Editor's Talk 99/05

Editor's Talk 99/05


Monologue-99/5/16(Sun) 『The Crunge』 ・先日買ったシンセにハマっている私です。いや〜、結構奥が深いですよ。 ・音色プリセット型ではあるんですが、それぞれの音にワウやポルタメント等のフィルターが  かけられますので、自由度はかなりあるのです。色々いじくっては過去の音源のサウンドを  分析しています。 ・ちなみに、ZEPPもアルバムでは意外にシンセを多用してますよね。  特に「Houses of the Holy」に収録されていた「The Crunge」は、スティービーワンダーを  彷彿させるCoolなシンセ音がいい味出しているんですが....。  あれってジョンジーが弾いているとは思うんですが、シンセはどんな機種を使っていたんで  しょう? ・リットーミュージックから出版された「ヴィンテージ・シンセサイザー」というムック本に  英国のシンセ製造会社であるEMS社の開発者のコメントが掲載されているのですが、その中  に「多くのグループがEMSの機材を購入していったけど、使ってる人は少なかったようだね。  Rolling Stones、Deep Purple、Led Zeppelin....」と、我がZEPPの名前が出てきます。  このコメントより、EMS社のシンセをZEPPの誰かが所有していた可能性は大です。 ・EMSは「マトリックスパネル上の穴にプラスティックのピンを指して音色を作る」という、  英国らしい(?)非常にユニークなシンセを作っていた会社です。ただ、この会社のシンセは  鍵盤がオプションで、ほとんどのミュージシャンは本体のつまみを回してウィンウィ〜ンと  いうサウンドエフェクトを出すのに使っていたそうですから、The Crungeのようなリード演  奏に使われたかどうかは大いに疑問があるところです。 ・「Houses of the Holy」のレコーディングには1972年春から夏にかけてであり、この時期に  入手できたEMS以外の有名シンセと言えばMini-Moog、ARP Odysseyです。やっぱ、普通に考  えればこのどちらかだったのではないでしょうか? ・何かの記事で「ARPシンセを使っていた」っていうのを読んだ気がしたんですが、ベンダー  の感じからはMini-Moogくさい気もします。う〜む、ご存知の方は教えて下さい。  
Monologue-99/5/15(Sat) 『下北・再襲』 ・こちらに書き忘れていましたが、MR.JIMMYの次回LIVEが決まったそうです。  7/25(日)下北沢のCLUB251だそうで、この会場でのLIVEは2年ぶりです。 ・共演はWHITE SNACKで、名前から想像される通りWHITE SNAKEのコピーバンドさんです。  先日のくりそつデビカバさんにどう対抗するか?これまた見物です。  開場17:00、開演17:30で、MR.JIMMYの出演は19:00頃から、2時間位の演奏予定だそうです。  新婚アツアツであろう栗川氏を、みんなで冷やかしに行きましょう(^^)
Monologue-99/5/13(Thu) 『ミーハー列伝』 ・昨日は赤坂の某テレビ局の技術展に行きました。  インターネット応用技術や来るべき地上波デジタル時代への取り組みを紹介する展示会でし  たが、展示の立派さにまず驚きました。スタジオセットを思わせるパネル展示は、聞く所に  よれば美術スタッフによる手作りだったとのこと。う〜ん、自前でできる体制なんですね。 ・自前と言えば、女子アナさんが説明員をやられていたのには仰天でした。「○様のブランチ」  で活躍中のあの方や、今や「日本民放の宝」と言って過言ではない△進さんにもバッチリお  会いできたという....(いや〜美人だった)。 ・同行した営業さんとロビーの喫茶店で余韻に酔いしれていたら、隣のテーブルで談笑してい  たのがタレントの三井ゆりさん。本物はテレビや雑誌で見る数倍は美人でした。 ・こういう時に限って、デジカメを持って行ってないんですな(^^;)残念残念。
Monologue-99/5/11(Tue) 『シンセ、届く』 ・突然ではありますが、シンセを買ってしまいました。  米ARP社の「PRO-DGX」というアナログ・モノフォニックシンセで、おそらく20年近く前に生  産されたものです。いわゆるヴィンテージものですな。 ・30種類の音色をスイッチで切り替えるという「プリセット型」で、同社のベストセラー機種  である「PRO-SOLOIST」のマイナーチェンジ版です。  ホントはSOLOISTの方が欲しかったんですが、なかなか市場に出回らないこともあって、DGX  の方で手を打ってしましました。サウンドは両者とも同じで、音色セレクターがDGXで電子式  に変更されてるだけの違いです。 ・日本製に共通するプラスチック然とした安っぽさと違い、メタリックで風格あるルックスが  なかなか気に入っています。さらに「側面が皮張り!」。これがお洒落なんです。 ・GENESISのピーター・バンクスやWINGS時代のリンダ・マッカートニーがSOLOISTの方を愛用し  ていました。LIVE盤「WINGS OVER AMERICA」3曲め「JET」でのシンセがこれです。 ・ただ、私がこのシンセを欲しかった理由は....日本の某バンドが70年代にバリバリに愛用し  ていたからなんですな。演奏中にすばやく音色切り替えができる、当時としては唯一のプロ  用シンセだった訳でして、数々の音源でその活躍を耳にすることができます。 ・ちなみにARPのシンセはMOOGに比べてピッチが非常に安定しているそうです。そのせいなんで  しょうか?ピッチを調整するつまみが付いていないんです(^^;)今のところはピッチも問題な  さそうですが、さて、狂ったらどうしよう?
Monologue-99/5/7(Fri) 『久々』 ・久々に新規入荷です。 PAGE PLANT 11/20/98 ZURICH 122M (DAT Master>DAT2) AU A-  昨年秋のEuro Tourからの1本です。98年US 1st-Legを集め終わるまで、次のTour音源には  手を出さないように心掛けていたのですが....やっぱり耐えられませんでした(^^;)  冒頭録音レベルが安定しませんが、クリアで残響の少ない音源です。
Monologue-99/5/5(Wed) 『深大寺そば』 ・皆様は連休を如何お過ごしでいたでしょうか?  私はと言えば、都内をぶらぶらして過ごしてしまいました。 ・ヒマにあかして「普段は行かないところに行こう!」とそれなりに思い立ち、行ったところ  のひとつが....深大寺。吉祥寺からバスに揺られて約20分、三鷹の先にあるお寺さんです。 ・深大寺そのものは江戸時代の創立で、京都人に言わせれば「ああ、最近できたの?」ってく  らいの歴史の浅さ。建物も大正以降に建て直した、言わばレプリカ。  歴史的価値には大いに疑問がある、単なる木っ端寺でした。 ・で、なんでわざわざそんなところに行ったかと言うと、「深大寺そばが食べたかったから〜」。  「また食いもんの話か!Editor's Talkは、出張と食いもんの話題しかないのか!」とお怒り  の貴兄。その通りです(笑)ほっといて下さい。 ・門前に何軒もあるそば屋が、「深大寺そば」と大書きした赤いのぼりをぶち立てていました。  私も名前を聞いたことがあるだけで、どんなそばかは全然知りません。取りあえず入った一軒  で、迷わずこの「深大寺そば」を注文しました。値段は600円。高いんだか安いんだか、判断  に迷う値段です。 ・待つこと10数分。ようやく出てきたのは.....ざるに乗った冷たいそばと、そばつゆが入った  小振りの猪口、薬味のねぎとわさびが乗った小皿。要するに「もりそば」です。  あえて違いを言えば、手打ちでそばの太さが不揃いだったのと、そばつゆが異常に薄味だった  ことくらいでしょうか。まぁ、蕎麦好きがあえて足を向ける程のものではありませんでした。 ・ひょっとして、「深大寺の側(そば)で食うから深大寺そば」?。謎は深まるばかりです。