泌尿器科医・木村明の日記


世の中、持ちつ持たれつ②


年休中(春休み中)の月曜日の夜に、うちに帰ってきて、リクエストの手巻き寿司を食べた娘。

娘「親父は何してんだ?」

事務長「北部病院の消化器センターとの勉強会。前立腺生検で出血が止まらないとき、世話になる先生との顔つなぎらしい。」

娘「泌尿器科に紹介しないで、消化器センターに紹介するのか?」

確かに泌尿器科のドクターはよく知っていますから、泌尿器科に紹介するほうが転院まではスムーズですが、

勤務医時代の経験(私自身がやった前立腺生検での出血はあの1例だけです!)から、大腸ファイバーのプロに最初からお願いしたほうが、止血が早いように感じているので。

さて、なんで、今日のタイトルが持ちつ持たれつ②、かというと、ドクターフリッカーに読んでほしいから。

地域医療支援病院は、紹介患者に対する医療提供、医療機器等の共同利用の実施等を通じて、かかりつけ医を支援する病院です。

地域医療支援病院となるメリットの一つは地域医療支援病院入院加算があります。入院初日に1,000点を加算できます。

地域医療支援病院になる要件の一つに地域医療従事者等
(開業医)に対する研修の実施をしていることがあります。

②地域の医師等を含めた症例検討会の開催。

③医学・医療に関する講習会の開催。


開業医と勤務医が一緒に勉強会を開くのは大変です。

勤務医は普段は5時には仕事が終わっています。勉強会は5時半か6時からにしてほしいでしょう。

開業医は7時半に行くのも大変です。

でも頑張って参加しましょうよ。勤務医の先生達が開業医に合わせて7時半まで待っているんですから。

司会の大役、受けましょうよ! きっと役に立ちますよ。

ポリオ出動しても、保険所長もお役人もころころ換わり、評価してもらえませんが、北部病院での勉強会の司会は別格ですよ。

一昨日のドクターフリッカーのブログにほぼ同時間にコメントを書いたドクターMと私。

ドクターMのコメントを読んだ後なら、私も別のコメントを書いていたかもしれません。

7時に診療が終わったら、電子カルテをシャットダウンしないまま、行けば間に合います!帰ってきて残業ですが、2年間頑張ってみたらどうですか?

奥様も、やってみたら、と言っておられるんでしょう?

あの日のブログには「大変ですよ、きっと」とコメントした無責任な、ころころ助言が変わる棒屋でした。

「なら、お前がやってみろ」と言われたら、「4月1日のブログですか?全部うそ!」

4月1日なので、さとちんさんのブログをまず最初に見てみましょう。
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