第2回 Super Drinking Talk in 新宿歌舞伎町

− 付記(4/12/97) −

Page and Plant Talk on InternetのVol.4で掲載した、宴会トークです。
『土曜の夕方早くから、日本酒をひたすら飲む』というのをコンセプトに、大人数で
ひたすら飲み続けました。せっかくの濃い話を全部は覚えていられないことを反省し、
次回以降は顰蹙を買いながらもTapeを回させて頂くことになりました。


●場 所:新宿歌舞伎町 某日本酒専門店 ●日 時:1996年7月13日(土) ●参加者   ・沼田 育美さん(コレクター)   ・Yasさん(テープトレーダー)   ・田中 昌也さん(アマチュアギタリスト)   ・エリック・サックスさん(DATトレーダー)   ・CB本多  <特別ゲスト>   ・木村 泉さん(ZEPPマニア/Yasさんゲスト)   ・朝賀 朋宏さん(テープトレーダー/田中さんゲスト)   ・海老原さん(ZEPPマニア/Yasさんゲスト)   ・Dianne Hoogendoornさん(オーストラリア在住ZEPPマニア/エリックさんゲスト)   ・鈴木 隆彦さん(写真家/木村さんゲスト?) ●言い訳  当日は席の配置上、海老原さん、Dianneさん、鈴木さんとあまりお話しができませんでした。  そのため、この方々との会話部分が収録できてません。
「まずはごあいさつ」 (本)「今日は盛況だったVol.3の打ち上げということで、かくもたくさんの方々に     お集まりいただき、ありがとうございます。     田中さんは後から合流されるそうなので、早速始めちゃいましょう。     完全ワリカン制なので、皆さん損をしないように注文して下さい」 (ここでしばし歓談。ビールから日本酒にスィッチし、水のように飲み始める。)
「興信所の人みたい(笑)」 (本)「ところで、エリックはVol.3で登場してもらったんだけど、例の20CD-BOXの     オファーは来た?」 (E)「いやー、全然来ないヨー!(笑)」 (本)「ありゃ、残念(^^;) まあ、あれは人気あるから、なかなか手放す人は少ない     だろうね〜」 (木)「え、そんな、募集みたいのもホームページでしてるの?」 (本)「あ、木村さんはホームページを見れない環境でしたっけ?」 (木)「ええ、パソコンはあるんだけど、モデムは付けてないの。     電子メールもできない環境で、情報はYasさんや田中さん経由ですね」 (本)「これが前回のVol.3のハードコピーなんですけど(と見せる)」 (木)「へ〜(ペラペラ)....なんだか、細かいこと書いてますね〜」 (Y)「あ、本多さんは1st-Legを全部通して聴いて、『TSRTSのSoloがいつから違う』     とか、そーいうのを調べてるヒトですから(笑)」 (木)「なんか、興信所の人みたい(笑)」 (本)「い〜んです、世間に認められなくても(笑)     地道な努力がいつか実を結び、小さな川が海となり...」(以下省略)
「民生機で充分(笑)」 (本)「浅賀さんは田中さんのスペシャルゲストですね。今日のメンバーはみんな面識     はないんですか?」 (Y)「あ、私は浅賀さんとは一回トレードしましたよ」 (浅)「そーでしたね。あと、エリックとはトレードの話をメールでしたことがあります」 (E)「そーそー。浅賀サン、知ってます!」 (浅)「でも、あっさり断られましたけど(笑)」 (全)「わはは(笑)」 (本)「まー、エリックは、DATクローン以外は基本的にはトレードしないですからね〜」 (E)「そーそー(笑)」 (浅)「でも、最近ようやくDATを買ったんです。田中さんに機材やテープの事など、     色々教えてもらいまして」 (沼)「私も田中さんに、業務用のカセットデッキを薦められましたよ」 (本)「田中さんらしいですね〜(笑)浅賀さんも業務用ですか?」 (浅)「いえ、もう、民生用で充分です(笑)」 (本)「沼田さんも、DATでクローンを作れる環境があるんですか?」 (沼)「えへへ、実はあるんですよ。会社にはCD-Rもあるし」 (本)「う〜ん、マニア筋は、みんなデジタルに移行してるんですね(^^;)     私はアナログで、細々と続けていきます...」(思わず日本酒を追加する)
「Luis Reyとマブダチ?」 (本)「浅賀さんと言えば、Luis Rey氏のLIVE本に、日本人で唯一Special Thanks toと     して載ってるという凄い方ですよね。どういったお知り合いなんですか?」 (浅)「あー、彼にはですね、何本かテープを送ってあげただけですよ」 (本)「トレード仲間、ということでしょうか?」 (浅)「と言うか、ぼくが一方的に送ってた、と(笑)     彼のLIVE本のファンだったんですが、1st editionが出た後もどんどん本に載ってない     ソースがブートCDでリリースされてまして。それで、『これは2nd editionの資料になる     のでは?』と思い,どんどんブートCDを買ってそれをtapeに落とし,せっせと送ったん     です」 (本)「彼の住所はどうやって調べたんですか?」 (浅)「LIVE本を出版してるHot Wax社に送ってました」 (本)「なるほど。で、Luis Rey氏からのリアクションはあったんですか?」 (浅)「ええ。『tapeありがとう。でも君が送ってくれたものは既に持ってるよ』って(笑)」 (本)「ありゃ(笑)」 (浅)「まあ,そんな訳で、2nd editionの執筆自体にはあまり役に立たなかったようです。     でも,ぼくが送ったテープで2nd editionに載らなかったソースもあるんですよ」 (本)「ほー、それは?」 (浅)「73年のベルリンのSBとか,72年のLA Forumのアンコールとかです」 (本)「ふむふむ。じゃ、3rd editionでこれらが載ってたら、それは浅賀さん提供音源という     可能性が高いと?」 (浅)「ええ、楽しみです(笑)」 (本)「あと、何かエピソードはありますか?」 (浅)「2,3回手紙のやりとりがあったんですが、『tapeを聴き比べながらそれをまとめたり     するのは非常に根気のいる作業だ』と言ってたんですよ。それで『リラックスして下     さい』と一筆添えて、日本茶とよーかんを送ってあげたんです(笑)」 (本)「おお!(笑)それはグレートな攻撃でしたね」 (浅)「LIVE本でぼくの名前を"Special Thanks to"にしてくれたのは、tapeよりもこっちの     方に対するお礼なのではないかと(笑)」
「田中氏、登場」 (ここで、田中氏登場) (全)「おお!」 (本)「よくわかりましたね、この場所!」 (田)「住所がわかってたんで、なんとか。は〜、疲れた...」 (本)「お疲れ様でした。ま〜、一杯...」 (田)「本多さんのPHS、全然鳴らないんだもん!参っちゃいましたよ」 (本)「あ、電源切ってたわ(笑)うそうそ!     この店、地下だから電波入らないみたいですね」 (田)「あ、本多さん、初めまして、ですね」 (浅)「え、そうなんですか?」 (本)「あはは、田中さんとは今日が初対面なんですよ」 (木)「なんか、日本公演のテープを、ホームページに載せたいからくれって言ったん     でしょ?」 (本)「そー、東京最終公演で録音に失敗しまして(笑)     Digital Graffitiで持ってそうな発言をしてたんで、おすがりしたんです」 (田)「いきなりメールをもらって、困ってそうだから速攻で送ったんですよ」 (本)「他にも何公演か頂いたんですけど、『あれは仮MIXだったから』って、リマスター     し直したのをまた頂いたという(笑)」 (全)「う〜ん...」 (田)「音にはこだわりがありますよ。REMIXはもちろん、不完全なtapeを組合わせて、     より完全な音源を作ったりとかしてますから」 (本)「え!作っちゃうんですか、別の音源を?」 (全)「う〜ん...」
「Sheffield公演が良かったですね」 (本)「えー、Vol.4はEuroツアー特集を予定しているんですが、木村さんはEuro公演に     行かれたという噂なんですが....」 (木)「ええ。Milanと、Glasgow, Shefield, Dublin, Birmingham, Londonと6都市に     行きました」 (本)「でー!そりゃ凄い!どこが一番良かったですか?」 (木)「うーん、難しいですね〜。日本公演に比べると、どれも見劣りするからね〜。     強いて言えば、Shefieldかな?」 (本)「ふーむ、確かにTight but Looseのレビューでは点数が高かったですよね」 (木)「一番印象に残ったのはMilan!野外で、ず〜っと雨降りで。     地面がぐちゃぐちゃになってるもんだから、みんな売店から樽を借りてきて、     その上に立って観てました(笑)ワイルドでしょ?」 (本)「つらそ〜!VIDEOとか見てる限りでは天気が良さそうな感じなんですけどね〜」 (木)「そうよ(笑)大変だったんだから」 (本)「Milanはフェステイバルなんですけど、ペイジ・プラントはトリだったんですか?」 (木)「The Cureがトリで、ペイジ・プラントはそのひとつ前でしたね」 (本)「う〜ん、かの地ではThe Cureの方がメジャーなんですね...」 (木)「そりゃー、しかたないですよ(^^;)     でもね、ペイジ・プラントのステージが終わったら観客がど〜っと減りましたから、     ペイジ・プラントを見にきたお客は多かったと思いますよ」 (本)「そーですか!うんうん...(納得する)     ところで、Euroのチケットってどんな感じなんですか?」 (木)「う〜ん、色気がないっていうか、コンピュータで打ち出した共通なチケットですね。     あ、Yasさんなんか、私のチケットを全部コピーに撮ってるんだよ!、も〜」 (Y)「いや〜、マニアとしては基本でしょう(笑)     エリックなんか、ブートの版下を集めてるくらいだし」 (全)「え〜〜!!」 (E)「そう(笑)集めてるヨ、最近」 (本)「なんだかな〜、凄いっていうか...」
「PRESENSE、許すまじ?」 (本)「最近のトレーダー筋の話題と言えば、PRESENSE氏の問題ですかね?」 (田)「奈良のOさん、もの凄く怒ってましたよ!tapeを送ったのに全然向こうから送って     来ないって」 (本)「つまり、このPRESENSEなる人物は、ありもしない音源をあると偽って、他人から     Audio TapeやVideo Tapeを騙し取っていると?」 (Y)「そう!アメリカのSなんか、10本以上送っちゃったんだって」 (本)「Sさん、人が良いからな〜間違いも多いけど(笑)」 (田)「PRESENSEのトレードリストもウソばっかり!音源のGenerationなんか、相手毎に     内容が違ってたりして。     こっちはみんな知り合いなんだから、そんなのすぐバレるっての!」 (本)「トレーダー・ネットワークをなめていたんですね〜」 (Y)「この件については、Oさんが代表で抗議文をDigital GraffitiにUPするそうですよ」 (本)「いや〜、皆さん、変な相手には気をつけましょう」
「売り切れた途端に数倍ってのは...」 (田)「今、Taranturaの"Please Please Me"を探してるんですよ」 (沼)「私も!あと"Thunderstorm"と"Get Back To L.A."が集まれば完璧なんですけど」 (本)「"Thunderstorm"、たま〜にIkoIkoに中古で出ますよね。○万くらいで」 (沼)「高いですね〜、定価の何倍?」 (本)「自分の店で売ってたCDを、絶版とか言って数倍の価格をつけて店に並べるっていうのは、     どう考えてもおかしいですよね。     次回作を売り切るためのハッタリとしか思えないんですが」 (沼)「やっぱり、親切なマニアの方に適価で譲って頂くことを期待しましょう」 (田)「もう、オレの『夕月』も○○万くらいで売ってやろうかな?」 (E)「多分、売れるヨ、それ」 (田)「コペンハーゲンだったら○万だ!いや、それ以上か!畜生!」 (沼)「切れてますね〜(笑)でも、誰か売ってくれないかな〜」
「PRESENSEならきっと持ってるヨ(笑)」 (田)「そ言えば、Taranturaの"Plays Pure Bob"ってブートがありますよね?」 (本)「'69年Texas Pop Festivalの、Audience音源ですね」 (田)「あの音源って、演奏前にハープでチューニングしてる部分が収録されてるんだけど、     Soundboard音源のブートではCUTされてるんですよ」 (沼)「そーでしたっけ?」 (田)「そうなんですよ。で、誰かCUTの無いSoundboard音源って持ってません?」 (Y)「いや〜、私は持ってないな〜」 (E)「う〜ん、それって、存在してないんじゃないカナ?」 (本)「田中さん、作っちゃえば(笑)どっかの日のtapeつないで」 (田)「いや、だったらオレが吹いちゃうよ、ハープ!     絶対バレないような、完璧なのを作れる自信はあるね」 (E)「いや、そんなことしなくても、PRESENCEならきっと持ってると思うヨ」 (全)「わはは(爆笑)」
− 感想 − 性懲りもなく、宴会トークをお届けしました。 当日は総勢10名の大所帯!17時半から23時半まで3軒のお店をはしごするというビッグな ツアーでした。席が遠かった方々と、ほとんど会話できなかったのが心残りです。 次回はどんな風になるんでしょうか?予想がつかない展開です。