中津川広河原沢左俣訪問記


(00年6月16日)


(広河原沢左俣)

広河原
ホントに広い広河原

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F1
2段8m滝(F1)
oooooo F2
5m滝(F2)
oooooo ナメ
吊り橋下ナメ

 広河原林道を歩くこと約1時間で広河原沢2俣に到着。 ここは沢名の由来となったと思われる広い河原が広がっている。 河原に降りるには林道沿いにある作業小屋の前に踏み跡がある。 広河原沢左俣に入ってもしばらくは河原状である。 右岸より荒れ気味の支沢が入り、しばしゴーロを歩くとゴルジュとなった。 最初は2段8m程の立派な滝。 ここは右岸をよじ登る。 巻き道はちょっと悪いが左岸に付いている。 次は5mの滝。 頼りげない一本の木をたより右岸を登る。 この滝を越えると今では渡ることもできない古い吊り橋が現れる。 その下には長さ30m程の美しいナメが続く。 これでゴルジュは終了。
 沢は少し平凡な流れとなるがすぐに次の4m滝が現れる。 なかなか立派な滝で左岸の水線近く、階段状の岩をスリップに気を付けながら登る。 その先はちょっと長いゴーロとなるが、やがて3m程の滝に到着。 右岸に巻き道があるが滝の途中をシャワートラバースして登るのも気持ち良い。 この滝を越えると手前に大きな倒木が横たわる広河原沢左俣の2俣である。

F3
4m滝(F3)
oooooo F4
3m滝(F4)

 2俣からはまず右沢に入ってみる。 しばらくは滝らしい滝は無いがきれいな渓相の流れが続く。 やがて右に少し曲がった2m程の滝の上に階段状の3m程の滝が現れる。 その上は倒木が詰まって合計3段の滝のように見えるがいずれも簡単に越えていける。 この上は平凡な流れとなる。 途中におむすびに似た三角の岩がナメの上にどんと乗っているのが笑える。 やがて右沢の2俣に到着。
 まずきれいな3m程の滝となって合流する右沢左俣に入る。 しかし最初の3m滝を越えてからはひたすら平凡な流れが続く。 途中に2m程の滝があるがその上もまた平凡な流れが続く。 それでもひたすら登っていくと沢は急なゴルジュ状となり、3段5m程の滝が現れた。 右岸を巻けそうだったがシャワーで中央突破する。 その上は小滝がいくつか現れるだけで2俣となる。 ここは既に源流域となるハズだが水量はまだかなりあった。 左俣を覗くと5m程の苔にまみれた滝が見えたので滝下まで行ってみる。 瀑さんがいたらとても喜びそうな滝だった。(笑)
 右沢2俣まで戻り次は右沢右俣を登ろうとしたが、入り口から平凡そうなのでちょっと覗いただけであとはパス。 ここは今後の課題として、広河原沢左俣の2俣に戻る。

ナメ
左沢くねくねナメ
oooooo ナメ
左沢3mナメ状滝
oooooo 4m
左沢4m滝

 2俣から今度は左沢に入る。 すぐに赤茶けたナメの支沢が入り、その先にはくねくねのナメ滝。 そして美しい3mナメ状滝、流れのきれいな2m2段ナメと続きなかなか素晴らしい渓相である。 やがて豪快な4m滝に到着。 前回は右岸を登ったが今回は完全にシャワーとなりそうだったので左岸をよじ登る。 ちなみにこの滝の下降は懸垂下降が無難である。 滝上では右岸より水量の多い支沢が入る。 今回はまずこの支沢をチェックしてみることとしたが、入るなり鉄砲の生々しい跡。 沢はがれきで埋まっていたがだましだまし登っていくと目の前にはなんと落差15m程の簾状美瀑が現れたのである。 こんな所にまで立派な滝があるのがいかにも両神水系らしいと思った。

15m
左沢15m簾状滝
oooooo ナメ5m
左沢5mナメ状滝
oooooo 10m2段
左沢10m2段滝

 戻って本流を先にに進むと5mナメ状の滝が現れる。 今回は水量が多いためか2状の滝と化していた。 ここは右岸の水線沿いを登る。 右岸よりガレ状の支沢が入ると長さ30m程のナメ。 そして程なく先の見えないゴルジュが行く手に見えてきた。 正面には支沢のチョロチョロ滝が20m程の滝を落としているのだが、本流の流れはゴルジュ内で大きく左に曲がっている。 手前のかなり深そうな淵の左岸をへつり気味に越えてゴルジュ内を覗き込むと期待通りの2段10m滝が豪快な姿を見せていた。
 このゴルジュは高巻きで越えられそうだったが、今日はザイルも20mしか持ってこなっかったので下降のことも考えてここで引き返すことにした。 この先は今後の課題である。

<<<遡行図 (62K JPG)>>>


(山吹沢)

山吹滝
山吹の滝
oooooo 山吹滝
豪快な山吹の滝

 帰りがけにこれで3度目となる山吹の滝に寄ってみる。 今回は水量が多く、手前の2m滝で思わぬ苦戦を強いられてしまった。 しかしその分、山吹の滝は水量豊富で素晴らしい滝に変わっていた。 もちろん3度の中で最高の姿であった。

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 今回はかなり精力的に調査したのでめぼしい所はだいたい確認できたように思う。 ただし今後のアタックポイントもまだまだ残っているので、なかなか楽しみが尽きない流域である。

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