両神山系尾の内沢本流探索報告


(00年11月4日)


<00'11.4 歩行記録>

ミナワダ沢出合(6:10-20)〜井戸沢出合(7:30)〜井戸沢大滝(7:45-55)〜
井戸沢出合(8:10)〜イタドリ沢出合(9:30)〜キギノ沢出合(10:10)〜
油滝(10:45-50)〜大滝(11:00-20)〜油滝(11:30)〜キギノ沢出合(11:55)〜
イタドリ沢出合(12:20)〜井戸沢出合(13:00)〜吊り橋(13:20)

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 しばらく雨模様が続いた後の久々の秋晴れ土曜日、水量の復活を期待して尾の内沢の本流をミナワダ沢出合より油滝上の大滝まで遡行してみることにした。

 林道終点の駐車場からまず少し戻ってミナワダ沢出合に下降。 いつもは伏流となっているミナワダ沢だが今日は水流があって期待が膨らんだが、滝を落下する水流はさほど多くはなかった。 それでもF1、F2のゴルジュはなかなか見事だ。

 ミナワダ沢の「龍棲むゴルジュ」をしばし観賞後、出合に戻り尾の内沢本流の遡行を開始。 前方が開けてくると上には吊り橋が見えてくる。 吊り橋下を通過するとすぐに最初の一合滝に到着。 この滝は今まで吊り橋の上からしか見たことがなかったのだが、やはり下から見る滝は全く違うようだ。 もちろん上から見るより数段素晴らしい。

 さて滝の観賞後は山道を利用して一合滝を高巻き、すぐまた沢に下降する。 尾の内沢の本流を遡行するのは今回が初めてだが、なかなか素晴らしい渓相が続いていた。 やがて井戸沢出合に到着。 とりあえず井戸沢の大滝まで行ってみることにする。 尾の内沢本流は通常より水量は多めだったが、井戸沢はほとんど水量が増えていないようであった。 F1とするか迷うチョクストンの滝を巻いて越えるとすぐに大滝に到着。 水量は少ないが風情があって良い滝である。

F1
最初の一合滝
oooooo 3段ナメ状滝
3段ナメ状美瀑
oooooo 5m滝
5m滝

 出合に戻り再び本流を遡行していく。 ヨセ沢の出合の滝が遠くから見えるあたりの渓相が特に素晴らしかった。 やがて3段になって落ちるナメ状の美瀑に到着。 今まで山道を利用していた時には全く気が付かずに通り過ぎていた滝であるが、今回はしっかりと拝むことができた。 その先、5m程の豪快な滝を過ぎ、左岸が開けて明るくなるとすぐにイタドリ沢に出合に到着。

 イタドリ沢出合からスズノ沢出合を過ぎるあたりより沢には大きな岩がたくさん現れて遡行しずらくなってくるが、一踏ん張りするとキギノ沢出合に到着。 キギノ沢の水流も相変わらず少な目であった。 キギノ沢出合を過ぎるとすぐに右岸上部に鎖のついた10m程の滝に到着。 この滝も下から見るのは初めてだったがなかなか素晴らしい滝だった。
 心配していた鎖もまだしっかりしていたのでそれを利用して高巻いていく。 このあたりからは大雨の影響も特に受けていないようで2年前に訪問した時とさほど変わっていなかったようだ。 かすかな踏み跡をたどってしばらく登ると久々に対面の油滝に到着。 ここも相変わらずいい感じの滝だ。

5m滝
鎖巻きの10m滝
oooooo 油滝1
油滝遠景
oooooo 油滝2
油滝近影

 油滝は右側を巻いて越える。 下からは見えないが油滝には上部にさらに5,6m程の滝が2段になって続いている。 その先は両岸が切り立ったゴルジュとなり、沢が左に少し曲がると正面には想像もしていなかった大滝が現れた。 実はこの滝の存在は2年前に道に迷ってこの沢をさまよい歩いた時に発見して知ってはいたのだが、その時見たのは崖の上のかなり遠い位置からだったのであまり大きな滝には見えなかったのだ。 だが今回正面からアタックして見た滝はその時のイメージとは全く異なる大滝であった。 落差は30m以上は間違いなくあるだろう。 感じとしては滝ノ沢の玉簾滝より高いように感じたから40mくらいかもしれない。 少なくとも尾の内沢水系では一番の高瀑となるだろうし、両神山系で考えても落差では3指に入ろうかと思われる程の滝である。 とにかく感動ものであった。

大滝1
ゴルジュの中の大滝
oooooo 大滝2
大滝全景
oooooo 大滝3
大滝近影

 大滝をしばし堪能した後、下降にかかる。 下降路は可能な限り山道を利用してみることにした。 2年前に比べると道はかなり不明瞭にはなっていたが、一部を除いてはまだなんとか利用することは出来たようだ。 まあそれも過去2回の訪問によりある程度は道を知っていたからだとも思えなくはないのだが....

 下りはもしかしたら瀑さんが下で撮影をしているかもしれないので、落石を起こさないように慎重に歩いていたら、スズノ沢出合の少し先で同じ山道を登ってきた瀑さんとバッタリ出会ったのであった。

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