全瀑連 玉簾滝氷瀑遠征報告


(00年2月19日)


 今回の遠征目的は埼玉県両神山系薄川支流滝ノ沢にかかる玉簾滝の氷瀑と化した姿を見ることである。
 両神村のふれあい温泉センタに8時30分の集合。 事前に間の滝のルート工作を行ったため15分程遅刻して到着。 本日の参加者は瀑さん、おおにしさん、渡辺さん、鳶八さん、ながさきさん、さかぼんさん、そして私の総勢7名である。
 全員集合後、3台の車に分乗してまずは起点となる日向大谷に向かう。 天気は快晴無風で絶好の滝日和である。 日向大谷には30分程で到着。 さすがに駐車している車は無かった。

 ところどころ、うっすらと雪のかぶった山道をまずは間の滝を目指して進む。 昨年に較べると氷の成長率は高いようで途中の秩父雪輪の滝あたりでもかなりの氷結となっていた。 その後、あちこちで氷の芸術を楽しみながら30分程で最大にして唯一の難所である間の滝に到着した。

 まずはここで最初の撮影会となる。 本日の間の滝は流水は9割方凍り付き、周囲の岸壁にも雪が張り付いて全体的に白い壁のように見えた。 これではデジカメで撮影しても何の写真か解らないという結果は明らかだったのでここでの撮影はパスする。
 さて、撮影会後はいよいよ最大の難所の通過作業である。 斜面トラバース箇所には事前に手がかりとなるロープを張っておいたが、あくまでも補助的なもので高度感があるここの通過はなかなか緊張する。 おまけに本日は足場の泥斜面が凍り付いてカチカチのためスタンスは殆どとれない状態であった。 そんな条件の中、何とか全員無事に通過すると後は体力勝負の長丁場となる。
 うっすらと雪のかぶった歩きにくい岩をひたすら越えていく。 途中、旧作業道に導かれたか予定外の第二の難所を通過するなど間の滝からはずいぶんと長く感じたが、やがて前方に巨大な氷柱が確認できた。 目的地の玉簾滝に到着である。

氷瀑1
玉簾滝(左下より)
oooooooo 氷瀑2
玉簾滝(正面より)

 玉簾滝氷瀑を前にして全員しばし滝を見ながら疲れを癒す。 昨年と較べるとひと周り大きく氷が成長しているようで、相変わらずなかなか迫力ある姿を見せていた。 一息入れた後、メインの撮影会開始である。 みんなが当たり前のように立っている部分が通常は水の上であるのだが、氷の季節以外の姿を知っている者から見るとそれがとても不思議な気がした。
 滝の前には2時間近くいただろうか。 14時を過ぎ、さすがにちょっと寒くなってきたあたりで撤収準備に取りかかった。

 下りは重力に逆らわない分、登りよりは楽だった気がするが、雪のかぶった岩は相変わらず良く滑るので気が抜けない。 やがて難所の間の滝に到着。
 間の滝トラバースは2度目とあってスムースに進む。 ただ斜面トラバース後の下りがちょっと危ういのでロープを1本追加する。 まあこれは殆ど必要なかったようだ。 最後にロープを回収しながら下降する。 シュリンゲを1本、大木に巻き付けたまま山のお土産にしてしまったのがちょっと心残りであった。
 下に降りると間の滝の2段目で撮影会が開催されていた。 ここでおおにしさんのパフォーマンスが披露されたようだが、残念ながらロープの回収作業のため拝見できなかったのが残念であった。(笑)

撮影風景
氷瀑前にて
oooooooo 間の滝
間の滝前にて

 間の滝の最下段前にて全員で記念撮影した後、最後の目的地である薄川本流の腰越の滝を目指す。 腰越の滝は昨年夏の集中豪雨のためか滝壺がかなり土砂で埋められてしまっていた。 おかげで滝壺内に入り込み初めてこの滝を正面から見ることが出来た。 ここでも最後の撮影会となったが、なかなか絵になる風景だったようである。 撮影会後は最後の急坂をひと登りで駐車場に戻った。

 秩父市内のすかいらーくにて全員で大休止した後、解散となった。 本日は期待通りの氷瀑を見ることが出来たのでなかなか充実した遠征となった気がする。 次はいよいよ東沢に挑戦かな。

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