大洞川市ノ沢より和名倉山探訪報告


(03年10月25日)


<03'10.25 歩行記録>

大洞ダム上(6:10)〜大洞ダム(6:15)〜岩穴沢出合(7:45〜50)〜
船小屋沢出合(8:10)〜芝沢出合(8:50-55)〜2俣(9:55-10:00)〜
奥2俣(10:25)〜稜線(11:45)〜和名倉山(12:05-20)〜二瀬分岐(12:30)〜
笹ッ場(12:50)〜展望台(13:15-20)〜造林小屋跡(14:00-10)〜
反射板(14:50-15:05)〜つり橋(16:10)〜埼玉大学秩父山寮(16:15)

サーバ容量制限による画像リンク切れがある場合はご容赦下さい。m(_o_)m
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 和名倉山への登路として以前から気になっていた市ノ沢に紅葉見物も兼ねて森くんと出かけてみた。
 道の駅大滝温泉で待ち合わせ、まずは埼玉大学秩父山寮手前の駐車場にマイカーを停めて、そこから森くんカーで大洞ダム上の駐車スペースへと向かう。 大洞ダム上はいつも数台の車が停まっていて賑やかなのだが、釣人が居ないこの時期は実に静かである。

 運搬ケーブル横の立派な山道を下降するとすぐに大洞ダムに着く。 ダムを渡るとすぐに市ノ沢出合であるが、そのまま踏み跡を辿っていくと最初のゴルジュを巻いて2番目(?)の堰堤の下に出た。 この堰堤を右から登って越えるとしばらくはゴーロ状の流れとなる。
 やがてゴーロが途切れると小さな滝が続いて現れるようになった。 どの滝も巻いたり登ったりと自由自在にルートが選択できて楽しい。 きれいなナメを過ぎてしばらくいくとゴルジュ状となった。 濡れるのを覚悟すれば水線通しに行けそうだが、とてもその気にはなれずに左岸を大きく高巻いた。 ここを抜けて小滝をいくつか越えると、岩穴沢と右岸支沢が十字状に出合うポイントに到着である。

下流部の小滝
下流部の小滝
oooooo きれいなナメ
きれいなナメ
oooooo 岩穴沢対岸の支沢滝
岩穴沢対岸の支沢滝

 岩穴沢の出合は連瀑となっている様であったが、木立に遮られてよく見えなかった。 見応えのあるのはむしろ右岸支沢の方で、こちらは8mほどのきれいな滝となって本流に直接落ち込んでいる。 その上部にも滝があるようでなかなか見事であった。

 岩穴沢出合を過ぎると再び小滝が連続する。 6m2段の滝は森くんは左岸を高巻き、自分は釜をへつってから水流の中を登った。 市ノ沢の滝はこのようにいろいろなルート選択ができるものが多いようである。

へつり登る6m2段滝
へつり登る6m2段滝
oooooo トイ状5m滝
トイ状5m滝
oooooo 滝と紅葉
滝と紅葉

 右岸から入る船小屋沢出合を過ぎると、5mのトイ状の滝が現れる。 なかなか見事な滝であるが、ここは左岸のチムニー状を簡単に登れる。 続いて現れる連瀑は紅葉とのマッチングがなかなか見事であった。 ここもどうやって登ったか忘れてしまったけど、超えるのは簡単である。
 続いて小滝の連続するゴルジュとなる。 ここも濡れるのを覚悟すれば簡単に登れそうだったが、今回は左岸を大きく巻いた。 結構な高度の高巻きとなるので落下には要注意である。 ここを超えると谷が開けて左岸から芝沢が出合う地点に到着だ。

ナメ状の段々滝
ナメ状の段々滝
oooooo 6m2段滝
6m2段滝
oooooo 4mスダレ状の滝
4mスダレ状の滝

 芝沢出合から先もしばらくは滝が連続して現れる。 まずはナメ状の滝が連続する段々滝と呼ばれる滝だ。 ここは水線沿いを快適に登れるが、最後の6m2段の滝は確か左岸を巻いて超えたと思う。 スリップしやすい高巻きだった記憶がある。
 次の4mスダレ状の滝は水流沿いをザブザブと登った。 その後はきれいなナメ状小滝が連続し、紅葉とのマッチングが見事な4m滝もあった。

 この4m滝の前後どちらか忘れてしまったが、おそらくガイドで2俣と記載された地点を通過する。 2俣と言っても左沢は右沢に比べて水量も少なく、沢床も高いので見方によっては2俣には思えないかもしれない。 ただ、この2俣のすぐ上で右岸から水量比1対3で支沢が出合うので位置を確認するには良いポイントと言えるであろう。

上流部4m滝
上流部4m滝
ooooo 尾根上から雲取山方面
尾根上から雲取山方面
ooooo 和名倉山山頂
和名倉山山頂

 2俣上部の水量比1対3の支沢出合いから先は、右岸から1本、左岸から2本の小沢が出合い、その先で奥の2俣となる。 ここは水量がやや多いと思える左沢に入る。 すぐに現れる小滝を越えればもう滝と呼べるようなものは無くなり、ひたすら高度をかせぐ急なガレ状の沢となる。 足場の悪い急登が続き体力を消耗するが、沢の水流はどこまで登っても無くならないので尾根が遠く感じられた。

 そんな沢もやがて水流が無くなると沢形もくずれて山の斜面へと消えていった。 薮も無い疎林の斜面を尾根を目指して適当に登っていくとやがて開けた尾根上に出た。 明るい草原状の尾根がしばらく続き、振り返れば雲取山、飛龍山の眺めが素晴らしい所である。
 尾根上の踏み跡は比較的明瞭で、テープマーキングも意外と多く歩きやすかった。 そのまま尾根上を外さないように注意して登っていくとあっさりと和名倉山山頂に到着した。

千代蔵休場から富士山
千代蔵休場から富士山
ooo 展望台から和名倉山
展望台から和名倉山
ooo 反射板裏の紅葉
反射板裏の紅葉

 和名倉山は今回で9度目の登頂であるが、山頂部は周囲の木がかなり切られて明るくなった感じである。 しかし展望皆無なのは相変わらずだ。 山頂で靴を履き替えて下山準備をするが、じっとしているとさすがに寒くなってきたので早々に下山にかかった。
 さほど天気は良くない日であったが、途中の切り開き部分や千代蔵休場からは富士山の姿も望むことができ、なかなかラッキーな山行となった。

 二瀬分岐からは久々の二瀬尾根下降である。 ここは何度も歩いている道であるが、それでも迷いかかることが2度3度あった。 まあ、そんなところがこのルートの魅力でもある。
 展望台で眺めを楽しみ、笹トンネルを抜けた造林小屋跡の水場で小休止。 そして長い水平笹薮ルートを突破すれば反射板。 ここまで来ればちょっと安心した気分になれるが、最後の急降下は疲れた体には結構キツかったのであった。

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