惣小屋沢芋ノ窪より東仙波探訪報告


(02年5月5日)


<02'5.5 歩行記録>

サメ沢橋(4:45)〜大洞橋(5:15)〜自動雨量計(5:45〜6:05)〜林道終点(6:20-35)〜
二葉瀑(7:30-55)〜焼小屋沢出合2俣(8:10)〜芋ノ窪出合(8:25-40)〜2俣(9:35-40)〜
東仙波(10:50-11:10)〜見晴の丘(11:45-55)〜白樺広場(12:20-40)〜鹿の楽園(13:15-25)〜
井戸沢出合(13:55-14:10)〜自動雨量計(14:30-35)〜大洞橋(15:15)〜サメ沢橋(15:50)

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 4月27日に訪れたばかりの大洞川惣小屋沢に再アタック。今回は支流の芋ノ窪を登って東仙波に至るルートの開拓が目標だ。
 車はいつものサメ沢橋まで入るが、なんと橋周辺は車で満杯。駐車スペースも無い。しかたなく200m程戻った路肩に車を止める。ここからチャリで大洞橋手前の林道が下りになる所まで入る。

 大洞橋を過ぎ林道を登っていくと何やら異臭が漂ってきた。前方を見ると林道の真ん中に大きな茶色の塊が見える。なんと小鹿の死体だ。林道上部の崖から落ちたのだろうか? かわいそうだがしかたないか....
 松葉沢の先の自動雨量計までは順調。ここで惣小屋沢に降りるルートの偵察を行う。植林帯の中を適当に下れば何とか下まで降りられそうだと確認できたが、ここで結構な体力を消費してしまった。この時点で焼小屋沢から和名倉山に登るプランは完全にあきらめたのであった。
 林道終点からは前回と同様に小尾根を超えて沢に降りた。

2段10m滝
2段10m滝
oooooo 二葉瀑手前7m滝
二葉瀑手前7m滝
oooooo 二葉瀑
二葉瀑

 今回の惣小屋沢は新緑がちょうど良かった。途中の10m2段滝等は新緑とのマッチングがGoodだった。気分良く登っていくと核心部のゴルジュ帯。初めの7m滝を撮影後、すぐに二葉瀑に向かう。二葉瀑は相変わらず素晴らしい。ささっと撮影を済ませて大高巻きルートへ。今回は二葉瀑上部の8m滝を見るため、巻き道から沢に降りてみた。上から見るのとは違ってこちらもなかなか良い滝だった。それと二葉瀑とこの8m滝の間には大きな流木がゴロゴロしていて何とも言えない雰囲気だ。

 ゴルジュを抜け、沢が左曲する所の7m滝を大高巻きで超えると焼小屋沢出合である。今回は焼小屋沢を少し登ってみた。すぐに2段5m程の滝があったが、これを超えると穏やかな流れになっているようだった。

二葉瀑上部8m滝
二葉瀑上部8m滝
oooooo 焼小屋沢出合の滝
焼小屋沢出合の滝
oooooo 3条ナメ
3条ナメ

 焼小屋沢出合を過ぎ、大きなナメと自然の芸術品と言える3条のナメを過ぎると芋ノ窪出合に到着。ここからは未体験ゾーンだ。芋ノ窪に入るとすぐに大きな岩で流れを二分されて落下する7m程の滝が現れた。なかなか良い感じの滝だ。どうやって超えようかと周囲を見渡すと左岸に作業道の跡らしき橋の残がいが見えた。この作業道跡を辿って滝上に出ると沢は開けて明るくなる。
 苔むした沢を適当にルートを取りながら登って行くと、突然大きな広場が現れ巨大な小屋の残がいが拡がっていた。こんな山奥でいったい何に使っていたのか首を傾げたくなるような大きな小屋跡である。

 小屋跡を過ぎるとすぐに倒木で埋まった5mナメ状滝が現れる。滝自体はきれいなのだが、倒木の通過はやっかいなので左岸の笹薮を使っていっしょに巻いてしまった。その上は小さなナメとなり、苔むした流れがなかなか美しい。やがて右岸から水量比1対2で支沢が入ると本流は大きく右に曲がり、その先に3m程のナメ状滝があるが難なく超えられる。

芋ノ窪大岩の滝
芋ノ窪大岩の滝
oooooo 巨大な小屋跡
巨大な小屋跡
oooooo 芋ノ窪の流れ
芋ノ窪の流れ

 平凡な流れをのんびりと登っていくと2俣に到着。水量比は1対1である。ここは右俣に進む。すぐに階段状の7m滝が現れる。苔むした岩肌を流れる水がきれいな所だ。その上は特に滝と呼べるようなものは無く、高度をどんどん稼いでいく。途中で鹿の角を発見したが、持って帰るわけにもいかないので、撮影だけして先を急ぐ。

 周囲に笹薮が拡がってきて、水流も僅かとなってきたあたりで、左からくる立派な踏み跡を発見。これを辿ると小さな尾根の上に出た。尾根上の踏み跡を辿ってさらに登ると、そこは東仙波の山頂であった。今日は天気も良く、山頂からの富士山の眺めが素晴らしかった。

芋ノ窪の落し物
芋ノ窪の落し物
oooooo 東仙波より富士山
東仙波より富士山

 東仙波からは歩きなれた仙波尾根を下る。尾根は前回からさらに刈払いが行われていて歩きやすくなっていた。笹薮通過も今回は楽勝であった。下りついた惣小屋沢からは、今回初めて林道に直上するルートを試してみた。植林帯の中を適当に登ること20分くらいで林道にたどり着いたが、あまりハッキリした踏み跡は無いと思ったほうが良さそうである。また登りも結構キツイものがある。井戸沢出合堰堤下を渡渉するかこちらを登るか、選択はその時の状況で考える必要がありそうだ。

<<< 遡行図 >>>

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