惣小屋沢焼小屋沢より和名倉山探訪報告


(02年10月28日)


<02'10.28 歩行記録>

大洞橋(5:40)〜林道終点(6:35-50)〜二葉瀑(7:55-8:00)〜焼小屋沢出合(8:20-25)〜
20m2段滝(9:30)〜和名倉山(11:10-30)〜惣小屋沢水源(11:40)〜三本木(12:05)〜
芋ノ窪出合(13:30)〜焼小屋沢出合(13:45-50)〜林道終点(15:30)〜大洞橋(16:20)

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 7度目となる和名倉山登頂だが、今回は大洞川惣小屋沢支流の焼小屋沢ルートにアタックした。 下降は惣小屋沢本流を使うという究極の周回ルートである。

 大洞林道は今までサメ沢橋より先に車で入ったことはなかったが、今回は車止めも無くそのまま先に進んだらあっさりと大洞橋まで行ってしまった。 橋の手前に車を停めて大洞林道をのんびりと歩き出す。 紅葉最盛期は既に過ぎてしまったようだったが、林道から眺める谷の様子はなかなかきれいだ。 眺めを楽しみながら歩くと1時間ほどで林道終点に到着。 ここで遡行モードに身支度をする。

 林道終点からはいつもと同様に小尾根を超えて沢に降りた。 朝は寒いのでなるべく濡れないように歩こうとするが、水量は意外と多く苦労する。 それでも適当に遡行していくと1時間ほどで二葉瀑に到着。 ここは紅葉と白い瀑水が見事にマッチングして素晴らしい光景を見せてくれた。 大満足である。

紅葉の二葉瀑
紅葉の二葉瀑
oooooo 焼小屋沢出合の滝
焼小屋沢出合の滝
oooooo 4m2段くの字滝
4m2段くの字滝

 二葉瀑を堪能後、右岸大高巻きルートへ。 途中のトラバース部分はだいぶ崩壊していて注意しながら進む。 ゴルジュを抜け、沢が左曲する所の7m滝を右岸大高巻きで超えると焼小屋沢が1m程の滝となって合流していた。
 焼小屋沢に入るとすぐに現れるのは4m2段の滝だ。 2段といっても下段はナメ状の滝であり、右に曲がって上段の滝となるのでくの字型の滝である。 ここは右側をへつり気味に登って超える。

2mの小滝
2mの小滝
oooooo 2mCS滝
2mCS滝
oooooo 2俣付近の様子
2俣付近の様子

 続いて2mの滝があるが問題なく超えていくと、次に手前に淵のある1m程の小滝が現れる。 この淵は右側をへつって通過する。 その先で1.5m程の滝を通過すると右岸より水量比5対1で支沢が流入してくる。 焼小屋沢出合よりここまで30分弱である。
 続いて左岸より水量比10対1で支沢が滝となって流入すると、沢は広く開けて明るくなる。 しばらく広い沢床が続くが、やがて2m程のCS滝が現れる。 大きな滝壺のあるなかなか立派な滝だった。
 その先、左岸より水量比10対1で支沢が流入すると再び開けた沢床とり、やがて水流が2分してインゼル状になる。 左側の流れは右の流れの半分くらいの水量だが、この2つの流れはしばらく並行して続いた後にそのまま2俣となって分流してしまう。

4m曲がった滝
4m曲がった滝
oooooo 20m滝下段8m
20m滝下段8m
oooooo 20m滝下段近影
20m滝下段近影

 2俣を過ぎると4m程のバナナのように曲がった滝が現れる。 ここを超えると右岸より小沢が流入して沢は右曲する。 このあたりは平凡な流れが続くが、やがて沢が左曲すると何やら正面に白く光るものが見えてきた。 突然に現れるのが2段20mの大滝である。
 下段は8m程の滝で、この滝下からは上段の滝は殆ど見えない。 ここは左壁を直登できそうだったが、コケでツルツル状だったため、右岸を小さく巻いて越えた。 巻き終えると下段との間に小滝を挟んで上段12mの立派な滝が目の前である。 まっすぐ落下した水流が途中で分流して二筋に流れ落ちる見事な滝であった。 ここは直登はあきらめ、左岸のブッシュ帯を巻いて超えた。

20m滝上段12m
20m滝上段12m
oooooo 大きな小屋跡
大きな小屋跡
oooooo 和名倉山頂
和名倉山頂

 20m滝を超えるともう滝らしい滝は無くなる。 左岸より小沢が2つ程流入すると、きれいなナメ床があり、ここを通過すると左岸の台地状のところに崩壊した大きな小屋跡が現れた。 芋ノ窪にもあったが、いったい何のために造られたものなのだろうか?
 その先、右岸より水量比5対1で支沢が流入するところにも小屋跡があった。 ここを過ぎてしばらくいくと2俣状となる。 左の沢に入るが、右側の沢の方が沢床が高く伏流となっていた。
 その後、水量は減るものの無くなることもなくチョロチョロとした流れが続く。 そんな流れが薮に消えるちょっと前で右側の開けた森林帯に這い上がって登ると和名倉山と千代蔵休場の間の登山道に飛び出した。 和名倉山まで2〜3分のところである。

千代蔵休場
千代蔵休場
oooooo 3本木の分岐点
3本木の分岐点
oooooo 惣小屋沢3条ナメ
惣小屋沢3条ナメ

 久々の和名倉山頂で一息入れた後、今度は惣小屋沢本流の下降である。 千代蔵休場から惣小屋水源の湧水帯に降りると相変わらず豊富な水が湧き出ていた。 ここの水はやっぱり最高の味である。

 惣小屋沢は春に登っているので下降も特に問題は無かったが、芋ノ窪出合手前のゴルジュで不要な高巻きを行い時間を食ってしまった。 上から見たら怖そうだったのだが、下から見ればどってことない滝であった。 春先に登った時もここは巻いた記憶は無いのでうっかり騙されたようである。 事前の確認をもう少しちゃんとやっておくべきだったと反省した。

<<< 遡行図 >>>

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