した部分もありました。 沢はやはり積極的に水に浸かった方が楽なものだと痛感した1日でした。

 さらに進んで右岸から水量比1対5くらいの支沢が小滝となって合流すると、その先の本流には何とも不思議な大岩の滝が現れました。 滝と呼んで良いものか悩ませられる滝ですが、自然の造形美を満喫できる素晴らしい風景でした。 ここは左岸から簡単に越えられます。

2俣にて
2俣にて
oooooo 右俣5m滝
右俣5m滝
oooooo 奥2俣右俣入口
奥2俣右俣入口

 大岩の滝を過ぎてしばらく進むと水量比1対1の2俣に到着です。 ここの左岸には一升瓶が散乱しており、昔は小屋でもあったような雰囲気でした。
 2俣からは右俣に入りますが、すぐに5m程の立派な滝がありました。 ここは左岸を巻いて越えますが、その後は単調で長い沢歩きとなります。

 やがて左岸より水量比10対1で支沢が合流し、さらに本流をどんどん詰めていくと何やら苔むした岩を連瀑状に落下する滝が現れました。 一見困難そうに見えましたが、登ってみると傾斜は緩くホールドスタンスも豊富なので簡単でした。 ただ今日は寒さのために岩の表面がうっすら凍りついている部分がありかなり緊張の連続となりました。

 連瀑帯を越えると奥の2俣に到着です。 ここは殆ど水流の無い左俣の方が沢床が低いようでしたが、水流の多い右俣に進みます。
 右俣の入口は倒木と岩が詰まった小ゴルジュ状ですが、スリップに注意しながらよじ登ります。 このゴルジュを抜けると後は平凡で水流もすぐに伏流となって消えてしまいました。

 水流の消えた急な沢を汗をかきながらしばらく登っていくと、やがてまた水流が復活しました。 ちょっと嬉しくなってさらに登っていくとそのすぐ先で見覚えのあるテープ目印が豊富な登山道に到着しました。 ここまでくればホッと一息です。

千代蔵休場
千代蔵休場
ooo 千代蔵休場->飛龍山
千代蔵休場->飛龍山
ooo 千代蔵休場->富士山
千代蔵休場->富士山

 登山道を川又分岐へと辿り、そこからは一般ルートで和名倉山に向かいます。 山頂で休んでいるとハイカーが1名登ってきました。 和名倉山もそろそろ登山シーズンなのでしょう。

 山頂からはいつもの通り、千代蔵休場で富士山やその他の山々を眺めてから登ってきたルートをそのまま引き返します。 沢の下降は意外と神経を使いましたが、状況が分っているのは強みです。 ハシリドコロの花を鑑賞しながら、のんびりとした沢下りを楽しんできました。

------------------------------------------------------------

(滝の先頭ページに戻る)  (山の先頭ページに戻る)