前準備
1) cygserverの起動
「/usr/sbin/cygserver &」と入力します。「cygserver: Initialization complete. Waiting for requests.」と表示されるので「Enter」を入力します。「ps」と入力してcygserverが動いていることが確認できます。

Owner@FMIL002 ~
$ /usr/sbin/cygserver &
[1] 1744

Owner@FMIL002 ~
$ cygserver: Initialization complete. Waiting for requests.


Owner@FMIL002 ~
$ ps
PID PPID PGID WINPID TTY UID STIME COMMAND
1436 1 1436 1436 con 1003 17:21:48 /usr/bin/bash
1744 1436 1744 1832 con 1003 17:31:00 /usr/sbin/cygserver
1440 1436 1440 1264 con 1003 17:31:04 /usr/bin/ps

2) postmasterの起動
「/usr/bin/pg_ctl -D /usr/local/pgsql/data -l logfile start」と入力してPostgreSQLを起動します。

Owner@FMIL002 ~
$ /usr/bin/pg_ctl -D /usr/local/pgsql/data -l logfile start
postmaster successfully started

3) データベースの作成
「createdb mydb」と入力してデータベースを作成します。
(PostgreSQLの設定の節で既に行っている場合は行う必要はありません。)
Owner@FMIL002 ~
$ createdb mydb
CREATE DATABASE
2節  psqlでのSQL実行 2章 ツール入門
CygwinでPostgreSQLが起動に失敗する不具合がありますのでパッチをあてます。
具体的にはC:\cygwin\bin\cygwin1.dllをダウンロードして解凍した新しいファイルで上書きします。
SQLの実行
ここからは、下のサイトの[I. チュートリアル]-[第 2章SQL 言語] を参照しながら進んでください。
ここでは上記サイトの各節の補足説明を記述します。

http://www.postgresql.jp/document/pg745doc/html/


2.1. 序文

必要な操作はありませんので読み進んでください。

2.2. 概念

必要な操作はありませんので読み進んでください。

2.3. 新しいテーブルの作成

チュートリアルのコマンドをコピー&ペーストでpsqlに入力してください。
コマンドを入力してもなにも起きない場合は、最後に「;」を入力しわすれていないか確認してください。
DROP TABLE tablename; 今の場合は DROP TABLE weather; を行う必要はありません。
もしDROPしたらCREATEし直してください。
2.4. テーブルに行を挿入

チュートリアルのコマンドをコピー&ペーストでpsqlに入力してください。
但し、

COPY weather FROM '/home/user/weather.txt';

とありますがこのデータファイル(weather.txt)は配布されていないようです。手で作成する方法もあるかと思いますが
とりあえず変わりに下の2行を入力してデータをINSERTしてください。

INSERT INTO weather VALUES ('San Francisco', 43, 57, 0, '1994-11-29');
INSERT INTO weather VALUES ('Hayward', 37, 54, NULL, '1994-11-2');

2.5. テーブルへの問い合わせ

チュートリアルのコマンドをコピー&ペーストでpsqlに入力してください。

説明は以上ですのでチュートリアルに沿って節を進めてください。

後処理
毎回「1章 インストールと設定」「3節  PostgreSQLの設定」の「8) Postmasterの終了 」と「9) cygserverの終了 」を実行してからCygwinを閉じてください。
Owner@FMIL002 ~
$ /usr/bin/pg_ctl -D /usr/local/pgsql/data -l logfile start
postmaster successfully started