日原巳ノ戸谷より鷹ノ巣山探訪報告


(00年5月6日)


<00'5.6 歩行記録>

日原鍾乳洞(5:30)〜巳ノ戸谷出合下流日原川本流(6:20-30)〜
巳ノ戸谷出合(7:00)〜鞘口窪出合(8:25-30)〜2俣(10:15-30)〜
稜線・鷹ノ巣避難小屋(11:40-12:05)〜鷹ノ巣山(12:30-40)〜
東日原(14:45)〜日原鍾乳洞(15:00)

サーバ容量制限による画像リンク切れがある場合はご容赦下さい。m(_o_)m
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 本日は会社仲間の森くんと日原川水系では高い人気度を誇る巳ノ戸谷を遡行して鷹ノ巣山に至るルートにチャレンジしました。 巳ノ戸谷は人気の高さがうなずける素晴らしい谷でした。 次から次へと現れる滝は時間を忘れさせてくれました。

 日原鍾乳洞の駐車場に車を止めてまずは巳ノ戸谷下降点目指して歩きます。 八丁橋を過ぎ、天祖山登山道入口先の林道ゲート脇のカーブミラーから数えて2つ目のカーブミラーの横を日原川本流に向かって下降していきます。 ここには明瞭な踏み跡がありました。
 本流に降り立ったところで渓流シューズに履き替えて巳ノ戸谷出合を目指して日原本流を遡っていきますが、釣り人が何となく多いようでした。 そんな谷を登っていくと、やがて深い淵に行く手を阻まれてしまいました。
 腰まで浸かれば何とか突破出来そうでしたが、季節的にまだ寒いので塗れるのを避けて左岸を高巻くことにしました。 ところがこの高巻きがなかなかの難所で途中、シュリンゲを1本残置してかろうじて突破しますが、本日一番の冷や汗ポイントでした。

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 この巳ノ戸谷へのアクセスですが、2004年9月12日に大滝まで再訪しましたので報告しておきます。 まず日原川本流への下降ですが、林道ゲート脇のカーブミラーから数えて2つ目と3つ目のカーブミラーの中間点付近に谷へ下る踏み跡がありました。 入口はガードレールの支柱に目印のテープが巻いてあったのですぐに解りました。
 ここを下降すると程なく巳ノ戸谷の出合に降り立つことができましたので、こちらのルートが正解かもしれません。 ただ、この時は日原本流の水量が多く、巳ノ戸谷に入谷するための本流渡渉が意外とキツかったです。
 それから2000年の遡行時には存在しなかったのですが、大滝の滝壺から下流に向かって巨大な倒木が横たわっていました。 参考までに大滝その近影をアップしておきます。

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大滝1
巳ノ戸大滝
oooooo 大滝2
大滝近影

 巳ノ戸谷はかなりの水量で本流にそそぎ込んでいました。 日原川の支沢ではありますが水量比1:4くらいはあったと思います。
 さて出合からゴルジュ状の谷をしばらく遡行すると目の前に突然見事な巳ノ戸大滝が現れます。 落差20mの直瀑で奥多摩を代表する名瀑と言って良いだろうと思えます。 しばらく見入ったり撮影したりした後、右側から巻いて越えました。
 大滝の上はしばらく平凡な流れが続きますが、右岸から大畑窪を合わせるとその先はいよいよ忌山の悪場が始まります。

 忌山の悪場は4m程の滝が入口にかかります。 この滝を越えると2段とも3段ともとれる連瀑となった見事な滝が現れました。 ここが忌山の悪場のハイライト部分でしょう。
 水線沿いにルートを探りますが、かなり水に浸かりそうなので左側より小さく巻いて上に出ます。 この先、小さな滝がいくつか続いた後、忌山の悪場出口となる8m程の滝が現れましたが、ここは左側の大きな倒木を利用してよじ登りました。 この滝上で右岸より鞘口窪が合流して忌山の悪場は終了です。 ここは期待通りでなかなか楽しめる連瀑帯でした。

忌山1
忌山の悪場入口
oooooo 忌山2
忌山の悪場中間部
oooooo 忌山3
忌山の悪場出口

 忌山の悪場上部にも快適な小滝が連続し、しばらくは楽しい沢登りが味わえます。 特に孫七窪出合手前の2条6m滝はなかなか素晴らしい滝でした。 孫七窪は落差15mのきれいな段瀑で右岸より合流します。

 そしてその先もまだいくつかの小滝を挟んで再び右岸より五平窪が落差12mの見事な滝で合流しています。 五平窪はなかなか水量が多い支沢でした。 ただ本流はこの先、水量が減って次第に大きな倒木が谷を埋めるようになってきます。 ちょっと遡行するのが嫌になるところですが、倒木帯を突破するとやがてワサビ田跡に到着です。

6m滝
孫七窪手前6m滝
oooooo 五平窪
五平窪出合12m滝

 ワサビ田の先で左に大クビレ窪、右にヤケト窪の2俣となりますが、水量比は1対3くらいでヤケト窪の方がずっと水量が多かったです。 また沢床もヤケト窪の方がかなり低いのでルートミスをしやすい場所ですが、ここは左の大クビレ窪に入ります。
 しばらく登ると水は涸れてやがて2俣状の分岐点に到着。 ここは左にルートを取り、その後は窪みに沿ってひたすら登っていきます。 稜線手前30分くらいは身を没する藪こぎとなりましたが、獣道をうまく利用して高度を稼ぐとやがて鷹ノ巣山避難小屋西100m程の地点で稜線に飛び出しました。

 鷹ノ巣山避難小屋はとても立派な小屋です。 2〜30人は泊まれそうでした。 小屋からは防火帯となった明るい尾根を20分程登ると本日の最高点である鷹ノ巣山山頂に到着です。 人気の山らしく山頂は多くのハイカーで賑やかでした。 天候はあまり良くなかったですが、南面の展望はなかなか素晴らしい山頂でした。

 一息入れた後、東日原を目指して急な稲村尾根をひたすら下降します。 ここは本当に下りばかりでかなりきつい尾根道でした。 いい加減に嫌気が差してくる頃、やっと稲村岩の基点に到着。 岩頂まではさらに10分かかるようで今回はパスし東日原に向かってさらに下ります。 下りきったあたりが巳ノ戸沢で、この沢に沿うように着けられた道をもう一踏ん張りで東日原に到着。 日原本流の吊り橋で森くんと分かれて車の置いてある日原鍾乳洞へと向かいました。

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