日光・雲竜渓谷「雲竜瀑」探訪報告


(99年8月28日)


<99'8.28 歩行記録>

林道ゲート(5:25)〜稲荷川展望台(5:50)〜雲竜渓谷入口(6:05-7:35)〜
林道終点(7:55-8:00)〜雲竜瀑(8:20-10:20)〜林道終点(10:45-11:05)〜
林道ゲート(12:05)

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 本日は日光・雲竜渓谷にある「雲竜瀑」に行ってきた。 地図はどれも間違いで、おまけにガスに覆われ天気もいまいちという状況の中、辿り着くまでに四苦八苦であったが、突然目の前に現れた「雲竜瀑」はそんな疲れを一気に吹き飛ばしてくれる素晴らしい滝であった。

 今日は場所が遠いこともあり、午前2時に出発。 ひたすら下道を走り足尾経由で日光に向かう。
 有名な東照宮の脇から稲荷川沿いの林道に入ると、すぐに滝見神社というのが現れ、白糸の滝という水量豊富な落差5m程の滝が近くにあった。
 ここから先の林道入口には関係車輌以外の進入禁止の立て札があったが、かまわず入っていくとすぐにゲートになる。 ゲート前は狭いが縦列で3台分(詰めれば5台くらい)の駐車スペースが確保されていた。 ここは登山道の入口にもなっており、一般の人もここまでは車で入ってくるようだ。

 ゲートからは舗装された林道をひたすら歩く。 途中に稲荷川展望台があり、大きな砂防ダムを眼下に見ることができる。 林道の途中でこの砂防ダムへ下る道を見送り、さらに登っていくとゲートからおよそ40分程で登山地図にある「雲竜渓谷入口」に到着した。

 地図やガイドではここからハイキングコースということになっていたのだが、あちこち探してもその痕跡は無さそうであった。 そうなると河原をザブザブ歩かねばならないので、念のために持ってきた渓流シューズに履き替えて先に進む。
 しばらく行くと最初の堰堤が現れる。 ここは左岸に昔の道の跡が残っており、それを使って巻いて越える。 その先は周囲の岸壁が次第に荒々しさを増してきて、河原を歩くのも恐いくらいである。 さらにその先、両岸が狭まってくると目の前にはまたしても巨大な堰堤が現れた。 困ったことにこの堰堤はどうあがいても越えるルートは無さそうであった。 両岸とも断崖絶壁であり、巻くルートがあるとはとても思えない。 しばらく呆然と堰堤を見上げていたが、どうしようもないので先程の雲竜渓谷入口地点まで戻ることにした。

 出だしから余計な体力と時間を費やしてしまったが、気を取り直してさらに上部に続く林道を歩き出す。 ヘヤピンカーブ連続するかなり急な登りの林道であるが、いいかげん疲れてくる頃にやっと下りになる。 やや下った所で上下に道が分かれるがここは下に行く。 ガレ沢を渡って舗装の切れた林道を少し下ると林道終点となり、そこには河原に降りる階段が造られていた。

展望台
遠望
oooooo (1)
滝壺へ向かう(1)
oooooo (2)
滝壺へ向かう(2)

 河原に降りるとそこにはもう道は存在しない。 徒渉を何度かしながら河原を歩いていく。 だが特に難所と思われる場所もなく快適ではある。 やがて薄暗い廊下状の谷を抜けると右手より5m程の滝となって水量豊富な支沢が合流していた。 はて雲竜瀑はどこかな? とこの滝の上を見上げると、遙か上部の断崖より落ちる水流が確認できた。 あいにく周囲はガスで覆われてなかなか全体像を確認できなかったが、予想以上の素晴らしい滝である。

滝壺へ
滝壺に降りる
oooooo 見上げる
滝下より見上げる
oooooo 滝壺
滝壺

 しばらくの間、ガスが消えるのを待ってから雲竜瀑左岸を巻いて滝壺へと向かう。 当初は滝壺まで行けるとは思っていなかったのであるが、急斜面をよじのぼり2段目の滝の真上の斜面をトラバースすると無事、滝壺に到着。 明るく開けた滝壺広場は心地よい滝風が吹き、まさに別天地であった。
 雲竜瀑は最初5m程の滝で始まり、次に8m程の滝をかけ、その上が本瀑となる滝で落差は4〜50m程あるだろうか? そしてその上にも2〜30m程の滝を連ねている。 水量はやや少なめではあるが、日光を代表する名瀑と言って間違いないだろう。

滝付近の詳細図
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 今回は下見ということで、昔のハイキングコース跡を探そうと努力したが、この道は現在では殆ど残されていないようだ。 名残りは確かにあるにはあるが、所々で寸断されているので河原をザブザブ歩いた方が楽だし安全だと思われる。 ただし、徒渉を何回か伴うので水量の多い時は注意が必要だろう。
 また、雲竜瀑の巻き道から左岸にはしばらく踏み跡が続いているが、この踏み跡もたぶん入口を探すのが大変だと思われる。

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