Editor's Talk 2001/08

Editor's Talk 2001/08


Monologue-8/19/2001(Sun) 『CD-R』

・このところ御報告を怠ってましたが、我が家の電脳状況は急変してまして、
 今年に入ってからノートパソコンが2台も増えてしまったのです。
 どちらもCD-R内蔵型のため、あえて手を出さなかった「音楽CD-R作り」に
 突入しつつある状況です。

・とは言いながら、アナログテープからCD-Rまで持ってくるのは、かなりの
 手間がいるんですな。まず歪まないようにパソコンのサウンドボードから
 読み込んで、出来上がったWAVファイル(45分で500MB近くになる)を曲毎
 に分割する必要があるんです。レベル調整などを施して、最後にCD-Rに書
 き込むという手順で、カセット同士のダビングに比べると3倍くらい手間
 がかかるのではないでしょうか?(慣れないせいもありますが)
 「曲間でブランクが空いたらどうしよう?」と不安でしたが、ディスク・
 アット・ワンスという書き込み設定をすると、ぴったり曲間ゼロで繋がっ
 て聞こえるんですな。これには感動しました。

・ということで、昔のアナログテープで「そろそろ危ないな〜」というもの
 から、少しずつCD-Rに保存して行こうと思ってます。

・で、手始めに作成したのが、日本のプログレバンド「新月」のLIVE音源。
 これは会社の先輩が1979年と1980年に録音したマスターを譲り受けたもの
 で、120分テープということもあり、「いつ切れてもおかしくない」危険な
 状態でした。これは何とかせねばと思っていたところ、たまたまトレード
 でこの音源を所望されたこともあり、「いい機会だからCD-Rに焼こう!」
 ということになった次第です。一度CD-R化してしまえば、後はCD-Rへのコ
 ピーはボタン一発。実に簡単なものです。

・押し入れを整理していると、見なれないカセットテープのケースが3個。
 タイトルをチェックすると、私の音源リストには載っていないことが判明。
 あわてて過去メールをチェックすると、1999年11月にアメリカの方とトレ
 ードしたものでした。そのころは渡米目前(コラムの項をご参照)という
 こともあり、整理し忘れていたんですな、これが。いかんです。

//ASIA//
08/20/83 FOREST HILLS 85M (Master Cas>Cas) AU B

//RAINBOW//
11/12/75 NEW YORK     80M (Master Cas>Cas) AU C+
11/14/75 LONG ISLAND  80M (Master Cas>Cas) Au C

・どれもマスター落としでレア物なんですが...音が悪い!
 ASIAは歪みありつつもビビットな音質なのですが、残り2つがひどい。
 バリバリ歪んでて、録音レベルも低いんです。まぁ、演奏内容が判るとい
 う程度のものですな。
 ちなみにこの時期のレインボーはUFOと一緒のUSツアーで、レインボーの
 方がヘッドライナーだったそうな。「レインボーはアメリカでは人気がな
 くて前座だった」という勝手な思い込みをしてたので、意外な感じです。
 (ファンの方、ごめんなさい)

Monologue-8/7/2001(Tue) 『軽井沢シンドローム』

・この週末は軽井沢に行って来ました。
 煮えたぎる都内の猛暑から脱出するのが目的でしたが、これが寒いのなんの
 って!都内もこの数日は過ごしやすかったそうですから、何のために行った
 のやら...。

・行き帰りは新幹線、現地ではレンタカーと自転車というマルチ〜な旅で、短
 いながらも色々見て回れました。

・軽井沢銀座ではタレントのYOUさんに遭遇しました。
 ジャムの有名店で帽子をかぶった小柄な女性がいて、「どっかで見た顔だな
 〜」と思ってたら、店員さんに注文するアヒルのような声ですぐ判りました。
 モデル顔の旦那様と人形のような可愛い娘さんが一緒で、芸能人オーラ丸出
 しでした。

 で、このまま店を去れば格好良かったんですが、「○○さん!」と店員さん
 に本名で呼び止められるYOUさん。どうやら郵送伝票に書いた住所が不備
 だったようで、しっかりと住所を復唱されていました。おかげで、店にいた
 客全員に、YOUさんの本名/住所が公表されてしまった訳です。あらら。

・軽井沢と言えばやっぱり「軽井沢シンドローム」。80年代に人気を博した
 コミックで、軽井沢の街を舞台に繰り広げられるラブ&暴力(?)は田舎住
 まいの私には長年のあこがれでした。

 そんな私が軽井沢で必ず行くのは、喫茶「古月堂」。作品中の主人公達がた
 むろする喫茶店「ら・くか」のモデルとなった店で、そのアットホーム、悪
 く言えばダサダサな雰囲気がたまらなく郷愁を感じる場所です。

 かなり老朽化しており、あと何年かすれば建て替えられてしまうのは必至。
 興味のある方、行くなら今のうちですよ。(神保町のとんかつ屋「駿河屋」
 も、そういう店のひとつですな)


定宿(?)「ホテル鹿島の森」の庭
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