ベルビルクリニック?:成長が止まるとき
コーナンのフードコートから見える建物には「ベルヴィルクリニック」の文字が。うろ覚えで「ベルビルクリニック」「ヴェルビルクリニック」「ヴェルヴィルクリニック」で検索しても出てくるように、今日はこのタイトルです。広告は無料に限る。
グリーンラインの広告費がかなり高くなることがわかり(半年ごとに更新費を取るなんて、横浜市は強気!)、3月30日開業にあわせた広告は何も出さない事にしました。
4月の診療報酬改定は、再診料の減額は見送られる代わり、管理・処置料は縮小されるようで、開業医にとっては厳しい内容になるようです。
保険診療に関しては3年目ですでに前年実績割れしてしまいましたが、4月からはさらに単価は下がる事になるのでしょう。
単価が下がっても、総収入を増やすには患者数を増やす必要があり、そのためには広告費をばんばん、ということになるのでしょうが、うちはそこそこでやっていく方針にしようかと思っています。
拡大路線ではなく、経費節減路線です。広告費を始め、諸経費を減らして生き残る道を探ります。
ただ、成長が止まると職員の士気が下がるのが問題です。成長していれば、昇進するし、給料も上がります。
成長が止まった企業で定期昇給を継続しようとすると、経費節減を職員にも強要しなければならなくなり、窮屈な職場になっていきます。
読売新聞で紹介されてPSA高値の人が、毎日来られていたときに、グリーンラインの広告の相談を受けていたら、ばーん、と広告を出したかも知れません。
雪のあとで患者さんがまばらな日に、高い見積もりを見せられたら、「無理無理!」って感じです。
拡大路線のクリニックはどんどん大きくなって行き、経費節減路線を選んだクリニックは職員も辞めていき、父ちゃん母ちゃん農業で細々とやっていくことになるのかもしれません。
1日(金)が空いていたので、2日(土)が混むと覚悟していたら、土曜日も暇、その分、週明けが混むかと思ったら、昨日も暇。今日は弱気ブログでした。
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