四万温泉周辺の滝探訪報告


(99年4月4〜5日)


 今回は群馬県中之条町の四万(しま)温泉周辺の瀑見報告である。

 関越自動車道を渋川伊香保ICで降り、国道353号を中之条町に向かう。 中之条町から先の国道353号はすぐに四万川沿いに走るようになり、間もなく四万湖に到着する。 ここで小休止。 ダムの上を渡って対岸までブラブラと歩いてみる。
 車に戻り先に進むと右手に甌穴の駐車場。 川に降りると大小多数の甌穴が見られる。 すぐ上に取水ダムがあるため水量は少ないがなかなか見事。
 その先、旧道と四万バイパスの分岐点少し手前に取水ダムがある。 ここから「ゆけむり歩道」という遊歩道が造られており、この歩道を辿って取水ダムを対岸に渡ると桃太郎の滝がある。 落差7〜8mの小振りの滝で取水ダムのダム湖に水を落としている。
 次は四万バイパスにて日向見に向かう。 旧道と合流して左に少し行ったところが四万川と日向見川の合流点であり、日向見川は落差6m程の小泉の滝となって四万川に注いでいる。 落差は無いが水量は多く形の良い立派な滝だ。 この滝は対岸、道路沿いの滝見台から観瀑可能。
 そして四万川本流には大泉の滝と思われる滝がかかっている。 表示は何もないので位置的に大泉の滝と判断したのだが、落差5m程の幅広の滝である。 ただし、道路から見下ろすことしかできないようである。

甌穴
甌穴
oooooo 桃太郎の滝
桃太郎の滝
oooooo 小泉の滝
小泉の滝

 摩耶の滝の起点は日向見の日向見荘手前右側にある駐車場。 ここに車を置いて最初は狭い車道をブラブラ歩くが、四万バイパスの下をくぐる辺りから山道の遊歩道となっている。 良く整備された遊歩道を歩くこと約30分で最初の無名滝が見える。 この滝は最初に見えるので一瞬、摩耶の滝と勘違いする滝かもしれない。 摩耶の滝はそのすぐ先の観瀑台から眺めることができる。 落差20mで観瀑台から見下ろす滝壺はかなり下に見えている。 水量も多く豪快な滝である。 今日は晴れていたので虹が良く見えていた。

 さて本日はここまで。 Uターンして宿の「ゆずりは荘」に戻る。

大泉の滝
大泉の滝
oooooo 摩耶の滝
摩耶の滝観瀑台
oooooo 摩耶の滝
摩耶の滝

 翌日は朝食前の散歩で小倉の滝に向かう。 宿から車で新湯川沿いの細い道を登り、途中で右下に下る林道に入って少し行くと小倉沢川の出合にかかる橋。 ここからは林道歩きだ。 適当なところに車を止めて歩き出す。
 20分程歩くと吊り橋に出る。 ここから先は山道となるが、遊歩道として良く整備されているので安心だ。 5〜6分歩けば目指す小倉の滝が見えてくる。 岩を削って造られた遊歩道を辿れば小倉の滝の目の前に到着する。 落差30m程。 相変わらずの優美な滝である。 また観瀑台からだと見落としがちだがすぐ下には7〜8mの直瀑もかかっている。 少し戻って沢床に降りればこの下段の直瀑の姿を見ることができる。

小倉の滝
小倉の滝(下部)
oooooo 小倉の滝
小倉の滝(上部)
oooooo 無名滝
小倉の滝上無名滝

 さて今日は時間もあるので小倉の滝のさらに上に向かってみる。 遊歩道を少し戻ると上部に林道の跡が見えてくるが、ここを強引に林道までよじ登る。 林道上には良く踏まれた山道が続いていた。 この道は小倉の滝を収容する大岸壁を大きく巻くように付けられている。 崖上から下を覗くとはるか下方に小倉の滝の落口が見えた。 どうやら観瀑台から見える落口の上に7〜8mの滝が2本ばかり存在するようである。
 小倉の滝上は穏やかな渓相となってくる。 何となく硫黄の香が漂ってくるところは温泉場らしい。 ここで左岸から流入する支沢になかなか見事な無名瀑を発見。 水量が多ければヒョングリ滝となりそうな滑り台状、落差10m程の美瀑。 ちょっと得をした気分で宿に戻った。

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