〜これまでのあらすじ〜

若狭たけし(わかさたけし)

1974年1月8日札幌生まれ A型
大学2年の夏休みに描いた『コンビニエンス・ライフ』で
小学館第30回スピリッツ賞 奨励賞を頂きデビュー。
なんだかんだ十数年やって、2013年3月現在、
小学館サンデーGX誌で『西向きマイルーム』を連載開始。
2013年は若狭たけし漫画家20周年らしい。
 




■単行本リスト(下にいくほど古いです)■

実業之日本社マンサンコミックス
コミック版『放課後はミステリーとともに』
原作/東川篤哉

「謎解きはディナーのあとで」などでも有名な
東川篤哉さん原作の、高校が舞台のミステリー小説
「放課後はミステリーとともに」を漫画化。
僕を含め5人の漫画家が一篇ずつ描いています。

小学館サンデーGXコミックス
『仮面ボウラー』
全2巻発売中

ひょんなことから喋るハウスボール「フェニックス」と出会い
仮面ボウラーに変身できるようになった女子高生・珠谷倫子が
死なないように頑張るというギャグ漫画。
『働け!メモリちゃん』『博士と助手高生』とこの『仮面ボウラー』で
僕の中で若狭ギャグ漫画初期3部作かなと、うっすら思っています。

集英社ジャンプコミックスデラックス愛蔵版
『本屋さんにききました。』

僕と担当編集者のM氏が実在の本屋さんに行って
「売れる漫画を作るには」を聞くというルポ漫画。
東京や神奈川、京都、北海道などにも行かせていただき
書店員さんと直接会ってお話しするのは貴重な体験でした。
でも京都や北海道に行った回が収録される予定だった2巻が
結局出してもらえなかったという。
取材にご協力いただいたのに、単行本にならなかった本屋さん、
本当にごめんなさい!

集英社ジャンプコミックスデラックス
『働け!メモリちゃん』
現在2巻まで発売中
3巻、いつか出るといいですね、ほんとに

OLが主人公の1話6ページのギャグ漫画です。 面白いですよ。
思えば自身初の純粋な「ギャグ漫画」。
なんだかんだで一番長く関わってた作品かも。
『博士と助手高生』で知ってくださった方、こちらもどうぞ〜。


集英社ジャンプコミックスデラックス
『どんまい!』
(原作:矢島正雄)
新装版:全5巻(5巻はドラマ化の時期に連載再開した新作)

旧版:全4巻

訪問介護士の女の子のハートフルな物語。 泣けます。
NHKで2005年にドラマ化されました。(DVD発売中)
相武紗季さん主演。


小学館ビッグスピリッツコミックス
『サーティーガールズ』
(原作:北沢未也)
全1巻

30歳の独身女コンビのお話。
原作もコメディでしたが更に僕もギャグを足したので
ギャグ多めだったり。



小学館ビッグスピリッツコミックス
『合同ナイン』
全3巻

統合合併することになった2つの高校の野球部の話。
初めての原作無し週刊連載でめちゃくちゃ大変だったような。
そんな精神状態だったからか、ギャグシーンとシリアスシーンの振り幅がでかい。



小学館ビッグスピリッツコミックス
『ラブレター』
(原作:じんのひろあき 書:横溝泰鴻)
全4巻

書道の天才女子高生が主人公のラブコメディ。
初の週刊連載というのもあり、とても思い入れがあります。
主人公・成瀬真琴は僕の漫画の「元気娘キャラ」の芯になっています。
ギャグも多め。(原作に無いギャグを勝手に増やしたりしてた…)
 

※古いモノの単行本は入手困難かもしれません。
書店で注文したりネット通販などを御利用ください。
御迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。




■単行本未収録作品リスト(下にいくほど古いです)■



(2013 3月~ 小学館サンデーGXで『西向きマイルーム』連載)

『あばばばば』
(原作:芥川龍之介)
実業之日本社 漫画サンデー2012年12月4日号
雑誌の「マンガで文学三昧」特集で
芥川龍之介の短編「あばばばば」を漫画化しました。
舞台を現代のコンビニにアレンジして、
ギャグ漫画に仕上げました。

『THE GESTURE』
集英社 ジャンプ改2012年8月号
テレビのクイズ番組のゼスチャークイズに
挑戦した夫婦のお話。
4ページの超短いギャグ漫画で、
好き勝手に描かせてもらいました。

(2012 4月実業之日本社漫画サンデーでコミック版『放課後はミステリーとともに』2号連続掲載)
(2009 8月~2011 8月小学館サンデーGXで『仮面ボウラー』連載終了)
(2009 9月~2011 2月集英社スーパージャンプで『本屋さんにききました。』連載終了)



 

『博士と助手高生』
新潮社 コミックバンチ2008 2月〜2009 1月まで連載
↑タイトルクリックで詳細ページへ
↓こちらで電子書籍版がご購入できます。

電子書籍版『博士と助手高生』



(2007 5月『働け!メモリちゃん』連載終了)
(2005 集英社スーパージャンプで『どんまい!』ドラマ化につき新作短期連載)
(2005集英社スーパージャンプで『働け!メモリちゃん』連載)



『君の空に雪を降らす』
集英社 ビジネスジャンプ2004 No.3

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若手マジシャンとその彼女の、大人のラブストーリー。
『働け!メモリちゃん』連載開始直前だったので
「ギャグじゃないのも描いとこう」みたいな気持ちもあり。
ハッピーエンドですが、直前のネームまでは失恋エンドの話でした。

『アマバン!』
(原作:寺島優)
集英社 Ohスーパージャンプ 2004 5月号

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テレビ局の話。
お台場の某TV局で取材をさせてもらい、
芸能人とかとすれ違ったりしてドキドキしました。


『タマちゃんの夏休み』
集英社 Ohスーパージャンプ 2003 8月号

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中学生が主人公の、ノスタルジックな感じから
ちょっとSFテイストな展開になるお話。
中高生の恋愛話とか描くの好きなんです。
またこーゆーの描きたいなぁ。



『Lalami-Rocket』
集英社 Ohスーパージャンプ 2003 7月号

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空を飛ぶのが夢の女子高生の話。
「ランドセルで空を飛ぶ」という設定自体は昔から考えて温めてました。
発表できて良かったです。
主人公「ララ美」の髪型は『働け!メモリちゃん』のメモリの元になってます。

(2002集英社スーパージャンプで『どんまい!』連載)



『黄金のマッセ』
(原作:青山広美)
小学館 ビッグコミックスペリオール増刊 2001 5/20号

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ビリヤードもの。 伝説のハスラーのお話。
球の位置関係の把握やプレイヤーのポーズの描写に苦労した憶えが。



(2000小学館ビッグコミックスピリッツで『サーティーガールズ』連載)

『ふじさわよしみに会いに行こうツアー』
小学館 別册ヤングサンデー 2000 No.5

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高校生の主人公が顔も憶えていない小学校時代の初恋の女の子に
数年ぶりにいきなり会いに行くという話。
実は僕の高校時代の実話を元にしています。
90%くらい実話です。



『台風娘20(ハタチ)号』
(原作:じんのひろあき)
小学館 スピリッツ増刊 ManPuku!10 1999

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『ラブレター』のその後のお話。
思い入れのある作品だったので「続編描きたいんですけど」と言って
描かせてもらいました。



『クイズ Oh,my God!』
小学館 ビッグコミックスピリッツ 1999 No.43

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女子アナが強盗事件に巻き込まれる話。
気の強い女の子を描くのが好きです。
それまで高校生モノばかり描いていたので
大人を描いたり、あとピストルとか出てくる話を作るのが
新鮮で楽しかったです。

(1999小学館ビッグコミックスピリッツで『合同ナイン』連載)


『スパイク』
小学館 スピリッツ増刊 ManPuku!5 1998

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高校生のバレーボール部の話。
僕が中学でバレー部だったので、バレーの話を描きたいなぁと思っていました。


(1998小学館ビッグコミックスピリッツで『ラブレター』連載)



『殿様バッタ』
小学館 スピリッツ21 1995~1996(全7話)

(画像クリックで拡大)
高校生の陸上部(走り幅跳び)の話。
望月峯太郎先生の「バタアシ金魚」が好きで、そういうの描きたいなぁと
思ったんですが、全然力不足で全然そんな話になりませんでした。
連載当時大学4年で、卒論とこれの〆切りに追われて大変でしたが
初めての連載(月イチ)だったので嬉しかったし楽しかったです。
昔からフキダシに手書きのセリフ載せるの好きだったんですな。

これの直前〜最中にアシスタントとして他の作家の先生のところで
働かせてもらったりして、はじめて「おーこうやって描くのかー」と
思いました。 トーン貼りとか、背景の写真トレースとか。
でも下手なので完全に足手纏いで迷惑かけちゃってました。
大学生だったので僕だけ日帰りにさせてもらったり…
すいませんという思いでいっぱいです。 思いでがいっぱいです(H2O)。
 



『RUN AWAY』
小学館 スピリッツ21 1995 1月号

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高校3年生の主人公男子、そのクラスメイトの女の子、同じくクラスメイトのいじめられっ子
…の3人がそれぞれの進路を漠然と考えながら、あーだこーだする話。
…説明が難しいなぁ…
若手の青年漫画家らしい青春コメディです。
この作品で初めて「原稿料」というものをもらい、
「わープロになったんだなぁ」と感慨深かったです。
ワープロにはなってませんが。
この頃もまだ独学。



『イルカとペンギン』
小学館 スピリッツ増刊 第4回野望大賞に投稿、掲載
大賞受賞 1994 夏頃

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高校のアイスホッケー部の落ちこぼれ主人公と
水泳部のエリート選手の女の子の話。
「野望大賞」というのは、読者投票と審査員投票で順位を決めるという企画(現在はもう無い)。
まだまだ独学で描いてた時代。 トーンの選び方も使い方もほとんど知らなかった…

当時担当さんに「女の子の絵がダメだから、あんまり女の子の話は
描かないほうがいいかも」と言われてました。
この言い付けは『ラブレター』の直前に解除されました。

その後女の子主人公の漫画ばっか描いてんなぁ…
 



『コンビニエンス・ライフ』
小学館 第30回スピリッツ賞に投稿 奨励賞受賞
1993 冬頃(雑誌未掲載)

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コンビニエンスストアでバイトをしている大学生男子と女子高生の話。
絵が下手だなー。
まーその後もたいして成長してないけど。
大学2年の夏休みに、生まれて初めて画用紙にペンで描いた漫画原稿です。
それまでは大学ノートに鉛筆で…でしか描いたことがなく。
「漫画原稿用紙」というものがあることすら知らなかった。
鳥山明先生の「HETAPPIマンガ研究所」を読んで
漫画の描き方を学びながら描きました。
よく奨励賞に引っ掛かったもんだ。

スピリッツに投稿したのは、当時「ツルモク独身寮」(窪之内英策先生)や
「クマのプー太郎」(中川いさみ先生)が好きだったからです。



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