奥多摩氷瀑探訪報告


(99年2月7日)

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 本日はここ数日の寒波に期待して奥多摩檜原村の滝巡りに挑戦した。

 100選で氷瀑でも有名な払沢の滝の混雑を避けるために6時前に家を出発。 払沢の滝の駐車場には6時半に到着した。 すでに駐車場には車が2台、そして直前を走っていたバスからも2、3人が払沢の滝のバス停で降りていたのでとりあえず滝へと急ぐ。
 本日の払沢の滝はなかなか見事な氷瀑と化していた。 凍結具合は7割くらいだろうか? 滝前では先に到着していた人が2人ほど撮影に入っていた。 近くで見る滝は下部がまだ氷が着いて無く、上から氷の下を流れてきた落水がそこから顔をのぞかせていた。
 水量はかなり少なめであったがここ数日の降水量からすればしかたないところか? まあその分は氷がバックアップしてくれているので見応えはあるにはある。
 しばらくの観賞後、5、6人の見物人がやってきたので滝を後にした。 まだ7時前だというのにさすがに100選滝は混雑するものだ。

払沢の滝
払沢の滝
oooooo 払沢の滝近景
払沢の滝近景

 払沢の滝の次はすぐ近くの千足沢にある天狗滝と綾滝に向かう。
 千足沢の橋の手前より林道に入り少し登った橋の手前に車を止める。 さすがにここには誰も来ていないようだ。 材木がゴロゴロ転がった登山道をしばらく登ると綾滝への道が分岐している。 右手の道は綾滝への近道だが、こちらでは天狗滝は見られないのでここは左に行く。
 しばらく行くと最初の無名滝が現れた。 無名なのがもったいない程の立派な滝である。 私も最初にここに来た時はこの滝を天狗滝と勘違いした滝でもある。 ただこの滝、というかこの沢には氷の気配がまるで無い。 やはり全体的に南向きの沢だからであろうか?
 無名滝を左手から巻くように登山道を登っていくと本命の天狗滝が現れた。 水量はかなり少なめな上に氷も皆無で豪快さはまるで無くなっていたが、相変わらずの美しさは保っているようであった。 滝下から眺める姿もなかなか素晴らしい滝である。
 しばしの観賞後、滝壺前を対岸に渡り次の綾滝を目指す。 ここから綾滝まではまだ1K弱の山歩きが必要だ。 しばらく山道を登り、途中で先程の近道と合流してもうしばらく登ると華麗な姿の綾滝が見えてくる、ハズだったのだが前方に見えた綾滝は水量の殆ど無い黒い崖と化していた。 まあ、こんな姿が見られるのも貴重なことだと思いながらしばらく観賞していたが、滝はやっぱり水がないとどうしようもないなあ..というのが結論ではあった。

無名滝
無名滝
oooooo 天狗滝
天狗滝
oooooo 綾滝
綾滝

 千足沢の次は花水の滝に向かう。 この滝の入口は北秋川沿いの道路をさらに上流に行った小岩バス停のすぐ先、北秋川を渡る橋の手前左側にある商店の左脇にある。 以前はほんとに分からなかったのだが、今日行ったら入口には立派な導標が立てられたあった。
 花水滝への道に入るとすぐに民家の庭先、軒下を通ることになり、おまけにあちこちから飼い犬に吠えたてられてあまり気分が良くないが、それもほんのしばらくの我慢である。 小さな沢を越えてしばらくいくと道は次第に沢沿いになってくる。 道はかなりしっかりしているが、小さく崩れているような箇所もあるので注意して進む。
 こんな山道を歩くこと10分程で花水の滝に到着した。 滝は見事な氷瀑と化していた。 凍結具合は7割程度ではあったが、払沢の滝に優るとも劣らない氷瀑である。 水量は払沢の滝よりやや少なめではあるが、落差はほぼ同等と言えるだろう。
 花水の滝の全景を見れば分かる通り、この滝は段瀑となっており、本日確認した限りでは下から20m、10m、30mと3段60mの高瀑となっていた。 もしかしたら上にさらにもう一段あるかもしれない。 下からは最下段しか見えないので、時間があれば対岸の植林帯をよじ登ってみるのも良いかもしれない。

花水の滝
花水の滝
oooooo 花水の滝全景
花水の滝全景

 本日は冬場の滝の素晴らしさをとりあえず味わうことが出来たので満足だった。 できれば払沢の滝が完全凍結する頃に、再び花水の滝を訪問してみたいと思う。

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